
先日、マイカーが納車になったので早速、無線設備も移行しました。
本当に最近の車は、アンテナを設置できる場所が少なく苦労します。
私のマイカー(ホンダ インサイト)も同様で、適当な場所が無くさりとて車体に穴を空ける勇気も無いためマグネット基台を屋根にくっつけて使う事にしました。
それは仕方ないとしても、次にRigを設置して通勤時しばらく様子をみたところ、どうゆう訳か144MHzに無音ノイズが出て(S3-9++)おりノイズレベルより弱い信号は受信できない状態が確認されました。
特にハイブリット用の100Vバッテリーにチャージしている時はRigのSメーターはフルスケールの状態でとても安定したQSOはできない状態でした。
ハイブリットカーでHF帯にQRVするにはそれ相応の対策が必要と聞いてたものの、V/UHF帯の場合は影響が無いとの事だったので安心していたのですが、対策をとらなければならなくなってしまいました
Rigの電源はバッテリー直結のため、電源ラインからの混入を疑いシガーソケットに切り替えてみましたがまったく変化無しだったので、今度は電源ラインに市販のノイズフィルターを入れてみましたがこれもほとんど変化はありませんでした。
いろいろと試行錯誤を繰り返しながら、最後はアンテナを外してみたところ、ノイズが出なくなりました。
どうもアンテナラインからの混入が疑われるので、マグネット基台を屋根から外してアンテナを付けた状態で位置を探ってみたところ、場所によってノイズレベルの変化(0-S9++)がみられました。
車体の左半分の部分が特にノイズレベルが高く、右隅に移動するほど低くなる事が確認されました。
したがって、車体の中心から左側はノイズレベルが高くアンテナの取り付けができない事がわかったので、一番ノイズレベルが低い(ほとんど出ない)右側トランクリッドに取り付ける事にしました。
正直、アンテナの設置場所としてはあんまり効率の良くないこの位置に取り付けたくなかったのですが、これ以上の対策は不可能と判断し妥協する事にしました。
話には聞いていましたが、ハイブリットカーへの無線設置はなかなか手強いようです。