数ヶ月前ですが、ローカル局からIC-7000の送信音質をモニターしてもらいました。
結果は、SSBに関してはソフトな音質で癖が無いとの事でしたが、FMに関してはSSB同様ソフトな音質だが、少々こもったような感じで聞こえ、通常使用しているV/UHF帯専用機(IC-910)と比較すると明らかにメリハリ(パンチ力)に欠けるとの事でした。
IC-7000は完全なDSP機なので、音質がマイルドになるとは思っていましたが、予想通りの結果でした。
やはり昔から言われているように、送信音質ばかりでなく基本性能も含め一台でHF帯からUHF帯までというのは無理があり、どちらかに偏ってしまうようです。
7000の場合は、基本性能と送信音質に限って言えば、HF帯とSSBを重視したRigだと思います。
しかし、さすがにSSBの送信音質は良いようです。特に付属のハンドマイクを使うとたいへんFBです。
音質チェックをする前は、急な移動運用の時にも積み込みの手間が省け楽なので、モービルに積もうかとも思いましたが、通常モービルからはほぼ99%、V/UHF帯FMにしかQRVしませんので、思いとどまる事にしました。