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趣味の世界

私の趣味(主にオートバイ、アマチュア無線)を掲載しています。

懐かしの無線機 FT-901D

2010年02月24日 | アマチュア無線無線機


昔、初めて購入した真空管のトランシーバーがヤエスのFT-901Dです。

 私が開局した時は、HF機はすでに真空管からトランジスターに移行していましたが、まだまだTS-830、TS-530、FT-101、FT-901等の真空管トランシーバーが主流でした。

当時、あまり中古品が出回っていなかった事もあり、所有する事ができなかったのですが、それから15年位してから、一度は使ってみたいと思うようになり中古品を探していたところ、ネット販売でヤエスのFT-901Dが手頃な価格で売りに出されているのを見つけたのです。

本当は、TS-830が欲しかったのですが人気があったせいか、けっこうな価格で取引きされており、予算オーバーだったので購入できず、FT-901を購入しました。

購入したFT-901は安くて程度も良かったのですが初期型で、VFOダイヤルが逆回し(左回し)仕様になっていました。(その後不評で元に戻ったようですが...)

初期型が逆回しである事は承知していたのですが、それまで右回しに慣れていたので、なかなか慣れず特に慌ててている時は、しょっちゅう逆に回してしまうという操作ミスをしていました。

しばらく使っていると、送信すると受信感度が著しく落ちてしまうという不具合が出てきたので調べたところ、どうも経年変化で送受信リレーに接触不良があるようなので、リレーを交換してみたところ症状がでなくなりました。

真空管式のトランシーバーは、製造からかなりの年月が経過していますので、灯を入れず長期間保管しておくと必ず出る症状のようです。

真空管は6146Bという球を使っていました。

トランジスタ機と違い、電源を入れてチューニングをとるという動作が入りますが、これがまた味があっていいなぁと思います。

 

 

 


懐かしの無線機 IC-271

2010年02月23日 | アマチュア無線無線機


開局してからしばらくすると、転勤族の宿命で住宅事情の関係から、HF帯のアンテナを上げる事ができなくなり、HF帯の運用は諦めざるえなくなってしまいました。

 しばらくは144MHz帯だけでがんばろうという事で、長く使える144MHz帯の固定機を購入する事にしました。

数ヶ月間、カタログを穴があくほど眺めて検討した結果、購入したのがIcom社のIC-271という10Wのオールモード固定機でした。

大きな筐体で、いかにも固定機という感じで、さらにオプションでしたがプリアンプや電源を内蔵する事ができる本格的なトランシーバーでした。

その後144/430MHz用のトランシーバーに買い換えるまでの数年間、たいへん活躍してくれました。

当時は、まだ144MHz帯が全盛で、局数の多い1エリアや3エリアでは空き周波数が確保できないような状況でしたが、ゼロエリアではまだ空き周波数が確保できていたので、あえてUHF帯(430MHz)にQRVする局はほとんどありませんでした。

当時は、UHFはVHFより飛ばないといった先入観があったので、無理して430MHz帯まで上がる必要が無く、144MHz帯のモノバンダーで充分楽しめました。

かなり年数が経過していますが、まだ時々、ハムショップやネットオークションで見かける事があります。


懐かしの無線機 F-850

2010年02月21日 | アマチュア無線無線機


この無線機は、昔、弟が所有していた杉山電気製作所というメーカーのF-850というオールモード機です。

 当時としては珍しく、HF帯からVHF帯の50/144MHz帯までカバーするオールバンダーでした。

オールバンダーは、今でこそ当たり前になってきましたが、当時はまだ、アイコム社やトリオ(現ケンウッド社)からはこのような製品は販売されていませんでした。

144MHz等のFMモードは、専用機と比較するとやや受信能力が劣っていたようですが、他のモードはまったく問題は無かったようでした。

記憶が定かではありませんが、10W機で電源も内蔵されていたように思います。

当時、私は住まいの関係で、ローバンドのアンテナが設備できなかったので、弟がこのF-850に7MHzのフルサイズダイポールを張って、10W出力でありながらパイルを抜くのを聞いていて羨ましく思ったものです。

販売台数が少なかったのか、今ではほとんど見られなくなりました。

 


懐かしの無線機 TR-7500GR

2010年02月20日 | アマチュア無線無線機


私が開局した時に初めて購入したモービル機が、トリオ(現ケンウッド)のTR-7500GRです。

 開局後しばらくは、IC-290を固定とモービルで共用していたのですが、面倒になってきたのでモービル専用機を購入する事にしたのです。

当時は、お金が無かったので新品は買えず、中古品を探していたところ、たまたまTR-7500GRが見つかり購入しました。

中古品でも当時、35,000円位したように思います。

1978年発売で、新品価格は64,800円だったので、モノバンダーのFM機としては高価だったと思います。

今であれば35,000円の予算があれば新品の2バンダーを購入できる価格です。

当時のモービル機は、今のモービル機と比較すると筐体も大きく、セパレートにもできませんでしたので取り付け場所には苦労しました。

かなりの年数が経過しているため、ネットオークションでもめったに見かけなくなりましたが、通信機らしいスタイルでけっこうお気に入りでした。


懐かしの無線機 TS-130V

2010年02月19日 | アマチュア無線無線機


私が開局して初めて購入したHF帯用のトランシーバーが、トリオ(現ケンウッド)のTS-130Vでした。

当時、中古のフルセット(外部VFO、スピーカー、電源)がたまたま安く売りに出されていた物を購入しました。

オートアンテナチュナーやスピーチプロセッサー等は搭載されておらず、シンプルな操作体系で、大きさも割とコンパクトなトランシーバーでした。

確か真空管とトランジスターの過渡期に製造された同社のTS-120の後継機だったように思います。

当時は、転勤先で借家住まいだった事もあり、満足なアンテナを上げる事ができなかったので、その性能を充分に発揮する事はできませんでしたが、HF帯の雰囲気をそこそこ楽しませてもらいました。

TS-120TS-130は、今でも時々オークションにも出品されているようです。