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趣味の世界

私の趣味(主にオートバイ、アマチュア無線)を掲載しています。

懐かしの無線機 Multi-700S

2010年03月04日 | アマチュア無線無線機

1995年に職場の上司から頂いた福山電気工業(フクヤマ)製の144MHz帯FMトランシーバーMulti-700Sです。

Multi700s1_2  1978年製ですから、この当時でもすでにオールドトランシーバーでした。

たまたま上司の引越の手伝いに行った際に置いてあるのを発見し、内心、無線機らしくてカッコいいなぁ安く譲ってもらおうかな...などと考えていました。

そこで何げに「無線機らしくて格好いいですねぇ。」と言ったら、上司曰く軽いタッチで「欲しいか?欲しけりゃあげるよ。」とのありがたいお言葉。

まったく予期していない返答に一瞬怯んでしまいましたが、気が変わる前にいただきますぅという事でありがたくいただきました。

もちろん完動品で程度も良く、10W機ながら大きな筐体でいかにも無線機というスタイルが好きでしばらく固定で使っていました。

発売当時はどの位の台数が出荷されたかわかりませんが、今ではほとんど見かけなくなりました。


懐かしの無線機 IC-736

2010年03月03日 | アマチュア無線無線機

1996年には、3アマに最大出力50Wが許可になりました。

Ic736a 電信級取得後、2度目のタナボタで大喜びでしたが、局免申請は100W仕様のトランシーバーを切り替えて50Wにして使う事はNGで、100Wに簡単に増力できないように切替スイッチを固定する改造措置をとらなければなりませんでした。

法改正当初は、50W専用機というのはほとんどありませんでした。

1,2アマの局が、移動運用の際は切替スイッチで100W機を50Wに切り替えて使うのが一般的でしたが、上限50Wの3アマ局には、そのままでは許可できないという事で改造措置は苦肉の策だったようです。

V/UHF帯はともかく、HF帯の50Wというのは魅力だったため、私も早速局免の変更申請手続きをする事にしました。

そこで購入したのが、たまたま中古で出ていたアイコム社のIC-736で、購入と同時にハムショップで50W改造と改造証明を発行してもらいました。

このIC-736で、国内QSOに専念していた時は50W出力にV型ダイポールで充分満足していたのですが、その後ローカル局に影響されて、DXの世界に足を踏み入れるようになりました。

しばらくDXを楽しんでいると14MHzにも出たくなり、それが2アマを取得するきっかけになりました。


懐かしの無線機 FT-736M

2010年03月01日 | アマチュア無線無線機


1985年
に電信級(現3アマ)を取得したのですが、当時の3アマは基本的にはCWの運用ができるようになっただけで、送信出力も10W以下と電話級(現4アマ)と同等でした。

 したがってCWの運用がしたという人意外にはあまりメリットが無く、免許取得者も少数でした。

しかし、その後1990年に電波法の改正により、電信級は送信出力が25Wまで増力されるという恩恵(いわゆるタナボタ...)にあずかる事ができたのです。

後で考えてみれば、10Wから25Wに増力したところで、電波障害のリスクが増えるだけで、通信距離が目に見えて改善される事は無かったのですが...

せっかく恩恵にあずかったのだからと購入したのが、ヤエスのFT-736Mという送信出力25Wの144/430MHzデュアルバンダーでした。

 

法改正直後、25W機は各メーカーから数機種発売されましたが、当時も免許人口は圧倒的に電話級(現4アマ)が多く、電信級は少数派であり、さらに25Wという中途半端な送信出力だった事もあり、各メーカーともに製品投入にはあまり積極的ではなかったよう感じで、あまり魅力的な製品はありませんでした。

その中でも局免の変更申請をするに際し、一番手頃だったのがヤエス社のFT-736Mでした。

機能的にも、VFOダイヤルはメインダイヤルとは別にFM対応のクリック式のダイヤルが搭載されていたり、2波同時受信はできないもののナローFM対応で、他にも多くの補助機能が搭載されており、たいへん使い勝手の良いトランシーバーでした。

 


懐かしの無線機 TW-4000

2010年02月28日 | アマチュア無線無線機


1985年
前後にはレピーターの設置等で、年々UHF帯も普及してきて、430MHzにQRVする 局が増えてきてきました。

そこで、私も車載用の144/430MHz帯兼用のトランシーバーが欲しくなり、購入したのがトリオ(現ケンウッド)のTW-4000というツーバンダートランシーバーです。

この当時のトランシーバーには珍しく、色はオールシルバーでけっこう高級感がありました。

本体は、モービル機としてはかなり大柄で、ミドルサイズの固定機としても使えそうな感じでした。

このサイズで10W出力(確かハイパワータイプもあったような気がしますが...)ですから、本体が熱くなるようなことはありませんでしたので安心して長時間運用することができました。

車への取り付けは、セパレートにはなりませんでしたのでけっこう苦労しました。

結局いろいろ考えた末、センターコンソールの脇に取り付けたように記憶しています。

今の車載機はコンパクトでセパレートにもできることから、当時に比べると取り付けはかなり楽になっています。

最近の車は、車内が流線型なのでダッシュボード周辺に本体ごと設置できる場所がほとんど見当たりませんので、セパレートは必須になりました。

一体型である昔のトランシーバーはほとんど設置できないのではないでしょうか


懐かしの無線機 TS-780

2010年02月26日 | アマチュア無線無線機


しばらくIC-271を使って144MHz帯を楽しんでいたのですが、時代の流れと共に430MHz帯のレピーターが設置されるようになり、430MHz帯も次第に盛んになってきました。

 私もあたらし物好きですから、時代の流れに乗り遅れまいとIC-271から430MHz帯にもQRVできるトリオ(ケンウッド)のツーバンダー(144/430MHz)TS-780に買い換える事にしました。

TS-780は周波数切替式で2波同時ワッチはできませんでしたが、VFOダイヤルはスルーからクリックに切替可能で、SSB、FM共に大変使いやすい設計になっていました。

この頃は、メーカーもまだそれほど同軸コネクターの損失等にはこだわらなかったのか、トランシーバー側のコネクターもM型コネクターになっていました。

私も何も考えず、5D2Vの同軸ケーブルにM型コネクターで接続していましたが、当時すでにこだわる人はトランシーバー側をN型コネクターに改装して使っていました。

今は、430MHz帯を運用する際には最低でも8DFB、本格的に運用する局はそれ以上の同軸ケーブルとN型コネクターが常識になっていますので、当時はかなりプアな設備でやっていた事になります。

同軸ケーブルのロスがかなりあったわけですから、144MHzに比べると、飛ばないし、聞こえなかった訳です(笑)