MS-DOSの時代から、日本語ワープロはずっと一太郎を、そしてIMEはATOKを使ってきました。
当時は、まだCD-ROM等が普及していない時代だったので、市販ソフトはすべて複数のフロッピーディスクで供給されており、インストール作業も今では考えられないような時間と手間がかかりました。
今は、CDやDVDで供給されていますので、DOSの知識やメディアの入れ替えの必要も無いので、たいへん便利になりました。
前置きはさておいて、OSがWindowsになってからはマイクロソフト社のIMEが標準搭載されていますので、DOSの時代のように別途IMEを用意する必要がなくなり、便利になりました。
そんな訳で、Windowsの普及と共にマイクロソフト社のIMEが急速に普及した事で、日本語ワープロソフトもマイクロソフト社のワードがシェアの大半を占めるようになりました。
私は、以前から一太郎&ATOKを使っており、前の職場も一太郎が主流だったので、それほど意識していなかったのですが、あらためて周りの状況を見てみると、圧倒的にワードが多い事に驚かされました。
今や就活でもワードとエクセルの操作は必須のようです。
そんな訳で、一太郎ばかりにしがみついている訳にもいかず、最近では一太郎とワードを使い分けています。
しかし、IMEだけは切替せずにATOKを使い続けています。
なぜかというと、やはり変換精度の高さは、純国産のATOKの方が良いように思いますし、変換を大きく外す事も無いのでストレスがありません。
日本語ワープロの方は、昔から使い慣れているという事もありますが、ちょっと凝った事をしようとすると、今のところ一太郎の方が使いやすいと感じています。
あくまで慣れだと思いますが......ただ文字を入力するだけなら大差ないのですが、編集してそれなりのレイアウトでという事になると、同じ機能でもそれぞれ操作方法が違いますので、両方使いこなすのもなかなか難儀かと思います。
しかし、今までほとんど使った事が無いワードを、これから真剣に覚えてみるのも新鮮味があっていいかもしれません。