JQ1ZEV WiRES ネットワーク コミュニティーズ

八重洲無線のC4FMやWiRESに関する情報を中心に、ALL JA CQ ROOMの運用情報もいち早くお伝えします。

HRI-200が無くてもWIRES-Xを楽しむ方法(入門編)

2018-02-02 | WIRES豆知識

HRI-200が無くてもWIRES-Xを楽しむ方法(入門編)

WIRES-Xに興味がある方,C4FM機を購入したのでWIRES-Xで交信してみたい方,必見です.
お近くのノード局にアクセスして運用する方法を各機種にまとめて説明しているマニュアルが
YAESU名古屋ハムクラブ(JA2YSO)から発行されました.

「WIRES-X簡単アクセスガイド」のダウンロードURL
http://cqwires.com/doc/2018013001-JA2YSO.pdf

興味のある方ダウンロードしてWIRES-Xを楽しんでください.

なお,お近くのノード局を探す方法は下記の方法があります.,
・2018年1月号CQ誌付録 ハム手帳WIRESXノード局リスト(p.153~)
・JQ1YDAのホームページ スマートフォン専用サイト
 http://jq1yda.org/i/
・八重洲無線のホームページ WIRES-X IDリスト
 https://www.yaesu.com/jp/wires-x/id/id_japan.php

「WIRES-X簡単アクセスガイド」冊子の内容
●FT1D/FT1XDで運用する方法
●FT2Dで運用する方法
●FTM100Dシリーズで運用する方法
●FTM400Dシリーズで運用する方法
●FT-991シリーズで運用する方法

マニュアルの作成:JA2YSO YAESU名古屋ハムクラブ
------------------------------------------
JA2YSO YAESU名古屋ハムクラブ
JQ1ZEV WIRESネットワークコミュニティーズ

コメント

地図上で確認できるWIRES-X基地局情報のお知らせ

2016-11-27 | WIRES豆知識

地図上で確認できるWIRES-X基地局情報のお知らせ

八重洲無線様からご連絡を頂きました.

八重洲無線のメールマガジンでもご紹介されていますが,
WIRES-X基地局情報を地図上で確認することができるサイトのご紹介です.

下記サイトでアクティブノード情報を確認することができます。

WIRES-Xのユーザーの方が作成したサイトのようです.
アクティブノード情報がとても分かり易く地図上に配置されていますので,
ぜひ皆様にご活用頂きたいとのことです.

https://www.fusionlive.net/mobile.php

------------------------------------------
de JQ1ZEV WIRESネットワークコミュニティーズ

コメント

ALL JA CQ ROOM (#20510) 利用アドバイス(2016年2月その1)

2016-02-21 | WIRES豆知識

(1) 海外局とのQSO
WIRES-Xになってから、いまだかつてない勢いで海外にWIRES-Xが普及しています。
ALL JA CQ ROOM(#20510)でCQを出すと海外から応答があるケースも散見されます。日本の局が応答してくるだろうと思っているので、不意を突かれたような感じになります。
そこで、日本の局と交信を前提としたい場合、CQを出すときにJA指定をかけてみてはどうでしょうか?

★ 国内向けCQ呼び出し(推奨)
「CQ JA こちらは J●1○×△ ジュリエット…(略)… WIRES-X経由です どうぞ」

という感じで「さりげなく」がポイントです。万が一海外から応答があったとしても、対応しなくても失礼にあたりません。
とはいえ、海外局との交信を聞いているとせいぜい、QTHとOP名、レポート交換のみで終わることがほとんどですから、さほどの心配はないと思いますが。

(2) 推奨設定が施されていないノードはミュート(Mute:ルームに送信できない)になることがあります

ALL JA CQ ROOMに接続いただくノード局管理者さまにご協力をお願いしている内容があります。
推奨設定は他局に迷惑をかけないための必要最低限の設定となっており、その内容は、接続時のメッセージまたは次のURLに書かれています、 http://cqwires.com/0510/
このたび、推奨されている設定を行っていただけないノード局(恐らくは知らないだけ)の増加にともない、特にDTMFミュートやスケルチ設定不備のノードを中心に、積極的にミュート(Mute:ルームに送信できない)することにしました。
理由はこのような設定があることに気が付いてもらうためです。

設定後のMUTE解除依頼は、 0510@cqwires.com まで簡単にE-Mailでお知らせいただければ幸いです。
以下、メールの例です。


*** E-Mailの例
TO: 0510@cqwires.com
Subject: ミュート解除依頼
Text:
設定したので、Mute解除願います。
ノード番号(DTMF ID):15260 コールサイン:JQ1YDA
***

(3) ノード設定ガイドを公開しました

http://cqwires.com/0510/ のリンクよりダウンロードできます。ALL JA CQ ROOMはもちろん、ほかのルームなどでの運用にも役立ちます。
他局の迷惑になるようなことが回避できるように考え抜かれた設定内容をサンプルとして示し、簡単に解説を付した内容となっているので、ご活用いただければ幸いです。 

皆さまのご理解とご協力、よろしくお願いいたします。 

------------------

de 20510 ALL JA CQ ROOM 管理チーム (JQ1YFU/JQ1YDA) 

コメント

【WIRES-Xヒント集(その1)】 ルームIDやノードIDの設定

2015-03-14 | WIRES豆知識



数件前の書き込みで FTM-400DとFT1Dのノード局アクセス方法の手順を簡単にまとめてみました。
 実際にWIRES-Xのノード局を操作して、ノード局に個別に接続したり、いろいろなルームを渡り歩いてみると、WIRES-Xでは、コールサインやノード番号とは別にノードIDやルームIDという9文字以内の英数字で接続先の指定を行うことが今後主流となっていきそう、ということに気がつかれると思います。

無線機でノード局を操作して接続する場合、DTMFや番号で指定するのではなく、SEARCH & DIRECT でID文字列の全部または一部をキーワードにして検索し、接続先を指定する方法が便利です。一度使うとそれ以外の方法がとてもまどろっこしく感じるようになります。
そこで、重要となってくるのが、ノードIDやルームIDの頭文字なのです!
(このノードIDやルームIDはいつでも変更できます)

SEARCH & DIRECT機能で接続先のルームやノード局を指定するとき、ノードやルームIDの頭文字が数字だと操作が面倒です。かといってコールサインそのままだと「 J 」や「 7 」で検索することになりますから、「J」で検索すると結果がたくさん出てきて選ぶのにとても時間がかかってしまいます

そこでお勧めしたいのが以下の2つの設定パターンです。これらは、JQ1YDAが勝手に提唱しているのではなく、ベテランノードオーナーさんのアイデアで、便利だなと思った人たちがそうしているものです。 こうしなければならない!という話ではありませんが、皆さんも、ノードIDはいつでも変えられますから、早速やってみませんか? 便利ですよ!


(1) お勧めのノードID
ノード局が運用されている都道府県を示す二文字 をノードIDの頭につける
(例 TK-JQ1YDA)。

→ この二文字はAPRSの分野で提唱されているエリア・デジピータの地域を示す二文字(SSコード)を流用したもので、各都道府県全て、それぞれ二文字が割り当てられています。例えば、東京なら TK- 神奈川なら KN- です。これで7で始まるコールサインをお持ちの方も(1)の件が解決できます。具体的には、東京都のJQ1YDAノード局の場合を例にすると TK-JQ1YDA になります、神奈川だったら KN-JQ1YFU という感じです。この二文字を調べるには、「WiRES-Xノード検索」で地域を選択するプルダウンメニューを開いてみましょう。都道府県名の右側のカッコの中に書かれている二文字がそれです。こうすることで、例えば神奈川県内のノード局につなぎたい場合、SEARCH & DIRECT で Kまたは KNとして検索すれば、神奈川のノード局としてリストアップされてとても便利なのです。 (Tnx JL1CTA)


(2) お勧めのルームID
コールサインやルームIDの頭文字には数字を使わずにアルファベットを使う。
→ こうすることで、SEARCH&DIRECTで文字を入力する際に、いちいち文字種を切り替える操作が不要になります。

de JQ1YDA TWHC
 

コメント

WIRES-X ALL JA CQ ROOMの接続手順 【FTM-400Dの場合】

2015-03-14 | WIRES豆知識

この手順さえ体得すればちょっと操作をアレンジするだけでWIRES-Xの
ノード局を自由自在に操ることができます!慣れれば簡単です! 

※C4FMのノード局はDTMFは使わず、無線機のメニュー操作でコントロールします。

★ WIRES-X ALL JA CQ ROOM #1 のアクセス方法

WIRES-Xには、CQを出すことをテーマにしたラウンドQSOルームがあります。
CQを出して交信したり、特定局を呼び出して交信したり、CQが出せる広域
レピータのように使うことができます。特殊なルールや制限はありません。
FTM-400Dを使う場合の ALL JA CQ ROOM#1への接続操作について簡単に
まとめてみました(C4FMデジタルでの利用を想定)。

(1) http://jq1yda.org/i/ でアクセスできそうなデジタル運用ノード局
  の周波数を調べて、
周波数を合わせる(DSQの設定は必要なし)

(2) DNモードにして【Dx】ボタンを長押しする(一瞬、電波が出る)
  →ピロピロという電子音がしてディスプレイ下部にノード局がすでにつながっている
    ルームやノード局のID(ALL JA CQ ROOMなど)が表示されます。
  ※ この動作は、ノード局を制御するためにノード局に制御信号(リクエスト)を送信
    します。ノード局からレスポンスがない場合は、画面が元に戻ります
  ※ DSQの指定があるノード局はそのノード局が送信してきたデータに基づき自動
    的に設定されます
  ※ すでにALL JA CQ ROOM に接続しているという表示が出た場合には、その
    まま交信できます。CQを出したり、知り合いをコールしてみましょう!
(3) 画面表示の【▼】の部分をタッチ
  →「C1:………」などという表示の画面になります
(4) 右下の SEARCH & DIRECT をタッチ
  →文字入力モードになります
  →ALL を選んでもOKです。その場合(6)へ
(5) 【A】→【ENT】 の順にタッチ
  →ノード局からデータが送られてきて、頭にAが付くルーム名やノードIDが表示されます
(6) 【ALL JA CQ ROOM】にタッチしたあともう一度タッチ
  →これでALL JA CQ ROOMにつながりました.
   これ以降はCQを待ち受けたり、CQを出したり、知り合いをコールしてみましょう!
   ノード局によっては、一定時間経過後にルームから自動的に離脱します。
   一回PTTをONにしてすぐPTTをOFFにすれば再接続されます 

【ヒント】
●ルームから離脱(切断)するにはマイクの「*」ボタンを長押し、または
 (3)以降の操作を行いほかのルームまたはノード局につなぎ直します
●ノード局のアクセスを終了する場合にはDxボタンを長押しするか電源を入れなおせば
 お使いの無線機が通常の動作に戻ります
●ノード局側で混信がある場合には、ノード局側からの送信は行われません
●電波伝搬の関係でルームからの離脱操作ができない場合などでも無理して離脱操作
 などを行う必要はありません(そのような状況になることも想定されています)
●プリセットチャンネル(機能)は周波数利用状況から現在のところ使われていません

(c) JQ1YDA TWHC

コメント (1)

WIRES-X ALL JA CQ ROOM #1 の接続操作方法 【FT1Dの場合】

2015-03-14 | WIRES豆知識

この手順さえ体得すればちょっと操作をアレンジするだけでWIRES-Xの
ノード局を自由自在に操ることができます!慣れれば簡単です! 
※C4FMのノード局はDTMFは使わず、無線機のメニュー操作でコントロールします。

★ WIRES-X ALL JA CQ ROOM #1 の接続操作方法 【FT1Dの場合】

WIRES-Xには、CQを出すことをテーマにしたラウンドQSOルームがあります。
CQを出して交信したり、特定局を呼び出して交信したり、CQが出せる広域
レピータのように使うことができます。特殊なルールや制限はありません。
FT1Dを使う場合の ALL JA CQ ROOM#1への接続操作について簡単に
まとめてみました(C4FMデジタルでの利用を想定)。

(1) http://jq1yda.org/i/ でアクセスできそうなデジタル運用ノード局
   の周波数を調べて、周波数を合わせる(DSQの設定は必要なし)

(2) DNモードにして【Dx】ボタンを長押しする(一瞬、電波が出る)
  →ピロピロという電子音がして、ディスプレイに制御対象となったノード局のIDと
    そのノード局がすでにつながっているルームやノード局のID(ALL JA CQ
    ROOMなど)が表示されます。
    そのノード局がどこにも接続されていない場合は、以前接続したことがある
    ノード/ルームIDが点滅して表示されます。

  ※ この動作は、ノード局を制御するためにノード局に制御信号(リクエスト)を送信
    するものです。ノード局からレスポンスがない場合は、画面が元に戻ります。
  ※ DSQの指定があるノード局はそのノード局が送信してきたデータに基づき自動
    的に設定されます。
  ※ すでにALL JA CQ ROOM に接続しているという表示が出た場合には、その
    まま交信できます(これ以降の操作は不要)。
    CQを出したり、知り合いをコールしてみましょう!

(3)  【ENT】キーを画面が変わるまで押し続ける
  →「C1:………」などという表示の画面になったら離します
    押し方が不十分だとニュース・ステーションのメニューになります。 

(4) ダイヤルを回して【SEARCH & DIRECT】を選んで【ENT】を押す
  →DIRECT ENTRYと表示されて文字入力モードになります
  →【ALL】を選んで【ENT】を押してもOKです。その場合(7)へ

(5)  【A】をキーボードから入力、SEARCHが反転表示するまで【ENT】を長押しする
  ※Aは接続したいルームやノード局IDの頭文字です。ALL JA のAを手かがりに検索。 

(6) SEARCHが反転表示している状態で【ENT】を押す
  →数秒間、ノード局からデータが送られてきて、頭にAが付くルーム名やノードIDが表示
    されます。

(7) 【ALLJA-CQ-ROOM】を選んで【ENT】を押す
  →CONNECTEDと表示されてALL JA CQ ROOMにつながります。
    ニュース・ステーションのメニュー選択画面になりますが、ダイヤルつまみでBACK
    を選んで【ENT】を押すと通常表示になります。
    これ以降はCQを待ち受けたり、CQを出したり、知り合いをコールしてみましょう!
    ノード局によっては、一定時間経過後にルームから自動的に離脱します。
    一回PTTをONにしてすぐPTTをOFFにすれば再接続されます

【ヒント】
●ルームから離脱(切断)するには【BAND】ボタンを長押し、または(3)以降の操作を行い
 ほかのルームまたはノード局につなぎ直します
●ノード局のアクセスを終了する場合にはDxボタンを長押しするか電源を入れなおせば
 お使いの無線機が通常の動作に戻ります
●ノード局側で混信がある場合には、ノード局側からの送信は行われません
●電波伝搬の関係でルームからの離脱操作ができない場合などでも無理して離脱操作
 などを行う必要はありません(そのような状況になることも想定されています)
●プリセットチャンネル(機能)は周波数利用状況から現在のところ使われていません

(c) JQ1YDA TWHC 

コメント

【備忘録】 各システムの使用ポート

2015-03-14 | WIRES豆知識

備忘録を兼ねて、各WIRESの使用ポートを以下に示します。

・WIRES-IIは以下の範囲内の6つのポートを使っています
6つのポートをピンポイントで指定してもよいのですが、面倒なので以下のように範囲で設定してしまうと楽だと思います。

46000-46010/UDP 
49600-49800/UDP
46080/TCP (Remort Only)

・WIRES-Xは以下の範囲内の6つのポートを使っています

46100-4620
0/UDP
46190/TCP 

WiRES-XとWiRES-IIをそれぞれ違うパソコンに入れて動かす場合は上記のポートをそれぞれ振り分けます。
1台のパソコンでWIRES-XとWIRES-IIを同時に稼働させる場合は、46000-50000を開放してあげれば、
その1台のパソコンにWIRES-IIとWIRES-Xをセットアップして稼動させることができます。

de JQ1ZEV

 

コメント (2)

WIRESノード局を運用される方のノード局設定について(CQ ROOMに接続される方向け)

2015-03-14 | WIRES豆知識

最近、WIRES-XのALL JA CQ ROOM におきましても他のノード局の送信音声や違法局の音声をインターネット側に送ってしまうノード局が散見されるようです。この症状が出たノード局はCHAT欄で他局に「QRMですよ」などと指摘を受けたり、ルーム(など)の管理者側でも音声送信をブロックする対策(=MUTE)を行うことにならざるを得ないので、WIRES-Xのノード局には次のような対策を行うことをお勧めします。

【デジタル運用ノード局の場合】 → WIRES-Xソフトウェアの無線機設定のSQLコード項目でDSQを選び、右側のBOXに任意の数値(例:123)に設定する
アクセスするには、ノードアクセスに使うトランシーバのDxボタンを長押ししてWIRESアクセス・モードにするだけです。アクセス機側のDSQは自動的に設定されます(アクセスする側ではDSQの設定を意識する必要はありません)。

【アナログ運用ノード局の場合】 → WIRES-Xソフトウェアの無線機設定でSQLコード項目でTSQを選び、右側のBOXに任意の数値(例:123Hz)を設定する。
アクセスするには、ノードアクセスに使うトランシーバのSQL TYPEをTONE SQLに設定してTONE SQL FREQを設定(例:123Hz)してからアクセスします(FT1Dの場合)。

古いFMモービル機など場合は、上記のTSQ設定を行っても効かない場合があります。アナログFMでノード局を運用される場合、FT-7900,FT-8800などのWIRES-II時代から実績がある現行機種をご利用いただくことをお勧めします。

■ ベテランの皆さま(一部の方)へのお願い
ALL JA CQ ROOMで交信を楽しまれる方のスキルはさまざまだと思われます。誰でも最初は初心者です。ベテランの皆さまには初心を忘れずご対応いただきますことを切に希望します。

de JQ1YFU/ JQ1YDA ALL JA CQ ROOM管理チーム
※本件についてのご相談 お問い合わせは 0510(アット・マーク)cqwires.com までどうぞ。


コメント

VoIP無線のノード局と無線局免許について【法的な側面から】

2015-03-14 | WIRES豆知識

【マイノードの運用について】
 自分で立ち上げたノード局を自分でアクセスして自分専用で使う、そのようなノード局を「マイノード」と呼んでいます。マイノードは公開ノード局と異なり、運用したいときだけ稼働すればことが足り、そしてアクセス可能範囲を限定することで他局に迷惑を与える可能性も極めて低くなることから、VoIP無線が始まったころ(十数年前)から広く採用されている運用形態です。この方法は、周波数の有効利用の観点からも効果的とされています。
 ところが最近、マイノードでよくある話として、自局のコールサインで運用するノード局をノード局と同じコールサインでアクセスする場合の法的な話題が取りざたされているという情報をキャッチしたので、そのことについてまとめてみました。

 免許の状態により異なるグレーゾーン

(1) コールサインがAの局(A局)が移動局として免許をうけているだけの場合(免許状1枚)
   (もちろん、A局は無線機器を適法に申請または届け出済みとします。 )

 ■ 問題ない運用(違法性はない)
  ・常置場所に設置したA局のノード局を常置場所からA局がアクセス
   (例:自宅ノードを自宅でアクセスする場合)
  ・「お出かけ先」に設置したA局のノード局を同じ「おでかけ先」にいるA局がアクセス
   (例:現在流行しているモバイルノード局、車載ノード局がこれにあたります)

 ■違法性を問われる可能性がある運用
  ・常置場所に設置したA局のノード局を常置場所以外でA局がアクセス
  ・常置場所以外(B地)に設置したA局のノード局をB地とは違う場所でA局がアクセス

【ヒント】 移動局免許1枚でも、ノード局と同じ場所(例えば、自宅のノードなら敷地内、移動ノードなら車内やその近く)でアクセスすればコールサインが同じでもまったく問題はない。同じ場所とは、社会通念上「お出かけ」にならない範囲ならOK

(2) コールサインがAの局(固定A局)を固定局として設置場所で免許をうけ、かつ
   同じコールサインで移動局免許(移動A局)の交付も受けている場合(免許状2枚)
 ※固定局=移動しない局

 ■問題ない運用(違法性はない)
  ・設置場所で運用している固定A局のノード局を移動先から移動A局がアクセス
  ・移動先で運用している移動A局のノード局を設置場所で固定A局がアクセス

 ■違法性を問われる可能性がある運用
  ・固定A局を設置場所以外で運用した

【ヒント】 固定局と移動局でそれぞれ免許を受けておけば、同じコールサインでも固定局の設置場所でノード局を運用し、移動局でノード局をアクセスしても何ら問題はない。2アマ、1アマの皆さんで固定局、移動局と2枚の免許状がすでにあればそのまますぐに運用できる。

【解決策】
 マイノードを運用していても、慣れてくると、マイノードを外出先からもアクセスしたくなったり、公開ノード化も検討したくなります。そこで、多くの皆さんは、以下のように無線局免許を整え、常置場所(または設置場所)のノード局を「お出かけ先」から自分でアクセスできるようにしたり、オープンノードに格上げしています。
・移動局免許のほかに固定局免許を得て運用する(3アマ、4アマでも固定局免許は得られる)
 この場合、固定局免許と移動局免許の設置場所、常置場所の住所が同じ総合通信局の管轄になる場合は、それぞれ同じコールサイン(識別信号)の免許状になります。
・ノード局を社団局免許で運用する(2名以上の無線従事者がいれば社団局免許が得られる) 

 ノード局を社団局の免許で運用することで、管理態勢の強化にもつながり今回のような件も解決できます。社団局の開設方法については、社団局開局ガイドをご覧ください→ http://jq1yda.org/topics/wires/shadan/index.html 

【根拠】
通説「移動局の設備はセットで移動する」
 アマチュア局の免許は「免許状1枚で複数の場所から電波の発射はあり得ない」という解釈がされており、移動局免許の場合、「その免許」で許可されている無線機(送信機)がセットになっている移動しているという考え方です。
 そして、「その免許」で電波の発射を許可された(届け出ている)無線機の台数ぶん、「同地」から同時あるいは同時期に電波が発射できます。

 そもそもこのようなことは、30年以上前、実際にパケット通信のBBS運用が盛んに行われているころからよく行われている運用形態であって、パケット通信全盛期も、今までのVoIP無線界にあっても指導や処分の形跡はないことから、議論の余地はないでしょう。
 これらの根拠となる条文は「無線局免許手続規則」第2条と考えられます。この条文では、無線局の免許は送信設備の設置場所ごとに送信機単位で免許されるものであり、アマチュア局(など)に限っては送信機の設置場所が同じであれば合理的に2台以上の送信設備でも1枚の免許で済む(単一の無線局として免許される)、という規則があります。
 このような背景をヒントに、1200MHzで複数の場所から10Wで運用したい場合など、10Wで運用したい場所ごとにそれぞれ固定局免許を得て複数の場所で10Wで運用できるようにするということも行われています。

■ ノード局運用について、現在の解釈に至る経緯
マイノード運用が基本だった

 VoIP無線が始まった当時は「マイノード運用」が基本で、「オープン・ノード」は法的に議論の余地がありました。平成17年に今回のような話題があり、その内容は http://jq1yda.org/topics/wires/houki.html で見ることができます。このWebページの内容は総務省総合通信局が定める審査基準に基づいてJARLが公表した「アマチュア無線と公衆網との接続のための指針」を改定するにあたって草案を査読した当時のJQ1YDAメンバー(のうちの一人)がまとめたもので、その解釈は今でも変わらないでしょう。
 そして、「アマチュア無線と公衆網との接続のための指針」で示されている運用形態でノード局とアクセス局がそれぞれ別の局として例示されていますが、これはアマチュア局が他のアマチュア局が運用するノード局を使う行為がノード局の運用者にとって「他人の依頼による通信にあたるのか?」という疑問が取りざたされていた背景もあり、あえてこのパターンが例示されています。
 結果として、「ノード局運用者がほかのアマチュア局に自分のノード局を利用してもらうという積極的な意思(同意)があること」と「ノード局をアクセスする局がアクセスする意志があること」、この2点の要件を満たせば第三者通信にあたらないという考え方が示されました。これを判定するために、トーンスケルチやデジタルスケルチの利用が機械的に意志を確認する手段として活用され、VoIP無線ではTSQを使った運用が普及します。そして、このTSQ運用が既存の運用局との摩擦を生んだために、アマチュアバンドプランでVoIP無線用区分が策定され、既存の運用から「隔離」されました。なお、広帯域のデータ区分もこれと似たような経緯で策定されたため、音声通信系(DVモード),リアルタイム文字通信系(RTTYなど)のデジタルモードとは別の区分が策定され、そこではパケット通信用の電波しか発射できません。
 要するに、同じ場所にある自局ノードを自局がアクセスするなどということはあまりにもあたり前すぎて議論の余地はなく、明示するまでもなかったという経緯だったのでしょう。

■ 本件の信ぴょう性
 本件は、JQ1YDAメンバーがこれまで複数の総合通信局に確認した内容と最新の情報に基づきまとめたものですが、30年以上前から行われていたパケット通信のBBSアクセス(現在はAPRSのI-GATEやデジピータの運用)、そして、十数年以上に渡って行われてきたVoIP無線のメジャーな運用形態をみるに明らかでしょう。
 ただ、移動局免許1枚しか得ていないのに自宅と移動先の場所から同時(同時期)に同じコールサインで電波が出ている状態だけはグレーですから(ただ、指導などの前例は見聞きしていない)、WIRESなどのVoIP無線をダイナミックに楽しみたい場合は、ノード局の社団局化、または個人でも固定局免許と移動局免許をそれぞれ取得するように検討いただくとよいと思います。
 また「アマチュア無線と公衆網との接続のための指針」に基づきノード局の管理態勢をしっかりとられることをお勧めします。本格的に運用されている皆さんは、TeamViewerを入れてノード局システムを監視したり、WiRESソフトウェアの機能として持っているWebリモートを使ったりなど多種多様な方法で管理されており、社団局のコールサインを持つノード局が多い理由にはそのような背景もあります。

de JQ1YDA 東京WIRESハムクラブ

コメント