goo blog サービス終了のお知らせ 

【自然公園財団 浄土平支部】 浄土平にゅ~す!!

福島県の磐梯吾妻スカイライン・浄土平の最新情報、イベントのお知らせなど、自然公園財団 浄土平支部が管理しているブログです

8月28日の皆既月食

2007-07-19 | 
StellaNavigatorにて作成。月の周りの円は、地球の影(本影と半影)を表しています。

夏休みにはきれいな星空と出会う機会も多くなると思います。都会と違って
浄土平で見る星空は格別。ぜひ本当の星空を体験してください。
今夏は8月12日~13日にピークとなる「ペルセウス座流星群」が新月のころで条件は最高、そして8月28日には久しぶりの「皆既月食」が全国で見られます。
地球から見て月が太陽の正反対にきて、地球の影の中にすっぽり入ってしまう
のが皆既月食。皆既中は、地球の大気をすり抜けた波長の長い赤い光が月に届き
赤黒い(赤銅色といわれます)満月が浮かぶ神秘的な星空となります。
今回は月食の始まりが月の出よりも早く、一部が欠けた状態で東の空に昇ってきます。早めに月の姿をとらえるために、東の方角が開けた観測場所を予め探しておきましょう。月食の進行スケジュールは全国どこでもほぼ同じで、下記のとおり。欠け始めは17時50分です。

福島の月の出 18時10分
皆既食の始め 18時52分 
皆既食の最大 19時37分  皆既の継続時間1時間30分
皆既食の終り 20時22分 
部分食の終り 21時23分

月食は肉眼でも楽しめますが、双眼鏡などがあればより楽しめます。最近は
「夜景モード」などの機能があるデジカメも増えているので、写真にも比較的
容易に写せそうです。
今回は月食中にみずがめ座σ星(4.8等)が月に隠される「恒星食」も同時に起こるオマケ付き。次回の皆既月食は2010年12月21日まで見られません。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11/9 水星の太陽面通過

2006-11-09 | 
矢印の先が太陽に一番近い惑星・水星です。

11月9日(木)の日の出時から午前9時過ぎにかけて
めずらしい「水星の太陽面通過」という現象が観測されました。

浄土平天文台浄土平ビジターセンターは映像回線で結ばれていますので
今朝、快晴の浄土平で見られたリアルタイムの映像を
ビジターセンター内のモニターでも映し出し、みんなで観測しました。

太陽にくらべて非常に小さな水星の姿にビックリです。
ほかに目立つ太陽黒点はなく、黒い水星はすぐそれと分かりました。
次にこの現象が日本で見られるのは26年後だそうです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月8日(金)未明の部分月食 <終了>

2006-09-08 | 
2006年9月8日(金)午前3時51分 部分月食の様子

昨年10月18日以来の「部分月食」が全国で見られます。
食分0.189で、月の北側がすこし欠けて見えるだけの小規模なものですが、
月食は肉眼でも気軽に楽しめるのが魅力。
双眼鏡などがあればより見やすくなります。
半影食は肉眼では気付かないほど淡いので、実際に欠けて見えるのは
午前3時過ぎから。いちばん大きく欠ける時間は午前3時51分です。

半影食の始まり 午前1時42分
欠け始め  午前3時05分
食の最大  午前3時51分(食分0.189)
終わり   午前4時37分
半影食の終わり 午前6時00分

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

部分月食を見よう!!

2005-10-05 | 
(2005年10月17日21時03分の東南東の空 「ステラナビゲータVer.7」で作成)

10月17日、満月が地球の影のなかを通り一部欠けて見える「部分月食」が
全国で見られます。月の南側、右下のほうがごくわずか欠けるだけ(食分0.068)の
小さな月食ですが、欠けた様子は肉眼でもしっかり分かるでしょう。時間帯も
見やすいのでぜひ観測してみましょう。欠けた月の左下の方向には10月30日、
地球に最接近する赤い火星(-2.2等)も見えます。
次の月食は、来年2006年9月8日です。

 欠け始め 20時34分
 食の最大 21時03分
 終わり  21時33分

ところで、浄土平ビジターセンターでは今月、入手困難となっている話題の家庭用
プラネタリウムを備品として購入しました。約1万個の星を投影できる優れものです。
本物の星空が見えない夜は人工の星空もいいかも知れません。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

星降る夜に酔いしれる

2005-07-29 | 
毎年夏、活発な活動を見せるペルセウス座流星群が今年もやって来ます。
ピークは8月12日(金)深夜~13日(土)未明ですが、ピーク前後の夜でも多くの流星を見ることができます。月は夜半に沈みますので月明かりの影響もなく近年では最高の条件。浄土平のように光害の影響の少ない場所ではピーク時には10分間に15個以上の流星が見られます。晴天を祈るのみ!
流星はどこに現れるか分かりませんので「どちらの方角を見ればよい?」と考える必要はなく、望遠鏡など観測機材もとくに必要ありません。寝転がって見上げるのがいちばん! ただし、そのまま眠ってしまわないよう注意です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする