6/29 開花情報

（浄土平のハクサンシャクナゲ）

６月２９日現在、浄土平周辺で咲いている花は

イワカガミ、イソツツジ、マルバシモツケ、
マイヅルソウ、アカモノ、ハクサンチドリ、
ベニバナイチヤクソウ、ワタスゲの果穂、クロウスゴ、
ハクサンシャクナゲ、チングルマ、エンレイソウ、
ツマトリソウ、ムシカリ、ヒロハツリバナ　
ゴゼンタチバナ、ガクウラジロヨウラク　など

※咲き始めのもの、終わりかけのもの、数が少ないものを含みます。すぐに見つからない場合もあります。

6月24日「女性限定フラワートレッキング」＜終了＞

「吾妻のフラワートレッキング」

2006年６月２４日（土）午前９時３０分～約４時間
コース：浄土平 ― 酸ヶ平 ― 鎌沼 ― 姥ヶ原 ― 浄土平
定　員：２０名（女性限定とさせていただきます）

今年もたくさんの高山植物が見ごろを迎える６月に、
吾妻の花の名所を訪ねる女性限定のトレッキングを企画しました。
浄土平ビジターセンターの女性スタッフ２名がご案内します！

参加費：無料 （浄土平までの交通費等は各自でご負担ください）
持参する物：登山に必要な準備（雨具、弁当、飲み物もお忘れなく）
登山用つえの貸出も行なっています
　　
この時期の花々：チングルマ、イワカガミ、ワタスゲの果穂、
アズマシャクナゲ、ミネザクラ、ミヤマリンドウ、
マルバシモツケ、イソツツジ etc・・・

※磐梯吾妻スカイラインの一部区間通行止のため、土湯峠経由でお越しください。
福島市街地からお越しになる場合、高湯温泉経由よりも３０分くらい時間がかかりますのでご注意を。

浄土平ビジターセンターへ電話・メール・ＦＡＸにてお申し込みください。
ＴＥＬ ０２４－５４３－０９８６
ＦＡＸ ０２４－５９１－３６２１
E-mail joudo-vc@d8.dion.ne.jp

イソツツジ開花

イソツツジ

吾妻山が分布の南限に近いイソツツジ（ツツジ科）が咲き始めました。
「シャクナゲを小さくしたような、あの花はなに？」
とよく質問を受ける植物です。

また、マルバシモツケ（バラ科）も咲き始めました。
イソツツジとマルバシモツケは花期も同じころで、遠くから見ると形も同じように見えるので、近づいて両方観察してみましょう。

浄土平にはどちらもたくさんあり、すぐに見つかると思います(^^♪

スタッフ自己紹介

もう6月中旬になりますが、はじめまして！鈴木隆志です。
去年臨時で10月から11月の閉鎖まで働かせていただき、今季もがんばっています。
身長184cmと、わりと大きいのでめずらしかったら声をかけてください。福島県民です。
よく田舎の人で、田舎を「何もない所」と言う人がいますが、『美しい風景』『澄んだ空気』『素敵な星空』これ以上の財産はないのではないでしょうか。「愛するとは、行動すること」とは、文豪ヴィクトル・ユーゴーの言葉です。私も、我が愛する故郷福島のため、まだまだ未熟ではありますが、どこまでも謙虚に、学び、成長し、行動していく決意です！！
短文ではありましたが、最後に、皆様に希望を贈れるように、私が尊敬する世界桂冠詩人の詩を書き添えて終わりにします。

「信じよう、君の心に歌があるのを。信じよう、君の願いを。信じる勇気が君にある限り、君が望む役割を演ずるのを、何者も阻む事はできない。」

これからもよろしくお願いします！ ありがとうございました。

桶沼の花

桶沼（おけぬま）で今咲いている花

マイヅルソウ、エンレイソウ、ムラサキヤシオツツジ、
ツマトリソウ、ヒロハツリバナ、オオカメノキ、
イワカガミ　など

ハクサンシャクナゲの開花は６月末以降と予想されます。
浄土平周辺、今年は花が少なめです。

「浄土平 de 山登り」 ＜終了＞

行事名：「浄土平 de 山登り」～家族で登山体験～
日時：平成１８年７月２９日（土）午前９時３０分～午後２時３０分頃まで

内容：一切経山（標高1949ｍ）に家族で登山し五色沼を眺め、自然観察しながら鎌沼一周コースを回って浄土平へ下山します。
参加費は無料（浄土平までの交通費等は各自ご負担下さい）、悪天候の場合は中止します。
　　　　
募集定員：小学生以上の家族連れ、２０名程度
準備物：昼食、飲み物、歩きやすい靴、帽子など。

＜お問合わせ・申し込み＞
　〒９６０－２２６２　福島市在庭坂字石方１－４
（財）自然公園財団 浄土平支部
　TEL 024-543-0986（浄土平ビジターセンター）
　FAX 024-591-3621
E-mail joud@bes.or.jp

栂平（つがだいら）

栂平へ行ってみました。
兎平駐車場から森のなかへ入ってまもなく、リスに出会いました！
写真はかろうじて写せた1枚。

登山道にはエンレイソウ、サンカヨウ、ムシカリ（オオカメノキ）、ムラサキヤシオツツジ、コミヤマカタバミ、タケシマランなどが咲き、マイヅルソウはつぼみを沢山つけていますので開花が始まったら見事でしょう。
栂平園地までは兎平から２０分もあれば到着します。
途中振り返ると一切経山～浄土平や吾妻小富士などの展望も楽しめます。

栂平では昨年６月下旬、コバイケイソウが満開となり、すばらしい眺めでしたが、今年はたぶんほとんど咲かないのではと予想しています。
栂平は園地そのものよりも途中の登山道が癒しの空間だと思います。
訪れる人も少なく、野鳥の声を聴きながら静かな散策が楽しめます。

シャクナゲ

吾妻山を代表する花のひとつ、シャクナゲの開花についてのお問い合わせがたいへん多くなっています。

浄土平付近のハクサンシャクナゲの開花は例年６月末頃～７月初め、
見ごろは７月上旬～中旬くらいです。

福島県花ネモトシャクナゲ（ヤエハクサンシャクナゲ）の開花も同じくらいの時期です。
ネモトシャクナゲは、数は少ないですが 桶沼（おけぬま）で見られます。

梅雨入り

浄土平を含む福島県（東北地方南部）は６月９日、梅雨入りしました。
昨年の梅雨入りは６月１５日、梅雨明けは８月４日でした。
東北南部の平年の梅雨の期間は６月１０日～７月２３日ごろです。

しかし、梅雨とは言っても標高1600ｍの浄土平付近は雲海のうえに出て
晴天となる日も多いのです。
福島市の、子どもの夢を育む施設「こむこむ」のホームページでは
浄土平ライブ映像もご覧になれますので天気の確認ができます。
お電話でのお問い合わせは、浄土平ビジターセンターTEL 024-543-0986へ

鎌沼の残雪

浄土平周辺の登山道で残雪があるのは

浄土平～酸ヶ平への途中、酸ヶ平避難小屋の北側、
鎌沼の南西側（この写真の場所）～姥ヶ原の一部、姥ヶ原～浄土平の途中

などに雪上を歩くところがあります。例年６月下旬近くまで雪が残ります。
雪どけ後、ぬかるんで歩きにくい箇所もあります。

東吾妻山、姥ヶ原～谷地平、家形山～西吾妻山に至る縦走路などの樹林帯には
まだたくさんの残雪があり、道に迷いやすい箇所があります。

十分注意して登山してください。

なお、酸ヶ平避難小屋のトイレは簡易水洗用の貯水中のため
まだ水が出ません。非水洗の１ブース（和式）のみ利用可能です。