
比喩品第三(その31)
常に生と老い、~がある
There is always birth and aging
病や死、悲しみや悩み
Illness, death, sorrow, and suffering
このような多くの火(比喩)
Such fires (of suffering)
激しく燃えてやむことがない
Burning fiercely without ceasing
如来はすでに離れた(超越した)
The Tathāgata has already left it
三界(欲界・色界・無色界)は火宅のような世界
The threefold world is a burning house
静かで落ち着いた住まいに住む
Dwelling quietly in seclusion
森や野原で安らかに暮らす
Dwelling peacefully in forest and field
今のこの三界は
This present triple world
すべては私の有(業)である
All are mine
その中にいるすべての生きもの(衆生)
All living beings within it
みなわたしの子である
All are my children
今ここにおいて
And now, in this place
多くの苦しみと困難がある
Many sufferings and difficulties
ただ私ひとり
Only I alone
救い守ることができる
Able to save and protect
たとえ再び教えて命じても
Even if again instructed and commanded
しかし信じ受けない
But they do not believe or accept
さまざまな欲望に染まって
Immersed in various desires
深くむさぼり執着するがゆえに
Due to deep greed and attachment
この方法によって
By this skillful means
三乗を説くために
To preach the three vehicles
多くの衆生を〜させる
To cause all living beings
三界の苦しみを知る
To know the suffering of the threefold world
開いて示し、説いて述べる
To open, reveal, and explain
世間を離れた道
The path beyond the world
There is always birth and aging
病や死、悲しみや悩み
Illness, death, sorrow, and suffering
このような多くの火(比喩)
Such fires (of suffering)
激しく燃えてやむことがない
Burning fiercely without ceasing
如来はすでに離れた(超越した)
The Tathāgata has already left it
三界(欲界・色界・無色界)は火宅のような世界
The threefold world is a burning house
静かで落ち着いた住まいに住む
Dwelling quietly in seclusion
森や野原で安らかに暮らす
Dwelling peacefully in forest and field
今のこの三界は
This present triple world
すべては私の有(業)である
All are mine
その中にいるすべての生きもの(衆生)
All living beings within it
みなわたしの子である
All are my children
今ここにおいて
And now, in this place
多くの苦しみと困難がある
Many sufferings and difficulties
ただ私ひとり
Only I alone
救い守ることができる
Able to save and protect
たとえ再び教えて命じても
Even if again instructed and commanded
しかし信じ受けない
But they do not believe or accept
さまざまな欲望に染まって
Immersed in various desires
深くむさぼり執着するがゆえに
Due to deep greed and attachment
この方法によって
By this skillful means
三乗を説くために
To preach the three vehicles
多くの衆生を〜させる
To cause all living beings
三界の苦しみを知る
To know the suffering of the threefold world
開いて示し、説いて述べる
To open, reveal, and explain
世間を離れた道
The path beyond the world
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自分で法華経を訓読に解読したものをブログ投稿しております。投稿内容を用いて電子書籍化して楽天Koboにて販売しておりますが、さらに同時に真読用に漢字のままの原文と読み仮名(和英両方)のルビを付し、和英訳の解読文と照らし合わせれるようにしました。このような法華経の原文と翻訳がセットになった書籍はあまりないものと思いますが、この機会に、ぜひお買い求めください。↓
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「方便品第二」について 仏教とはそもそも真実の知恵へと教え導いてくれるものですが、その真実の目的地へ挫けずに至らせるために方便という教えが別にあるのです。それが仏教の真実を直接説くのではなく寄り道をしながら真実へ導く方便説法です。それは夢のようなおかしな話だけれど、導かれる人が興味を持って理解しやすいような例え話や比喩の物語を用いながら導く教えというわけです。このような方便な教えは仏教の真実よりも普段日常に過ごしている一般的な話題や情報のようなものの中から本当に真実のゴールへ通じているかどうかを見通す力を養い授けてくれます。
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