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Popular Deciphering87 比喩品第三(その9)

2025年04月01日 16時42分04秒 | 生き方
比喩品第三(その9)

その時、四部(比丘、比丘尼、優婆塞、優婆夷などの修行者)の衆生が
At that time, the four assemblies
出家修行者(僧侶)
Bhikshu (monk)
出家修行者(尼僧)
Bhikshuni (nun)
男性の仏教信者(在家)
Upasaka (male lay devotee)
女性の仏教信者(在家)
Upasika (female lay devotee)
天神(天界の存在)
God
天界の龍族
Celestial dragons
地上または空中などに住し、威勢があって人などを悩まし、或いは仏教守護の鬼類
Yaksha (guardian spirit)
音楽を司る天界の神
Gandharva (celestial musician)
海底に住し、諸神に敵対する悪鬼
Asura (warlike deity)
半鳥半人の姿をした鳥類の王
Garuda (divine bird)
馬頭人身の半神、よく歌い、ヒマラヤ山中の宮殿に住む
Kinnara (celestial musician)
蛇頭人身の鬼類など
Mahoraga and others
大勢の人々は、
A great assembly
舎利弗の~を見る
Seeing Śāriputra
仏の前において
In front of the Buddha
阿耨多羅三藐三菩提の記別を受ける
Receiving the prophecy of Anuttara-samyak-sambodhi
心から大いに喜ぶ
Great joy in the heart
計り知れないほど飛び跳ねて喜ぶ
Boundless dancing with joy
それぞれが衣を脱ぐ
Each one removes their robe
着ていた上衣
The upper garments worn
仏に供養するために
Offering to the Buddha


帝釈天(インドラ)
Śakra Devānām Indra (King of the gods)
梵天(ブラフマー)王たち
Brahma and others
無数の天子たちと共に
Together with countless celestial beings
また天界の妙なる衣をもって
Also offering celestial fine garments
天界の曼陀羅華(花)
Celestial Mandārava flowers
大きな曼陀羅華などの花
Great Mandārava flowers and others
仏に供養する
Making offerings to the Buddha
天界の衣が散らされた
The celestial garments were scattered
虚空の中に留まる
Remaining in the sky
そして自ら回転する
Then, it turned by itself
天界の多くの楽器や音楽
Various celestial music and arts
百千、万の種類
Hundreds of thousands of kinds
虚空の中において
In the sky
一斉に作られる
Created simultaneously
天の花が多数降る
Celestial flowers rain down
そしてこのように言う
Then they said this
以前、仏が波羅㮈(鹿野苑)において
Long ago, the Buddha at Varanasi
初めて法(仏法)輪を回す
The first turning of the Dharma Wheel
今まさに再び回す
Now, once again turning
最高にして最大の法輪
The supreme and greatest Dharma Wheel
その時、多くの天子たち
At that time, many celestial beings
再びこの意味を宣べようとする
Wishing to again expound this meaning


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 「方便品第二」について 方便というものは仏教用語であり、仏教とはそもそも真実の知恵へと教え導いてくれるものですが、その真実の目的地へ挫けずに至らせるために方便という教えが別にあるのです。それが真実の仏教の道のりではない寄り道をしながら導く方便説法です。夢のようなおかしな話だけれど、導かれる人が興味を持って理解しやすいような例え話や比喩の物語を用いながら導く教えが別にあるというわけです。このような方便な教えは仏教の真実よりも普段日常に過ごしている一般的な話題や情報のようなものの中から本当に真実のゴールへ通じているかどうかを見通す力を養い授けてくれることになるでしょう。多くの情報に埋もれる中ですべてを丸のみに信じることは不可能であり、どうも変だな、それは本当なんだろうかと自分で判断しながら捨てるべきものは捨てるようにして、淘汰して残った真実が普段の生きるべき道になって見えてくることは何よりも楽しいことです。






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