アメリカの景気の先行きへの慎重な見方からニューヨーク市場で株価が下落したことを受けて、取り引き開始直後から売り注文が膨らんで全面安となり、日経平均株価は一時、1500円以上、値下がりしています。
ダウ平均採用銘柄ではないが、半導体最大手エヌビディアは9.5%安となり、4月中旬以来の下落率となった。8月28日発表した2024年5〜7月期決算は市場予想を上回ったが、市場では米IT(情報技術)各社による巨額の人工知能(AI)関連投資に懐疑論が浮上。エヌビディアが米司法省から反トラスト法(独占禁止法)違反の疑いで情報提供を命じられたとの報道もあり、警戒感が強まった。
ただ、日本での嫌気の一つに下記の金融所得税の累進化が取り沙汰されている点も見逃せません。