幸せって

誰が決める？

そりゃー当人に決まっておるわな

ＮＨＫ朝ドラ「だんだん」

わけあって離婚した父，母別々に育てられた双子の姉妹（まな，かな）が再会

まなは音楽の道を志していたが

父親（吉田栄作）の説得で諦め，介護士になるべく大学へ。。

かなは舞妓で芸妓になる為，日夜踊りの稽古に励んでいるが

まなの自由な女子大生生活などを見て

他の社会を知らない自分に疑問を抱く

二人とも自分の進む道に迷いは無いと言い切ってはいるが

内面では偶然，二人で唄った音楽への誘惑は断ち切れない

この二人をどうしてもデビューさせたい音楽事務所の若者が父親を口説く

「お父さんだって若いとき，プロボクサーでチャンピオンへの夢を諦めた辛さは判っているでしょう。私が責任持って成功させます」

「デビューさせたらこの子らが幸せだと言い切れるのかね」

「はい。約束します！」

おいおい

人の幸せは約束出来んだろう

親も自分が苦労したから子供にはそんな思いをさせたくない

それが親心と信じこむのは独り善がりじゃ

二人とももうハタチ

自分の幸せは自分で決めなきゃいけない年頃

結果，後悔しようとそれも人生の肥やし

大昔から

連綿と続く子の為を思う親心

それを汲み取ろうとする子心

お互いが相手を思いやる気持ちは大事だが

な～んか

どっかが違っているような気がして




麿は好かん