台湾戦も日本がストレート勝ちでした。
前記事と同じように、前衛2枚ローテと2枚替えローテの得点-失点数を計算しましょう。
第一セット
2枚替えなし
第二セット
前衛2枚ローテ 6得点4失点→+2点
2枚替えローテ(2.5ローテで終了) 9得点2失点→+7点で、これが3ローテ続けば+8.4点
第三セット
前衛2枚ローテ 5得点4失点→+1点
2枚替えローテ 9得点4失点→+5点
この試合では、第二セットは2枚替えにより6.4点、第三セットは4点を獲得したことになります。このくらいの効果があるなら、4つの交替枠を使ってでも2枚替えをする価値はあると言えます。
しかし、この2枚替えローテ中の得点-失点数は、本当に2枚替えによる効果なのでしょうか。それを確認するには、2枚替えをしなかった第一セットを分析すれば良いですね。
第一セット
1回目の前衛2枚ローテ 4得点5失点→-1点
2回目の前衛2枚ローテ 7得点3失点→+4点
なぜな、2回目の前衛2枚ローテでは1回目より5点も多く取れています。これは非常に不思議ですし、もしたまたまでなければ第二セットや第三セットでの2枚替えによる8.4点や4点という効果も色褪せて見える結果です。
ではこの謎の解明のために、実際に試合の中身を見てみましょう。
台湾は、毎セット新たなコンビを解禁し、セット序盤に相手が対応できない中得点を重ねます。しかし、セット後半からは集中力が切れて、サーブレシーブが全く返らなくなります。実際、第一セットの2回目の前衛2枚ローテでは江畑幸子選手のサーブに苦戦しましたし、第二セットの2枚替えローテでは荒木絵里香選手のサーブに苦戦しました。
つまり、台湾はセット前半に点を取り、セット後半にサーブレシーブミスから点を失うチームなのです。そのようなチームと対戦すれば、セット後半に行われる2枚替えが有効に見えてしまいますが、2枚替えせずともセット後半に連続得点できるのは第一セットが証明しています。
仮に第一セットを基準として考えると、第二セットの2枚替えによる効果は3.4点、第三セットは-1点です。この数字からは2枚替えに4つの交替枠を使うメリットがあるようには思えません。
前記事と同じように、前衛2枚ローテと2枚替えローテの得点-失点数を計算しましょう。
第一セット
2枚替えなし
第二セット
前衛2枚ローテ 6得点4失点→+2点
2枚替えローテ(2.5ローテで終了) 9得点2失点→+7点で、これが3ローテ続けば+8.4点
第三セット
前衛2枚ローテ 5得点4失点→+1点
2枚替えローテ 9得点4失点→+5点
この試合では、第二セットは2枚替えにより6.4点、第三セットは4点を獲得したことになります。このくらいの効果があるなら、4つの交替枠を使ってでも2枚替えをする価値はあると言えます。
しかし、この2枚替えローテ中の得点-失点数は、本当に2枚替えによる効果なのでしょうか。それを確認するには、2枚替えをしなかった第一セットを分析すれば良いですね。
第一セット
1回目の前衛2枚ローテ 4得点5失点→-1点
2回目の前衛2枚ローテ 7得点3失点→+4点
なぜな、2回目の前衛2枚ローテでは1回目より5点も多く取れています。これは非常に不思議ですし、もしたまたまでなければ第二セットや第三セットでの2枚替えによる8.4点や4点という効果も色褪せて見える結果です。
ではこの謎の解明のために、実際に試合の中身を見てみましょう。
台湾は、毎セット新たなコンビを解禁し、セット序盤に相手が対応できない中得点を重ねます。しかし、セット後半からは集中力が切れて、サーブレシーブが全く返らなくなります。実際、第一セットの2回目の前衛2枚ローテでは江畑幸子選手のサーブに苦戦しましたし、第二セットの2枚替えローテでは荒木絵里香選手のサーブに苦戦しました。
つまり、台湾はセット前半に点を取り、セット後半にサーブレシーブミスから点を失うチームなのです。そのようなチームと対戦すれば、セット後半に行われる2枚替えが有効に見えてしまいますが、2枚替えせずともセット後半に連続得点できるのは第一セットが証明しています。
仮に第一セットを基準として考えると、第二セットの2枚替えによる効果は3.4点、第三セットは-1点です。この数字からは2枚替えに4つの交替枠を使うメリットがあるようには思えません。
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