こんにちは、五月五日、日曜日、関東は概ね晴れて良い子供の日になったようです。東京ドームではミスター&ゴジラへの国民栄誉賞授賞式も行われました。晴れの舞台でのご両人は大変幸せそうでした。そう言う意味では国民栄誉賞と言うものは生前に授与すべきものであろうと思います。今までに栄誉賞をお断りになっ方が3人おられます。野球界の福本豊氏、イチロウ選手、作曲家の故古関裕而氏です。古関氏の場合亡くなってからの話でご家族の方が断られたと言う事ですが古関氏と言い、大鵬さんと言い誠に残念です。古関氏の場合は戦前からの功績も大きく何故生前にならなかったのだろうと不思議です。ちょっと調べてみると気になる事実が浮かび上がって来ました。ひとつは戦時中に軍歌を手掛け、国民にアレルギーが有った事です。もうひとつは音楽学校の出身では無く自力で作曲を学んだ事です。後者に関連した事では1929年、チェスター楽譜出版社募集の作曲コンクールに入選(2位)、日本人として初めて国際的コンクールの入選履歴を得た作曲家ですが日本の音楽関係者からは無視された格好だったようです。そんな事が励みになったのでしょうか、後年素晴らしい功績を残されました。主な作品は次の通りです。
1 NHKラジオ「昼のいこい」のテーマ曲
2 早大応援歌「紺碧の空」ほか慶大、東農大、中大などの応援歌
3 全国高校野球大会、大会歌「栄冠は君に輝く」
4 東京オリンピックマーチ
5 阪神タイガースの歌(「六甲おろし)、ジャイアンツの応援歌「巨人軍の歌(闘魂こめて)」
6 軍歌、「ラバウル航空隊」、「若鷲の歌」
7 NHKスポーツオープニング (第一曲目)
8 鎮魂歌など「長崎の鐘」、「とんがり帽子」
9 クラシック系歌謡曲 「雨のオランダ坂」、「イヨマンテの夜」
久し振りに上記の12曲を聴きました。応援歌、行進曲、軍歌、童謡からクラシック系まで実にワイドな作曲活動には驚きます。天才と言っても過言ではないと思います。制作された曲は5000曲にも及ぶそうです。 国民栄誉賞からは少々逸れてしまいましたが、ご容赦願いたいと思います。繰り返しになりますが、名横綱大鵬、古関裕而氏には生きてるうちに授けて欲しかったと思います。
先日の甲州高尾山登山中に見かけた植物、モクセイ科の落葉広葉樹「アオダモ」です。別名「コバノトネリコアオダコ」とも呼ばれていますが「アオダモ」の方が言い易いです。原産は韓国から千島列島までとなって居るようです。雨上がりに樹皮が緑青色になることに加え、枝を水に浸けて暫くすると水が青い蛍光色になることから「アオダモ」と呼ばれるようになったと思われます。着色剤としても利用されます。樹皮は白とグレイの斑になります。着色剤よりも木製バットに使われる方が圧倒的に多く、資源保護のために管制された伐採が行われている程です。
バットに使われるとは知りませんでした~
よほど硬い材質なのでしょうね!
ミスター&ゴジラ、お二人とも記録的には高くは無い(ホームランはミスター:444本で14位、ゴジラ:332本で33位)のですが世の中を明るくしてくれました。受賞に当たってはタイミングもあるのかも知れません。
ミスターは半身まひという困難を見事に克服されすばらしいと思いましたし
ゴジラは絶対に人の悪口を言わないことを貫かれたそうで・・・どちらにも頭が下がる重いです(o´・ω-)b ネッ♪
アオダモ知りませんでした・・・
王さんの世界一のホームラン本数が評価されたのでしょう。いずれにしても、基準が曖昧です。今回はアベノミクスに取り込まれた感も否定できません。
古関裕而氏は努力の人でもありますが、幅広いジャンルをカバーしている事を考えると天才と言うべきかもしれません。
近所の庭に有るトネリコに似ているので迷いましたが花も幹の模様も合致したのでアオダモと確信しました。甲州市の農家の方に聞いても知らないようでした。裏山のアオダモ、将来が楽しみですね。
独学でここまで立派な作曲家になった古関裕而氏、音楽大学出の人々からは、相当嫉妬されたでしょうね。
成長が遅く 植樹する人は少ないですね
うら山に 将来のバット生産?を目指した植樹をした場所があります 生長が遅いですね