お早うございます。弱腰外交と批判が多いオバマ氏ですが流石に中国の横暴ぶりに腹を据えかねたか、海軍が南シナ海に面したフィリピン・スービックベイに戻って来るようです。マッカーサーが「I shall return.」と言ってフィリピンを後にした事を思い出します。
東名高速を御殿場ICで降り、暫く北上したところからの富士山です。 下の写真は御坂峠を抜けて勝沼方面に下ったところに架かっているリニア新幹線の高架橋です。右側の大月方面からトンネルを抜けた場所です。
4月26日(土)中里介山の小説で有名な大菩薩峠経由「大菩薩嶺」(だいぼさつれい)(2057m)に登ってきました。早朝、車で東名高速を走行中にトンネル内追突事故と思われる渋滞に遭遇し、時間をロスしてしまいコース変更を余儀なくされましたが天候に恵まれ楽しい登山が出来ました。出発は05:00、登山口のある上日川峠(かみにっかわとうげ)到着は08:45、登山開始09:00、大菩薩嶺登頂11:47、下山13:00 所要時間4時間、標高差460mの楽勝登山・・・と言うよりハイキングでした。
福ちゃん荘付近に有った国立公園マップです。黄色のコースを登り、ブルーのコースで下山しました。
国土地理院の地図を使用してコースを案内します。雷岩から大菩薩嶺へは10分程で往復出来ます。
08:45 上日川峠(かみにっかわとうげ)到着、駐車場は正面の黒いトイレハウスの向こうと赤いコーンの先を右折したところに有ります。
08:53 峠から300m程入ったところに無料駐車場が有ります。
09:00 ロッジ長兵衛の横を通って登山道に向います。舗装路でも登れますが我々は矢印の階段を上る登山道を選びました。
09:05 平坦な登山道を快適に進みます。
09:23 福ちゃん荘を通過します。この山荘は登下山の分岐にもなっている事からかなり賑やかでした。
09:24 福ちゃん荘前広場から介山荘経由の登山道を望んでいます。正面の建物はトイレです。雷石経由の登山道は写真の左を登ります。
09:30 現在はクローズしている富士見山荘を眺めながら先に進みます。殆ど高度の変化を感じる事無く大菩薩峠に目指します。
09:33 沢筋の一等地に勝縁荘(しょうえんそう)が見えて来ました。和式の山荘ですが大菩薩峠にある介山荘の経営者所縁の山荘で現在はクローズ中です。中里介山がここに泊まって「大菩薩峠」を執筆したようです。
09:50 ちょっとした沢には残雪が1mほど溜まっていました。
09:52 ヘヤピンの様な尾根を横切ると反対側に出て介山荘の有る大菩薩峠に向います。
10:05 介山荘に到着、ここから少し上がったところに大菩薩峠があり、食事をする者や写真撮影で大変賑わっていました。
10:06 1897mの大菩薩峠に到着、介山荘のすぐ上に有ります。介山荘は後になります。
10:19 親不知の頭に向う途中の尾根から富士山方面を望んでいますが、藤さんは見えず。下には上日川ダムが見えます。
10:24 親不知の頭へのガレ場らしき登山道は息も切れずに登れます。
10:28 親不知の頭を左に見て先に進みます。
10:29 親不知の頭から賽ノ河原に下ります。雪が深く溜まっています。
10:30 眼下に賽ノ河原、ここは旧大菩薩峠だったのですが遭難などが多いので下方の現在位置に移動されたようです。右上は妙見の頭です。尾根歩きは楽勝で気持ち良く歩けました。
10:40 妙見の頭下の岩場です。今山行唯一の岩場でした。W
10:51 標高2000mの神部岩通過、多くの登山者が食事を取っていましたが、我々の食事は雷岩にする事にしました。
10:58 雷岩への尾根歩き、高校生が多かったようです。向こうに見える雷岩で食事にします。
11:08 岩陰で料理する事にしました。登山者御用達のマルタイ棒ラーメン、焼き豚、野菜そしてデザートはいつも通りリンゴです。ラーメンの丼にしようと思ったハッポウスチロールの容器は割れてしまいました。トホホホ
11:16 マルタイ棒ラーメンは3分間茹でるのですが、焼き豚とか野菜を入れると5分程かかります。マルタイラーメンの良いところは茹で汁にとろみがつかずさっぱりしています。製造会社の「マルタイ」は福岡市に拠点を置く会社ですが最近業績が悪化しているそうです。登山者に人気の美味しいマルタイ棒ラーメンを食べ、次世代に繋げて頂きましょう。
11:39 食事後ザックを雷岩にデポし、大菩薩嶺を往復します。デポとはフランス語の「Depo」で集積所とか保管庫と言う意味で登山用語としては付近のピークをアタックする時など軽装にする為に大きな荷物を置いて行く場合に使います。
11:47 2057mの大菩薩嶺に登頂、周囲は木々で覆われ見晴らしは有りません。深田久弥の日本百名山にあげられています。
11:56 下山開始です。裂岩、上日川峠に向けて唐松尾根を下山します。
12:32 唐松の間に「福ちゃん荘」が見えて来ました。下山道は階段も無く快適に下る事が出来ました。
13:00 ロッジ長兵衛を過ぎ、無事駐車場に戻りました。
13:29 青梅街道沿いにある「大菩薩の湯」で汗を流して来ました。裂岩温泉(さけいしおんせん)の下方に有りますが門と竹矢木(たけやぎ)は付近に有った萩原口留番所を模しているようです。
14:30 大菩薩の湯を出発、18:00 帰宅しました。
この温泉はPH10.05と言う高アルカリ度を売りにしているようです。湯船につかると肌がつるつるになります。女性には嬉しい効能かも知れません。
スズランのような可愛い花を咲かせ、アセビに似ていますが秋には綺麗に紅葉するツツジ科の落葉低木「ドウダンツツジ」です。枝先に灯明を付けた形になる事から「灯台ツツジ」と呼ばれていましたが何時しか「ドウダンツツジ」になりました。挿し木で増やせます。原産地は日本