お早うございます。東京オリンピック招致活動が成功し、2020年に東京でオリンピックが開催される事になりました。オリンピック開催の経験が無い国を押しのけ、もぎ取った格好の2020オリンピックですが東日本大震災で低迷した経済を活性化させる為には良かったかなと思います。
それにしてもIOC総会直前になって「福島など計8県の水産物の輸入を9日から全面的に禁止する。」事を発表した韓国政府の行動には何とも言えない感情を覚えます。慰安婦問題、靖国問題、サッカーワールドカップ招致問題など彼の国とはまともな付き合いは出来ないのではないでしょうか。
さて、前投稿に続く「塔ノ岳登山報告 Part-2」は大倉尾根を大倉バス停まで下る道のりです。霧がかかって視界不良の塔ノ岳山頂を後にしたのが13:35、大倉バス停到着は16:45、3時間10分で下山した事になりますが階段が多い下山はきつかったです。3日間ほどフクラハギの痛みがとれませんでした。
下山ルートは黄色の線で示しました。山小屋が沢山ありますが現在は紅葉前のシーズンオフで山頂の尊仏山荘以外は閉鎖しています。標識がしっかりしているので安心して下山出来ます。天神尾根ルートは谷筋なのでヒルを恐れ、慣れた尾根道を下りました。
13:35 尊仏如来にお参りして霧中の山頂を後にします。(1491m)
13:43 下り始めると直ぐに階段が続きます。延々と続きます。これが後で脚に効いてきます。
13:50 T字路は金冷しの分岐(1360m)です。右に折れると鍋割り山、大倉尾根は左に折れます。
尾根を下り、そして少し登る「馬の背」になっています。ピークを超えると「花立て場」が見えて来ます。
13:56 「花立」(1370m)です。この辺りから視界が開け相模湾が見えて来ました。「花立て場」とは山岳宗教の名残りで登山者が山に入った時に摘んできた花を神に手向けた場所であったと伝えられています。
左手には「大山講」で賑わった大山が見えています。雲が無ければ大島がくっきり見えます。この写真は二枚を連結加工しています。
14:05 花立山荘(1300m)、ここもシーズン以外は閉鎖しています。(写真を撮り忘れ前回撮影した物を使用しています。)
14:30 坂道の途中に左に折れて戸沢方面に下る天神尾根分岐(1128m)が有ります。雨上がりなどはヒルに注意が必要です。
花立山荘を過ぎると大倉尾根一番の長い階段が「堀山の家」まで続きます。「バカにだらだら登りが続く尾根じゃないか」と言うので「バカ尾根」とも言われています。
不名誉な「裸地化」した急坂です。こうなるのを防ぐために木道が整備されつつあります。しかし階段にすると下りで脚を痛めやすくなります。
14:49 「堀山の家」(960m)です。ここの分岐を右に折れると「二股」に下ります。
15:18 駒止茶屋(890m)です。
15:48 見晴茶屋(610m)を通過します。ここは綺麗な山小屋でシーズン中はお客さんも見かけます。
15:51 雑事場の平(ぞうじばのたいら600m)です。小さな平地になっているので丸太を切ったり、木の皮を剥いたり雑多な仕事をする場所で有ったようです。
15:55 大倉高原キャンプ場(590m)この辺りでは唯一キャンプが許された広い場所です。基本的に丹沢山塊ではキャンプが禁止されています。
16:05 「大倉高原山の家」(300m)です。流し場が備えてあり、常時清水が出ています。20円を投入してペットボトルに補充します。癖が無く美味しいです。
16:16 16:52発のバスに乗れるように急ぎすが脚が重たくなってきました。階段は有りません。先ほどの「雑事場の平」を左に折れるとここで合流します。水の補給などを考えなければこちらの方が楽そうです。
16:33 漸く舗装路になりました。もうすぐです。
16:39 登山道入り口です。右の舗装路を真っ直ぐ進むと戸沢方面の沢道、映っていませんがこの左が今下って来た大倉尾根登山道です。
16:45 バス停着(280m)、渋沢駅行きのバスに乗って大倉を後にします。09:10にヤビツ峠を出発してから7時間35分、標高差1211m、およそ14kmの山行でした。
17:23 渋沢駅から小田急線で東海大前駅に移動し、温泉「さざんか」で汗を流しました。シニアは500円です。
露天風呂ですが陽が落ちて暗くなっています。遠くの山は大山です。
18:28 入浴終了、運悪くJR相模線が人身事故でストップ、小田急線で藤沢に向う事にしました。往復人身事故とは寂しい時代です。オリンピックに期待するのも無理が有りません。オリンピックの波及効果で12万人の職業創出が出来るとみられています。頑張ろうニッポン!
繁殖力旺盛、夏から秋にかけて赤く大きな花を咲かせるアオイ科の耐寒性宿根草「モミジアオイ」です。別名「紅蜀葵」(こうしょっき)と言います。蜀とは中国四川省辺りを指します。しかし、原産地は北アメリカです。5月ごろに種を播きますが二年目には背丈が1.5mにも育ちます。アオイ科で葉っぱが裂け、紅葉(モミジ)に似ているので「モミジアオイ」と呼ばれるようになりました。