時間を生み出すブログ はりの助

作業手順を重視した操作性と数々の独自機能により無駄な操作を削減し、時間を生み出す「レイアウトワープロ はりの助」を紹介

翌日はプラス1

2015年03月31日 | エクセルとの連携
【プライスカードも 「はりの助」】

日付を入力したセルの表示を曜日に変える方法は「曜日の表示方法」 [2015/03/25]で説明しました。
行事予定表の曜日の欄に(曜日を表示する)書式を設定しておき、先頭のセルに日付を入力して欄の最後までドラッグすると曜日は完成です。
でも月や年が替わるたびにドラッグ操作するのでは、曜日の文字をドラッグするのと同じ手間です。

曜日欄の先頭のセルを変更するだけで残りの曜日欄も変更されるようにします。
曜日の列がB列で、先頭がB2セルとします。
曜日欄には曜日の書式設定をしておきます。
曜日欄を全部選択して「曜日の表示方法」で設定すると一手間ですみます。


B2セルに「4/1」と入力します。
B3セルに
  =B2+1
と入力します。

日付は連続した数値で、1増えるごとに次の日になります。
上の式を入力することで、B3セルはB2セルの翌日になるのです。
B3セルをコピーして残りのセルにコピーします。

こうするとB4セルはB3セルの翌日になります。
B5セルはB4セルの翌日です。
これで連続した日付ができました。
曜日欄は完成です。

B2セルを「5/1」や「2016/4/1」などに変更して、曜日がきちんと変わっていることを確認して下さい。
上図のサンプルファイルをダウンロードできます。
「sample_150331.xlsx」をダウンロード

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セルの値を比較する

2015年03月30日 | はりの助活用
【ロッカーの名札も 「はりの助」】

前回は「4月1日」と表示されているセルの値が本当に「42095」かどうかを調べるために「セルの書式設定」を「標準」にして確かめました。
今回は別の方法で確認します。

A1セルに「4/1」と入力します。「4月1日」の日付が表示されます。
どこかのセルに次の数式を入力します。
  =A1=42095
これはA1セルの値が「42095」と等しいかどうかを調べる式です。
先頭の「=」は数式の先頭に必ずつけるものです。
次の「=」が左辺と右辺を比較するものです。

左辺と右辺が等しければ
  TRUE
等しくなければ
  FALSE
と表示されます。

この「42095」の数値の部分をセル参照にすることもできます。
例えばC1セルに
  =A1=B1
と入力して、B1セルに「42095」と入力します。
「TRUE」と表示されるのを確認してB1セルの値を変更して下さい。


この比較の方法はIF関数で必要になりますので、しっかり覚えておいて下さい。

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4月1日は 42095

2015年03月28日 | エクセルとの連携
【靴箱の名札も 「はりの助」】

「4月1日は 42095」というのは、エイプリルフールに関係しているわけではありません。
前回前々回で説明したように「セルの値」を「セルの書式設定」で指定した形式で表示できます。
この「セルの値」は文字や数値を入力した場合はその値で、数式の場合は(数式で求めた)結果です。

日付は特別で、1900年1月1日を「1」として、1日に「1」ずつ大きくなる数字です。
だから、今年の4月1日は「42095」になるのです。

日付を入力するときは「4/1」や「2015/4/1」、あるいは「平成27年4月1日」のようにも入力できます。
このように入力しても、エクセルが日付と判断した場合は勝手に(日付の)数値に置き換えています。

数式バーでは日付の形式で表示されていますが「セルの書式設定」で「分類」を「標準」にすると、その日に対応した数字が表示されます。
図は「4/1」と入力したセルを選択した状態での「セルの書式設定」(右クリックメニュー)画面で、「サンプル」の欄が今のセルの表示状態です。


逆に「42095」と入力して「セルの書式設定」で、日付の形式を選んで下さい。
4月1日が指定の形式で表示されます。

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書式設定での表示は見せかけだけ

2015年03月27日 | エクセルとの連携
【名刺も 「はりの助」】

前回の数字を入力して「○」「×」「△」を表示する方法を

前回の「数字を入力したのに文字が表示される」では、数字を入力すると「○」「×」「△」を表示するように書式を設定しました。
これを利用して出欠確認票を作りました。
それぞれの都合を調べて一番参加者が多い日を決めるものです。


入力は 1 か -1 か 0 ですので、簡単です。
それぞれの日で○×△の数を集計します。
この時B8セルに
  =COUNTIF(B2:B7,"○")
と入力してもうまくいきません。
これはB2セルからB7セルの範囲に値が「○」のセルがいくつあるかを求めるものです。
見かけでは「○」が4つありますが、それらのセルに実際に入力されているのは数値の「1」だからです。

この場合は
  =COUNTIF(B2:B7,1)
として、「1」のセルをカウントしなければいけません。

これとは別に、検索機能で「○」を検索しようとしても検索されません。
前々回の方法で表示した曜日も、同じ理由で検索の対象になりません。

「セルの書式設定」は、値を変えるのではなく見た目の表示だけを変えているということを覚えておいて下さい。。

ただし、それらのセルをコピーして他のソフトに貼り付けると、見た目の値が貼り付きます。


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数字を入力したのに文字が表示される

2015年03月26日 | エクセルとの連携
【クラス名簿の張り出しも 「はりの助」】

前回は日付を入力したセルの表示を曜日に変える方法を説明しました。
エクセルでは、セルに入力されている内容を設定した書式に変えることができます。
変えると言っても内容まで変わるわけではありません。
表示が変わるだけです。

次の3つの図を見てください。
セルの内容は、それぞれの図の右上の赤い線で囲んだ部分に表示されています。
セルには内容と全く違う記号が表示されます。

A1セルの表示と内容


B1セルの表示と内容


C1セルの表示と内容


セルの書式設定で、次のように指定して表示を変えているのです。
  ○;×;△
2つのセミコロンで区切って3つの記号を入力しています。
1番目は正の数の書式
2番目は負の数の書式
3番目は 0 の書式です。


◆試してください
実際に書式を設定して、色々な数字を入力して試してください。
文字を入力するとどうなるでしょうか。
書式設定の方法は前回を参照してください。

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