自燈明・法燈明の考察

第三次世界大戦考

 ここ最近、関東方面の天気はスッキリせず、気温もかなり下がっています。若い時にはあまり気にもなりませんでしたが、やはり歳を重ねて来ると体がこの気候変化になかなかついて行かなくなりますね。私なんて最近、起きるのが辛くなっています。

 さて世界は相変わらず新型コロナパンデミックに覆われていて、各国では様々な混乱が起きています。そしてこれは皆さんもご存知の様に日本という国も例外ではなく、日本社会も様々な混乱に覆われています。
 しかしこのパンデミックの騒動は、一体何時になったら収束するのでしょうか。恐らく収束したとしても、その時の社会はこのブログでも以前に書きましたが、新型コロナ前の2019年頃とは、恐らく変わった様相になっているのかもしれません。



 現在のローマ教皇であるフランシスコ教皇は、2016年7月27日に、訪問先のポーランドにて「第三次世界大戦は始まっている」と発言し、当時はかなり話題にもなりましたが、近年の世界情勢をみるに、この言葉はあながち外れた発言ではなかったのかもしれません。

 ある話では、第一次世界大戦は火薬の戦争、第二次世界大戦は核兵器の戦争、第三次世界大戦は感染症(ウイルスや細菌)による戦争という事が言われていました。

 「戦争」とは一義的に言えば、国家間の外交で拗れた場合、最終的な手段として、国の政治的な駆け引きを武力により解決する手段として用いられるものと言われています。これは国家間による戦争ですね。
 そして世界大戦となると、一部の戦争を引き金として、世界が分かれて、大規模に展開されるものであり、第二次世界大戦で言えば、枢軸国(ドイツ・イタリア・日本)と連合国(アメリカ・イギリス・フランス・ソ連・中国など)の間で争われました。
 結果として枢軸国が敗退し、連合国が勝利をして、その後の世界もこの連合国(日本では現在、国連と呼称していますが)の枠組みを中心に動いています。

 また戦争にはもう一つの側面があります。それは「資本」と「人口削減」というものです。
 戦争とは「国が行う最大の公共事業」と呼ばれ、そこでは主に軍需産業を中心として巨大な資本が動きます。変な話ですが、この戦争によってお金が動き、一部の人達には多大な収益をもたらします。また第一次世界大戦では1,600万人、第二次世界大戦では8,500万人が亡くなったとも言われてますが、戦争当時国では多くの人達が亡くなりましたので、見方によっては戦争は「人口削減」という側面もあるのです。

 今回のパンデミックでも、一部のグローバルな製薬会社は莫大な利益を上げています。またこのパンデミックの社会状況で利益を上げている企業もいます。そして世界では新型コロナにより多くの人が亡くなっていると言われています。(まあ事実の処は置いておいて)

 こんな事をつらつらと考えてみると、今回の新型コロナのパンデミックとは、第三次世界大戦の一形態という見方も、あながち間違った捉え方ではないのかもしれないと、私なんかは考えてしまいます。まあこの類の話は、既に都市伝説では語られている事なんですけどね。

 思うに戦争の形態というのも、時代と共に変化をするという事があるのではないでしょうか。

 戦争は「資本」が起す、と言われていますが、その資本が動く経済ではインターネットの整備によって国境が既に無くなっています。いまの時代、資本は国家の制御を越えて動く様になっています。この様に変化した時代であれば、戦争のカタチも自ずと変化をするのではないでしょうか。そしてそのカタチの変化の一形態として、今回のパンデミックがあるという事も、実はあり得ると思うのです。

 最近、アフガニスタンからアメリカ軍が撤退し、タリバンがアフガニスタンを掌握したと言います。そしてそのタリバンをロシアや中国が早々と承認しました。また極東アジアでは中国の影響力が強くなってきています。

 これからの世界、どの様な姿を見せてくるのか。「アフター・コロナ」という言葉もありますが、この観点についても注視していく必要が有る様に、最近の私は考えてしまうのです。


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