次世代総合研究所・政治経済局

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逃げを打つ中共

2007年06月04日 12時50分51秒 | Weblog
 G8が迫り、オブザーバー参加する中国は、批判の矢面に立たされることが明白となってようやく地球温暖化に対する「アクション・プラン」を発表する運びとなったらしいが・・・・・
(以下FT07年05月31日電子版抄訳)
http://www.ft.com/cms/s/7ff35fd0-0fba-11dc-a66f-000b5df10621.html


 国際エネルギー機関(IEA)によれば、今年には中国は米国を抜いて世界最大の温室ガス排出国となる。経済規模は米国の5分の1にもかかわらずだ。


 しかし、中国の好むフレーズはその人口の多さに任せた「一人当たり排出量」(米国の5分の1)である。それも昨年は目標の4%を下回る1.23%減にとどまった。

 京都会議でも発展途上国扱いをされている中国には排出量カットの義務はなく、また、中国当局は、「現在の温暖化の原因を作ったのは先進国であり中国はその犠牲者。率先して温室ガスの削減をすべきは先進国。中国は91年から2005年の間に一設備あたりの排出量は47%カットした」と主張している。

 さらには「エネルギー効率と汚染削減のためになる金融、技術援助ならば受け入れる用意があるが削減義務とリンクされるのは困る」「温室ガス排出についてはインドとも提携している。中国は「ミスター・NO」になるつもりはなく「ミスター・協力」になりたい」とも述べた。

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それにしてもこのこの独善的態度、日本がいうべきことをいわないせいもあるだろうが、この姿勢は自分でもう少し首を絞めない限り直らないだろう。



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