次世代総合研究所・政治経済局

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たかが桜、されど桜(2)

2007年03月21日 01時22分44秒 | Weblog
20日午後、気象庁の職員が靖国神社に行き、「6輪」の桜が開花しているとして全国に先駆けて東京での桜の開花「宣言」をした。
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20070320AT1G2002C20032007.html

 実はこの日、午前にも一度同職員が神社に行ったのだが、桜が6輪咲いていないとして開花宣言を見送っていた。

 はっきりいって余計なお世話だ。私は19日に横浜の染井吉野が5輪開花したのをすでに目撃している。

 私は、①3輪で未開花、6輪で開花というのはどういう基準なのか、②そもそも開花しているかどうか役人が決めるべきものか(開花しているかどうかは子供でもわかる。そんなことを決めてもらうために国民は税金を払っているのではないだろう)、③それを多数の報道陣が囲んで放映し、神妙に気象庁職員の「宣言」を見守るとはどういう心理か。まるで「お上」のご託宣を聞くナントカではないか。④開花「宣言」などどうでもいいから(先日データを打ち間違えたとかいう)開花「予想」をしっかりやってくれ。
と思ったのだが、こういう人間は私だけなのだろうか。

 それにしてもこのようなチンケな組織にも「縦割り」があるのか、開花宣言の1時間前に「第3回」の開花予想で、東京は22日(翌々日)と最後までおおハズレの予想をしていた気象庁とは実にお気楽な職場らしい。


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