Road to NORTH HARBOUR STADIUM

NORTH HARBOUR STADIUMとは州代表の本拠地であり、クラブ選手権決勝の地である

最終試合翌日

2005-07-17 | Weblog
昨晩は語学学校の友人や先生が僕の送別会を開いてくれた。
語学学校の区切りである6週間を終え、現在プー太郎の僕は継続しない(できない)から一応卒業という形になっていたのだ。
この日を指定したのは僕。
僕は決勝に行くつもりでいたので、まさかこの日にチームの最終戦をむかえるとは思ってもみなかったのだ。
各国の友人達が僕のために送別会を開いてくれるのだから、しかも日にちの指定をしたのも僕なわけだから行かずにはおれない。

そして、コロンビア出身の友人がサルサパーティーに招待してくれた。
サルサのミュージックに合わせて踊り狂う人々を前に、語学学校のキウイ・コリアン・コロンビアン・そして日本人で形成された一行はぽか~んと口をあけていた。
きわどいドレスで躍る女性にステップを教わり、何とか習得。
僕はお礼に日本のダンスを教えてあげた。
変なお~じさ~ん♪の振り付けを教えると異様な興味を示し、真剣な表情で変なおじさんを躍るコロンビア女性。
数年後、コロンビアで変なおじさん踊りが大流行するかもしれないが、それは間違いなく僕の功績である。

僕は語学学校のみんなと変なおじさん♪を踊る女性に別れを告げ、チームの飲み会会場に足を運んだ。

僕が到着する頃には全員すっかり出来あがっていて、ただでさえ分かりにくい田舎英語がもはや理解不能なまでになっていた。
そのほとんど呂律がまわっていない英語で僕に嬉しい声をかけてくれた。

みんな僕のプレーを凄く覚えていてくれる。
あの時のジンのタックルは・・・
あの時のトライは・・・
あの時のパスは・・・
あの時お前が殴った相手は・・・
覚えてくれなくていいところまでハッキリ覚えていてくれる。

前にも書いたがHLVは外国人の受け入れは初めて。
しかもNZ相手に140点取られる日本からだ。
僕達以上に彼らはそのイメージが強い。
そんな日本から来るアホはどんなプレーをするのか非常に興味があったそうだ。
絶対にメチャクチャへたくそで、タックルも出来ない臆病者が来ると思われていたようだ。
嬉しい事に、彼らはそれを誤解していたと僕に話してくれた。

3月22日にNZへ到着し、その日に練習に参加。
それから約4ヶ月。
色々な経験をする事が出来、さらに最高の友人達に恵まれた。
残念ながら今季HLVはもう試合は無くなってしまったが、これからチームの写真撮影やパーティなどの行事が残っている。
もっと彼らから良いところを吸収し、自分自身成長していきたい。

変なおじさん踊りを教えて笑っている場合ではない。