新古今和歌集の部屋

恋歌一 兼輔 櫛笥隆胤筆百人一首短冊コレクション


櫛笥少将隆胤朝臣

      みかのはらわきてながるゝいづみかは
中納言兼輔
       いつみきとてかこひしかるらん

新古今和歌集 巻第十一恋歌一
 題しらず     中納言兼輔
みかの原わきて流るるいづみ河いつ見きとてか恋しかるらむ

読み:みかのはらわきてながるるいづみがわいつみきとてかこいしかるらむ 隠

意味:みかの原から涌き出て泉川になるように、いつ貴女を見てこんなに恋しく思うようになったのでしょうか。

作者:藤原兼輔ふじわらのかねすけ877~933三十六歌仙の一人。従三位中納言兼右衛門督。加茂川の近くに家があったので、堤中納言とも呼ばれる。

備考:百人一首、古今和歌六帖。歌枕 瓶原(〈甕原〉〈三日原〉〈三香原〉)、泉川



櫛笥隆胤
生没年:1642-1662
父:権中納言 櫛笥隆朝
義父:左近衛中将 櫛笥隆方
正五位下中務大輔
縦37.5㎝横 6㎝

平成29年10年28日 壱
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