裏辻中将實景朝臣
たまのをよたえなばたえねながらへば
式子内親王
しのぶることのよはりもぞする
恋歌一
百首歌の中に、忍恋を
玉の緒よ絶えなば絶えねながらへば忍ぶることのよわりもぞする
意味:
私の魂の緒よ。絶えるなら絶えてしまえ。生き長らえていたら貴女への秘密の恋を忍ぶ心が弱って秘密を世間に知られてしまうから。
裏辻実景
生没年:1637-1669
父:右大弁 万里小路綱房
義父:参議 裏辻季福
1645 侍従
1649 正五位下
1652 右近衛少将
1654 従四位下
1656 右近衛中将 ★
1658 従四位上
1662 正四位下
1666 従三位
平成29年10年28日 壱
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