東京都 発達障害者支援センター主催の
「自閉症の人たちにとって暮らしにくい地域生活をどう変えるか」というシンポジウムを聞きに行きました。
発達障害者支援センターは、
自閉症などの発達障害
(自閉症、アスペルガー症候群、学習障害、注意欠陥多動性障害など)の人とそのご家族が、
安心した暮らしを営むことができるよう、
その総合的支援を行う地域の拠点として、
平成14年度より国の新政策(発達障害者支援法)として発足しました。
本センターは、平成15年1月より事業を行っています。
<利用案内より。()内はジジ補足>
障害がある当事者、家族にとって
総合的な相談機関が未整備な現在、
発達障害者支援センターの果たす役割は大きいと言えます。
しかし、東京都に一箇所というのはまったく現実的ではありません。
シンポジストは、
行政の障害支援係長、
授産施設施設長、
養護学校教員、
自閉症協会支部長、
病院関係者
でした。
シンポジウムって
シンポジスト同士がいろいろ議論するものだと思うのですが、
なんだかシンポジストが20分ずつ講演をするだけのプログラムで
ちょっと不満。
それぞれの発表もつながりを感じなかったし(ストーリーになっていない)、
障害がある人を支える人たちの
連携の不十分さがよく表れていると思いました。
肝心のテーマである
「地域生活をどう変えるか」
についてはさっぱり話がなかったように思います。
私個人としては、
自閉症を含む障害を持つ人が地域生活を送っていくためには、
制度や住民たちが変わっていくことが必要だと考えますが、
現場の支援者同様、
「社会で受け入れてもらうために障害がある当事者をどう変えるか」
という思惑を感じました。
それって何年前の議論?
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