ココロと機械

ココロの病を患う私の気ままなブログです

幻聴じゃない!

2019-03-02 16:41:40 | ブログ

さっきまでラジカセで大きな音でカセット掛けて布団に潜り込んで
震えていた。

事の発端は、昼前かな、施錠してあるはずの玄関の引き戸をカラカ
ラカラと開けて誰か入ってくるので、こんな時間に女房どうしたん
だろうと思って見に行ったら、当然ガッチリ施錠されていてガラス
越しに人影も見えない。

おっかしいな、寝ぼけたか、と思っているとしばらくして今度は誰
か風呂に入っている。
ぱちゃぱちゃと湯に浸かっている音がするので、最初はああ、水道
の水が出たのか、と思ったけれどそれならチョッロロっと出て終わ
りだ。

完全に風呂に誰かいると分かったのはタイルの床を風呂の椅子を動
かすココココと言う音がして、それからザーッと湯をかぶる音がし
たからだ。

やだやだやだやだ誰か風呂入ってるし!
このあたりでもう幻聴でない事に気がついてきて怖くなってきた。
いつもの幻聴は誰かがわたしを誹るような話が聞こえるとかで、隣
で寝ている女房がわたしを誹るとかそんなのまであるけれど、今日
のは最初っから違う。

そして音がしない時には土曜の昼間だというのに気持ち悪いくらい
静かなのだ。
今日に限ってラジオ掛けていなかったけれど、それもなぜだか分か
らない。

一人のときはたいていラジオを点けているかイヤホンで音楽を聞い
ているけれど、今日はなぜか忘れていたと言うか途中で消えたのか
ラジオは鳴っていない。

物音がしない時の「シーン」と言う表現は手塚治虫が始まりと言わ
れているがその「シーン」・・・いわゆる物音がしないところでの
耳鳴りの音も聞こえない。

全くの無音の世界で、しているはずのパソコンのファンの音も聞こ
えないのだ。

で、さっき、今度は台所で誰かと電話しながらご飯を作る音が聞こ
えたので「あれ、寝ちゃったか、女房もう帰ってきたんだ」と思っ
て時計を見るとまだ五時前だ、こんな中途半端な、ご飯を作ってい
るということは、もっと早く帰ってきたと言う事になるが、そんな
事はありえない。

何より、はたと気がついたのがそれが、女房の声ではない、と言う
ことだ。
もっと若いと言うか、女房の声も甲高いけれど、明らかに違うもっ
と若い女の声だ。
何か子供の遊び場のことか何か話しながら、シャーっと何か炒めて
いる。

うわもうこれダメ!と思ってふと手元にあったラジカセのリモコン
でデカい音でカセット掛けて家中の電気つけて走り回っていたら今
女房が帰ってきて「だからいるっていってんじゃん」と平気な顔を
していう。
女房殿はそんなの日常茶飯事なのだとか。
そして女房に話すといつもよく女房が遭遇しているのと一致するの
だ。

まあ、もういい、女房がいれば怖くない、と言うか平生の土曜の夕
方に戻ったようだ。
こわかったよかあちゃん。


本日の種:ペンタックスMX-1
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