最近と言うか、普段持ち歩いているカメラはこんなのばかりが多い。
何も毎日用もないのにD850とかX-Pro2とか、もはや既に
これはAPS-Cミラーレスかと言うようなX-H1なんか持って
歩いていない。
一眼レフならD610に28mmf2.8Dとか超ライトな組み合
わせの方が出番が多い。
何も根詰めて何か撮りに行くわけでもないのにD810やD850
を提げて歩き回る事もないでしょ。
で、こういう小さい薄っぺらい軽い何も出来ないコンデジを首から
提げている事の方が圧倒的に多い。
JZ700なんて、もう「普通のカラー」「クローム調」「白黒」
しかなくって、そのパラメーターさえいじる事ができない超簡単カ
メラだが、シーンモードを積んでいるのでそれを上手く誤魔化して
といえば聞こえが悪いけれど、上手く使えばそれなりの写真を作り
上げる事もできる。
まあ、そんな面倒な事しないけれどね。
「これはこれで写りゃええ」としか思っていないので、昼間はホワ
イトバランスをお日様マークに、夜は水銀灯や蛍光灯が緑になるの
が嫌ならAWBにして置けば適当にカメラがやってくれる。
わたしはカラー写真の場合、イメージカラーと言うか派手なのは嫌
なので、出来るだけ「人間の目で見えている色やコントラスト」に
近くなるようにセッティングを出すのだけれど、まあ皆さん一杯ブ
ログに写真を貼っている方なんか見ても「ああきれいね」としかわ
たしは思わないと言うか、逆にわたしのお散歩の写真なんかを見た
人は「なんでこんなにあっさりしてるんだろう」とつまんないかも
知れないけれど、要はそういうわけなので、ちゃんとしたカメラで
撮った写真はみんなそういう画像だ。
だがしかしこいつら安コンデジ中の安コンデジはそういう事は出来
ないので(出来る物もある)まあ出た色そのままと言うか、さっき
も言ったように「写ってりゃええ」の画像なのでこれはこれでいい
のだ。
普段からカメラを持ち歩いているという事が大事な訳で、スマホや
ケータイで(わたしもたまにやるけれど)いいやとお茶を濁しては
いけないのである。
最近のスマホなんかはカメラに力を入れて頑張っているけれど、所
詮はスマホのカメラであって、米粒のようなセンサーに名前だけ立
派なレンズを付けて、あとはソフトウェア処理だから、スマホで撮
ってスマホで見る分にはキレイキレイかもしれないけれど、例えば
それをプリントしてみたらお話にならないと言うか8000円のコ
ンデジにすら手も足も出ないというのが分かるだろう。
それでそのプリント見て「キレイキレイ」と言っているようならま
あ、写真がどうのと言う話以前の問題なので、好きにしてくれ。
スマホの写真はスマホの画面の中で完結する物であって、外に持ち
出すものではない。
プロの写真家でもスマホで撮る専門の人がいるけれど、それはそれ
で意味があってやっていることで、例えばコンパクトカメラよりス
マホの方が高性能だからと言うわけではないのである。
まあ、普段持ち歩くならこういうのがいい。
あまり凝っているとややこしい事をし出すから、返って何も出来な
い方が気楽で、日常的にチョコチョコ撮るという行為に適っている
のである。
で、やろうと思えば、と言うかちょっと頭をひねれば「ええこれで
撮ったの!」と言う写真も撮れなくは無い、要は物は使いようで、
「この機能はこういう時にしか使ってはいけません」なんつー決ま
りは無いのだから、最悪何とでもなるのだ。
なるべく簡単で低スペックの物の方がいい。
「これしかないけれどどうしても撮りたい」となったら考える、と
言うことは上達するからね。
何なら単三電池のコンデジでもいい、わたしは重たいから嫌だけれ
どね、これくらいのものならカバンに放り込んでおいても邪魔にも
ならないし、擦れてボロボロになってもレンズさえ綺麗なら大丈夫
だ、モニターなんか見えればそれでいい。
中途半端に立派なコンデジを普段から持ち歩いていると、結局邪魔
臭くなるのでわたしは意図が無い限りこんなのしか持ち歩いていな
いのです、そしてそれで十分なのです。
@ スマホの充電忘れてもカメラの充電は忘れる事なかれ
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