ココロと機械

ココロの病を患う私の気ままなブログです

デジタルとアナログ

2012-09-01 13:58:08 | ブログ

0901_001

ここでは機械操作のお話。(ハード)

どっちが好きかという私的な考えのお話ですよ。

アナログ、と言うのはスイッチやツマミの操作で

動かすもの。

デジタル、と言うのはボタンやタッチパネルの事。

アナログ操作と言うのは、使いたい機能をスイッチ

やツマミで決定する。

これはその操作したスイッチやツマミの様子を見

るだけで今どういう状態になっているのかが分かる。

デジタルのまずボタン式、と言うのは、ボタンを押す

事で操作して決定する。

たとえば電話機の「5」の数字を押していくと、

「なにぬねの5」とかって順番に変わっていく。

最初から何回押したかであらかた見当がつくけれど

最終的には画面をみないと宇宙文字になっててたま

げたりする。

デジタルではこの確認画面がないと使い物にならない

のだ。

移動式携帯電話が出来たのもこのボタン式の操作が

あってこそ出来たようなもので、全部スイッチだったら

兵隊さんの使うゴツい無線機のようになってしまって、

(それらも今ではデジタル操作だけれど)実用的では

なくなってしまう。

デジタルの、タッチパネルに至ってはもう理解できない。

画面の向こうの「絵」に向かって指でちょんちょんする。

そこに「押した感覚」もないし、ちゃんと認識してくれた

のかすら常に画面とにらめっこしていないと分からない。

見ていないとどこの何に触ったかも分からない。

なによりこいつは、ポスターの写真に口づけしているみ

たいで滑稽極まりない。

何でこうなってしまったのか良くわからないけど、おそら

くニーズと言うよりもメーカーがこういうものを開発して、

「どうだすごいだろう、面白いんだぞ」と言って出したもの

が、意外にも消費者にウケてしまった・・・・みたいな感じ

かもしれない。

だって「必然性」は全くないじゃない。

スイッチからボタンにする事は、小型軽量スリム化や、

・・・・あれ他になんかあったかな?  まあいいけどそう

言う様な事に貢献したかもしれない。

でもタッチパネル化は別にデザインが美しいわけでもないし、

ロックしないと持っただけで勝手に何かするし、一連の操作

がややこしくついでにめんどくさくて仕方がない。

今時アナログ操作だけでは機能に対してスイッチやツマミが

多すぎになってしまってあまり実用的ではないかもしれない

けれど、それほど多くの機能を機械に集約させようとしなけ

れば、使いやすいものだと思う。

電子レンジでもそうでしょう?

15分にするのにボタンだとピッピピッピやらないといけないけれど

ダイヤルなら15のとこにグリっと回すだけ。

昨今何もかもが小さなところに高度な機能を詰め込んでいる

わけで、これらの操作にはやっぱりスイッチとボタンの共存、

くらいがいいかもしれない。

何もかも「お触り操作」と言うのは行き過ぎたおせっかい、かも

しれませんね。

今こうやっているパソコンのキーボードがすべてタッチパネルに

なってしまったらどうしよう。

でも近い将来ホントにアニメマンガのように空中に浮いている

透明な機械にピポパポやるアレみたいになるのかもしれません

ね。

こわ~い!

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3 コメント

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いやあ。 (electronicsaholic)
2012-09-07 02:17:49
意外に、デジタル的操作(インターフェース)にも、アナログ的技術が必要であったりです。ま、デジタルの生みの親は、アナログですから。

いまや効率化して、デジタル技術が独り立ちしている印象もありますけれどね。
(アナログは、僕の感覚だと、デジタルの5倍くらい、感性というか、知識というかが必要なんです。)

昔はアナログしかなかったし、今でもデジタルに置き換えられない「ツボ」みたいのがいっぱいあって(そこが面白い)、本気でデジタルを知るには、アナログの道を避けてはならぬ、という格言(虎穴にいらずんば虎子を得ずという格言に似てます)があってもよさそうに思いますよ。

デジタルは一言でいうと「便利」。逆に言えば、「あいまいを許さない」。
オーディオといい、ビデオといい、デジタル化のおかげで、どんだけ扱いやすくなったか。エラーも減ったし(というか、デジタル技術の、エラーチェック機構がそうしているんですが)。

でもけっこう今でも、アナログ技術は要求されているんですよ。
電源系とかそうですし。
そういう関係の求人も多いみたいです。(デジタル全盛の今に、にわかに信じがたいんですが、それほどアナログ技術者が減っていて、現場対応できる人がいなくなってしまったんでしょうね。)

アナログも、デジタルも、いいところ、好きなところを見出すところが、いいんでしょうね。正直オーディオ(感覚的)性能は、今のデジタルの方が、アナログよりよいような風潮です。(初期のデジタルは、ノイズ以外はアナログに劣っていたようですが。実際、1990年当時CDの音は、硬すぎると感じてましたし。)

実際、僕も最近、カセットオーディオに再度傾倒し(というか、今じゃないと、もうなくなってしまうかという危惧もあって)、ネットワークウォークマンから、わざわざカセットテープに落とし(ノイズ対策という意味でもまったく今では無意味なのは分かっていても)、カセットウォークマンで聴いてるというバカっぷり。でもあの「変なノイズ」が好きなんですよね。アナログならではで。
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こんにちは。 (家主)
2012-09-07 13:14:51
確かにもう今ではアナログ的操作でも中身はみんなデジタル処理で、昔の電話交換機みたいな
機械はないですよね。
いいところ、悪いところ、必要不必要は確かにあります、でもタッチパネルだけは気持ち悪くて(笑

要するに、付いていけない古い人間なのでしょう。
ちなみに私もカセット狂です。ハードオフや田舎の電器屋でカセットテープ漁っていますよ(馬
愛用の「TDK SA」も遂に消えてしまったので・・・・。
返信する
SA・・・僕の中では結構お祭り騒ぎですよ。 (electronicsaholic)
2012-09-10 01:27:44
スーパーアビリン・・・。夏貸しすぎる。

ま、僕は、マクセル派だったんで、UDとか多かったです。
ハイポジは、UDIIとか安くてよかったなぁ。

あのころは、カセットテープのデザインも競い合ってた感じで、よき時代だったですねぇ。
なんかパチモンメーカーから、オープンリールデザインのカセットが発売されたり。(爆笑)
返信する

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