ロンリーな気分の日に購入したブラックのクールピクスＡを開いた。
やはりシルバーとブラックでは雰囲気が違う。
カメラのキャラクターまで違うような感じだ。
シルバーのほうはフードも付いていることも有って写真を撮るぞと
いう気持ちになる。
見た目は昔のフィルムカメラのような精密さが感じられて高級感も
ある（１０万円だから高級だが）
ブラックのほうはポケットに突っ込むことも考えてフードはなしに
した。
こちらは精密機械というよりも昔のフィルムのコンパクトカメラの
ような感じがする。
ストラップもシルバーは付属の両吊りだがブラックは片吊りのネッ
クストラップにした。
シルバーが写真を撮るぞと言う構えなのにたいしてブラックは旅の
友と言う感じで写真がメインではなく旅がメインで歩きながらポツ
ポツ撮ると言う感じだ。
これは人によっては全く逆の印象になるかもしれないが私の寂しい
気分の時にはこの黒いほうがしっくり来る。
シルバーは散歩用、ブラックは感傷の旅用だ。
感傷の旅というと変だが寂しい気分のとき用ということだ。
シルバーとは違いブラックは楽しいという感覚の佇まいではない。
姿かたちはＰ３００系統のようだけれど、なぜかこちらの方が地味
に感じる。
先日デジカメの整理をすると書いたがこれで５台になった。
クールピクスＡの白黒を使い分けることになったからだ。
ただ普段使いのフジＸＦ１と被るのだけれど、多少カメラの性格が
違うから別と言うことに都合よく納得させる。
ブラックのほうはその用途で圧倒的に出番が少ないと思うけれど、
要するにそんな旅する暇がなかなかないわけだけれども、近くの公
園でも感傷に浸ることは出来るのでそれでも使えるわけだ。
ブラックのＡは購入する時からそういう目的を持って投入されたの
でそれでいいのだ。
なんか変だけれど使い分けなのである。
