ＧＲがＡＰＳ－Ｃになってからもう二代目が出る。
しかしＧＲに関しては４のままでいいと思うのだ。
① 何しろデカくなってしまった。
これは、大きなセンサーを積んだおかげで仕方が無いことだ
けれど、見比べる以上に”持ってみるとデカい”のだ。
同じく（買わないと言っていたくせに買ってしまった）クー
ルピクスＡもＰ３＊＊系より少し大きくなってしまったけれ
ど、これはあまり気にならない。
ＧＲの場合”片手で撮る”という事がまず頭にあって、４ま
でのあの大きさがジャストフィットだったのだ。
新しいＧＲは、見ただけでデカイな、と思って、さらに手に
とって見ると、手の大きな私でも「これはないだろう」とい
う感じなのだ。
② 「あの色」じゃなくなった。
ＣＣＤからＣＭＯＳにセンサーが変わったからなのかチュー
ニングを振ったのか分からないけれど、ＣＣＤの４までのＧ
Ｒのあの独特の発色が出なくなってしまった。
悪いということではなく、普通に写りすぎるのだ。
ＧＲＤ４までのユーザーが新型ＧＲに乗り換えたらきっとが
っかりするに違いない。
③ そもそもスナップ用にＡＰＳ－Ｃはいらない。
素子が大きくなれば当然ファイルサイズも大きくなるし、ス
ナップ写真をＡ３とか全紙に伸ばす人もいないだろうに、素
子サイズは１．７型、画素数は１０００万画素で十分である。
スナップ用ではないクールピクスＡであればＡＰＳ－Ｃの恩
恵を思う存分味わえる。
④ マクロが１ｃｍじゃなくなった
なぜリコーお得意の１ｃｍマクロを廃したのか。
ここはセンサーサイズとレンズの関係であろうけれど、お家
芸でもある１ｃｍマクロは使わないと思うだろうが実は結構
使うのだ。
マクロ１０ｃｍと言うのはコンデジとしてはいただけない。
そんなこんなで、要らないといったはずのクールピクスＡは
結局買ったけれど（スナップ用でなければこちらのほうが良
い）ＡＰＳ－Ｃの新しいＧＲは、まあ、買わないだろうね。
あれを買うくらいなら高くてももう一台４が欲しいと思うの
だ。
