ココロと機械

ココロの病を患う私の気ままなブログです

1ニッコール 6.7-13mm

2018-02-05 09:28:40 | ブログ

ニコン1V3用に広角レンズをつければ何か使い道があるかもしれ
ないという事で導入された6.7-13mmズームレンズ。

35mm換算で18-35mmと一緒になるのでフルサイズ一眼レ
フの代わりだが、要はフルサイズの18-35を持ち歩かなくても
この手のひらに乗る大きさなら他に何か使い道があるのではないか、
標準ズームの10-30PDの広角端が28mm相当でほぼそこし
か使わないから10mmの単焦点にしても良かったけれどどうせな
ら超ワイドもつかえれば何か使うのではないか・・・・とか。

大きさは10-30PDの沈胴させたときの倍くらい、しかし・・

このレンズには手動沈胴繰り出しが備わっているのでロックを解除
すると6.7mmのところに来てそこが一番長くなるのだがこんな
に出っ張る。

私の一番使うであろう10mmくらいのところではこれくらいに縮
むので実際使う時にはカッコ悪い思いしなくて済みそうだがそれで
もイマイチなあ。
ちなみにロックを外して繰り出すとカメラの電源が勝手にONにな
るというありがた迷惑っぽい機能付き。
カメラの方でON/OFFも出来る事は出来るが使わない時に沈胴
させておいて使うたびにズームリングを所定のところに回すのは面
倒だ。

こちらは標準ズームの10-30mmPDズーム、電動で繰り出し
てレンズバリアもあるのでコンデジ感覚で使えて便利なんだがな。
意外と知られていないがこちらは10cmまで寄れる。
6.7-13mmは25cmまでしか寄れない残念仕様。

付けるとこんな感じ。
レンズはまだしもフードばかり目だって何ともカッコ悪い。
そこでこうすると

白っぽくて見難い電子ビューファインダーを付けると何とかそれら
しくなって見栄えはするようになる。
但しレンズそのものが長くなってさらにEVFが付くといくらフー
ドを逆さにして片付けてもとてもカバンに入るような大きさではな
くなる。

こういうセットで持ち歩きたいのだが、いちいちレンズを標準ズー
ムに交換してEVFを外して6.7-13を別にカバンに入れてい
るのでは何のためにこの超広角レンズを購入したのか分らないし面
倒だ。
フルサイズ一眼レフに18-35を付けて持って歩くよりは遥かに
小さいが小さい中でも大きくなってしまうのでこれより小さくしよ
うと思ったらペンタックスQに広角ズーム08レンズを付けるしか
ないが、ここではこのニコン1V3を使ってやろうと言う話なので
カバンはあきらめて別に持ち歩くしか仕方がない。

そしてこのレンズ、私が一番良く使う28mm相当、10mmくら
いにすると開放f値が5になってしまうのだ。
デジタルカメラになってからこういうところはいい加減になって感
度が上げられるからとやたら暗いレンズばかりなのだ。
フィルムで開放f5なんて言ったらそれこそ超望遠レンズか余程安
物のズームレンズかと言ったところだ。

f5なんてもう殆ど絞らなくていいじゃないか、もう少し何とかな
らなかったものなのか。
このレンズはこんなに小さくても7群11枚、非球面レンズ3枚と
EDレンズが3枚も入った贅沢仕様で定価8万もするのだが、まあ
暗いのは我慢するとしてもこんな短い焦点のレンズに手振れ補正は
要らないのと本体があと1cm長くなってもいいから変な沈胴機構
で無しにズームしても長さの変わらないインナーズームにして欲し
かった。

どちらかを選べば値段もそんなに変わらないかもしれないし。
その方が圧倒的に使い勝手がいいのだがニコンの方針なのか、まあ
こういう小さいセンサー用の超広角レンズと言うのは難しいのでこ
れでしか出来なかったか、作るとしてもものすごく高くなるとかか
も知れない(こんなんで8万円は十分高いんだが)

ちなみにフルサイズの正味18-35mmと1インチ用の18-3
5mm(6.7-13mm)ではこんなに大きさが違う。
フルサイズ用は勿論インナーズームで長さの変化はない。

まあなあ、この小ささに同じことを求めろと言うのも酷かも知らな
いけれどもうちょっと何とかならなかったものか。
システム全体で見るとこんなに大きさが違う。

フルサイズ一眼レフと1インチミラーレスでは小型化が大きな目標
だろうからこうなるのだが、これでカバンに入らなくなると言うの
は何とも複雑である。
カバンに入れなくなるということは常に持ち歩くのに提げていない
といけないと言う事になるから手にする機会は確かに増えるだろう
が通勤に毎日これと一緒に出かけるのかと言うとちょっと困る。

さてそこで使い道だ、ここが一番今回の肝心なところ。
自分の撮りたい写真を撮る時はフルサイズに28mm短焦点。
旅行の時にはそれに18-35とAPS-Cのコンデジが加わる。
たまにはマクロレンズも持っていくときもあるけれど大体そんな感
じだ。

じゃあお散歩用にしようかと思うのだがそこには別のAPS-Cの
ミラーレスに28mm短焦点(18mm)があるのでどうしてもそ
っちを持ち出してしまう。
これを何とかこのニコン1に置き換えれば普段からチョコチョコ使
うようになるかもしれない。
10-30(28-85mmくらい相当)よりは圧倒的にワイドの
方が使う機会はあるので今回このレンズを購入してみたのだがさて
どうなることやら。

ともかく通勤にカバンの中には入らなくなったのでカバンからは卒
業した訳だがこれをいつも手の届くところにおいておかないと触ら
ないからそこらに置いておかなければならない。

コンデジは別としていちいち防湿庫に仕舞わない常用カメラが既に
4台私の周りに転がっている訳でそこにもう1台増えると言うのも
邪魔くさいが仕方が無いだろう。
EVFを付けなければ何とかギリギリカバンに入らないこともない
のだがあまりにみっともないしせっかくあるEVFもこの際使うと
言うことで(チルトモニタがあるのだからそっちの方が早いのだが)
とりあえずフル装備で転がしておいて何かの時、と言うか特に用事
が無い時にはこれを持ち歩く癖をつけるしかない。

そこで「散歩なんだからコンデジで十分」と思ってはいけないのだ。
いや、確かに十分なんだけれど、あるもの使わないと言うのは勿体
無いから(コンデジのスペアとかコレクションは別として)使うよ
うにと今回レンズを新調したのだから使わなければならない。

しかし、散歩と言っても出かける先を考えないと「しまった!マジ
カメラも持って来るべきだった」と言うことになりかねないので出
かける先はよく考えないといけない。
もう、ほんのちょっとそこまで、と言うくらいに限定しないとダメ
だな、いくらコンデジよりは高感度に強いと言ってもf1,8のレ
ンズのコンデジには負けてしまうし相手がAPS-Cのf2.8な
んてコンデジなら話にならない。

高級コンデジと安いコンデジの間のポジションである程度いろんな
ことがやり易いという位置づけになっているから中途半端っちゃ中
途半端でしかないのだけれど、何かこのカメラに惹かれたと言うか
可能性を見出して買ったはずなのだから(確かJ4を買ってシャッ
ターに頭に来てメカシャッター付きのV3にしたはずだが)何がし
か使う予定と言うか「こういうときに良さそう」と思ったはずなの
だから、正直カメラの選択肢がありすぎて迷うと言うのもあるのだ
けれど、基本は決まっているからその基本の中の一つにこのセット
も入れることにする。

カバンの中のコンデジを廃してしまえばいいのだが「最低でも3c
mまで寄れるカメラ」が無いと困るので一つは持っていないと困る
のだ。
まあ、ともかく準備は整った、あとはいかに常に手にするかだけな
のだ。

そこが一番難しくて悩むところなんだけれど・・・・。





本日の種:フジフイルムXF1
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