ミノルタ時代の高級コンパクトである。
勿論デジカメではなくフィルムカメラであるのでパトローネが入る
だけの厚みはある。
しかし縦横高さはものすごく小さい。
外装パーツはチタン製である。
レンズは定評のある28mm固定である。
当時これとコンタックスT3とで皆が甲乙つけていたが私はコンタ
ックスT2を使っていてT3の写りは想像できたのでT3はやめて
TC-1にしたのだ。
当時の広告ではTC-1のTCとは”The Camera”の略だ
と宣伝していたような気がするがうろ覚えである。
操作性とも質感ともこれぞミノルタ魂と言う感じでとても良く出来
ている。
写りの方も文句なしで、絞りは絞り羽ではなく丸い穴の開いたプレ
ートが入れ替わる仕組みだ。
基本絞り優先AE機なのでF11位まで絞っておけばほぼパンフォ
ーカスである。
惜しむらくは首から提げているとちょっと重いところかな~。