つまらない

独りぼっちである。

猫のハナ様はエアコンの風が来ない高いところで新円に近い形で
丸くなって寝ている。
私はラジオを聴きながらパソコンに向かいつつ昔のことを考える。

静かな部屋、静かな家。
家族がいないと言うのはさみしい。

電話する相手もいないし隣近所との付き合いもあるわけではない。
孤独で頭がおかしくなりそうだけれど仕方がない。

家族５人、みんなで喜怒哀楽わいわいやっていたころが懐かしい。
今独りで考える事はそんなことぐらいしかないのだ。

子供までとは言わないが新しいお嫁さんが欲しい。
一緒に買い物してみたりご飯食べたりどこか出かけたりしたい。


独りぼっちと言うのはみじめだ。

お医者の日

今日はお医者の日だったのでまたセンセと話してきた。

ともかく悪夢と幻視を何とかしてくれと言っているのだけれど、こ
れ以上は薬を増やされないのでどうしようもないと言われた。

何でも国だか県だかの方針で一つの症状について二つまでしか薬を
出せないという事らしい。
なぜそうなったかは何となく想像できるが私は今統合失調の薬に関
しては一つしか貰っていない（はず）なのでもう一息何とか頑張っ
てほしいものだがどうもダメらしい。

主に貰っているのは安定剤と眠剤で、それに統合失調の薬がプラス
されている。
重きを置くのは統合失調に薬だけれどこれが人によってはスポーン
と効くらしいけれど私にはまだ甘いようで幻視が現れる。

統合失調の薬はまだ一種類だと思うのでこれを何とかしたくてセン
セに言うのだけれどなかなか出してくれない。

尤も、薬漬けが良いと言うものではなく薬は最小限にとどめるのが
理想なのだけれど、なかなかそうは行かないのでどうしても薬に頼
ってしまう。

眠剤に関しても、気持ちの問題かもしれないけれど飲まないと朝ま
でピンピンと起きているから効果はあると思うし統合失調の薬もそ
うで、でも飲み始めたら幻聴はスパッと切れたからやっぱり効いて
いるのだろう。

薬は増やしたくはないけれど、今の状況、今日センセに聞かれたが
１００点満点で１５点くらいのところで今の薬で我慢していくより
ほかないのだろうか。