紅井そら

CANON EOS kissX3＋EF50mm f1.8 Ⅱ　Osaka

午前3時半頃、
一度部屋に戻り星図と見比べて彗星を発見したので、もう一度近所の公園まで行き2等星のアルマクを探してみたが、、、、

見えない。
確かにそこにあるはずなのに、見えない。


空と同じ色の雲か？、、、それとも薄明で周りの明るさに紛れて見えなくなったのか？
その後も、目をこらして慎重に探したが、結局、星の光を見ることはなかった。

見えるんだけど、見えないもの(　ﾟдﾟ)・・・



結局、成果を上げられずに部屋に戻り画像処理を始めて数分経ち気がつくと、部屋の中がほのかに赤く染まっている。
ふと窓から外を見ると東の空が写真のように紅かった。


もう一度外に出ようかどうか迷ったけど、止めて、窓から撮ることにした。
何度も外に出るのは面倒だったし、誰かに弄ばれている気がしたのでね、、、、


結局、この考えは当たりで、この朝焼けはものの数分で、特に面白くもない曇りの空に戻りました。



「べ、別に綺麗な空が見えたから、帳消しにしてあげようなんて思ってないんだからねっ！」

マックノート彗星を捉えるよ2010

マックノートといっても、Macの入ったノートパソコンではありません。（　＾ω＾）・・・


昨日書いた記事で、
近々、、、というか現在進行形で見頃を迎えているマックノート彗星（C/2009 R1）を追うという話をしたのですが、
今日の朝、早速観測してきました。

「カシオペヤ座」
CANON EOS kissX3＋EF50mm f1.8 Ⅱ　Osaka

観測初日ではりきってましたけど、天気が最悪とはいかなくても、薄曇りであまりよろしくない。

まあ、午前2時半頃までは全天曇りで星のない空だったので、ようやく月が見えるくらいに回復したところを見計らって出たのですが、
ただでさえ明るい大阪の空なのに月が出ているし薄曇りだしで、正直嫌になる観測となりました。


ともあれ、外に出て現在マックノート彗星がいるアンドロメダ座を探します。

が、大阪の空において2等級以下の星で構成されるアンドロメダ座を見つけるのは難しいので、
近くにあって形のわかりやすいカシオペヤ座を基点にしてこの辺かなぁ、、、（　＾ω＾）・・・と辿っていくと、かすかに星の光を見いだせました。
（上の写真）



アンドロメダ座の一部を発見（たぶん）し、今日彗星が近くにいるらしいアルマクを探しますが、

不覚にも、星図を持ってこなかったため、
割と明るい2つの星のどちらがアンドメダ座のミラクなのかアルマクなのか、分かりませんでした。（；^ω^）


しょうがないので、とりあえず両方撮って後でパソコンにて確認しました。
結果的に先に目星を付けた方がアルマクでした。流石、縦横無尽の牛タン吐くよー。
（ミラクを撮った時間が無駄でしたけど、、、）



その場では少し高い位置にあった、ミラクの方ばかり撮っていたので、アルマクを写した写真はたった4枚でしたが、
ちゃんと写っていたので、4枚を彗星を中心にして合成し、画像処理でコントラストを上げてみました。


で出来たのが下の写真（説明付き）
CANON EOS kissX3＋EF75-300mm f4-5.6 Ⅱ　　2010/06/07　Osaka

たぶんこれがマックノート彗星（C/2009 R1）ですね。

いつか見たルーリン彗星と同じように、他の星とは違う淡い感じの青緑ですし、星図を見てもこの辺には星団なんかも見あたりません。


正直、あんまり綺麗とは言えませんが、初日としては良いんじゃないでしょうか。
むしろ、位置は把握できたから、これから晴れた日に撮るのが楽しみなくらいです('∀`)