OTA(Now On The Air)

JF3TBMの無線道楽雑記帳。その他、社会随筆も不定期に掲載。明日の活力にと、スパイスの効いたサプリのような。

●エクセル使いで、日本人の上位10%に入りましょう。

2024年09月27日 | アマチュア無線

AWARDなんて、所詮は『商店街の点数券集め』みたいな『遊び』です。とはいえ、自分自身の『活動』を『認定してもらう』という『インセンティブ』が得られます。有料ですが『単にカネで買うモノ』ではありません。日頃の地道な『運用の成果』を『一定のルールに沿って仕上げていく遊び』です。アマチュア無線は『電波伝搬の不思議』を検証していく『ひとつの研究課題』でもあり、その視点で取り組めば『生涯楽しめる研究』と言えるのではないでしょうか。その励みにもAWARDも並行して取り組むと、いい結果が残せるものです。

【写真:WARC-BANDを使って1,000局ずつスコアを伸ばす遊び】
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◆無線スキル×PCスキルは必須。
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交信数が『100局程度』のうちから、

各バンドの交信局リストを『エクセルで作ること』を強くオススメします。

AWARDのルールでは『異なる1,000局と交信(SWLは受信)』とあります。

 

・交信順にランダムにエクセルのリストに入力をしていく

・重複チェックのためにも『コールサイン順』にソートで並べ替え

 

一般的には『エクセル』が最も使いやすいです。

 

JARLへ申請時に提出するQSLリストに使うのを前提で作成します。

JARLのAWARD担当者も『エクセルのデータ申請がありがたい』と言っています。

 

エクセルで作成されたリストであれば、

JARL側もQSLリストの審査もラクですし、

審査時の重複チェックも『ソートしなおすこともある』。

 

日本人の10%しかPCを用いた基本業務ができない、というデータがあります。

 

アマチュア無線家も『ほぼ同様』です。

・FT8(wsjt-xやJTDX)のインストールや設定

・ハムログとの連動

・hQSLの発行

・ADIFを生成し、LoTWやeQSLにアップロードする

 

多くの局が『アマチュア業務でのPC操作はこの程度』です。

 

JARLの正員と准員の会員数合計は約60,000人です。

ハムログからエクセルへの書き出しや、

エクセルを『サクッ』と使える人は、

 

やっぱり、全体の10%程度でしょう。

 

となれば、JARL会員で難易度が高いAWARD申請のできる人は、

10%の6,000人くらいではないかと推察しています。

運用も『地味な活動』ですし、エクセル作成も『地味な作業』です。

どうやら、ハムログで『あっぷあっぷしている人』は、

エクセル作業の時点で『さじを投げてしまう』ように感じます。

 

送信機の出力増強も結構ですが『エクセル』もちょっとくらいやりましょう。

 

QSLリストの難儀なところは『対象数が多いだけ』の話です。

また、ハムログからエクセルに書き出せる情報も、

対象局のコールサインだけというお粗末な状態です。

 

申請書に使えるように仕上げるには『個人のスキルアップ』が必須です。

 

e-ラーニングで『シンニアマ』を取得するのも結構ですが、

そこまでして、スキルアップを狙うのであれば、

CBTの試験を受ける勢いで『パソコン教室』に通うのもひとつです。

 

今や、シンニアマの200Wなんて希少性もクソもありません。

 

むしろ『基礎的なPC業務がサクッとできる10%に入る』方がいいと思います。

PC操作がサクッとできるだけで『日本人の上位10%に入る』のです。

エクセルの操作は、無線に限らず『いろんな応用が利く』のも事実です。

 

個人の方が発信されている『動画サイト』を鵜呑みにするのはいけません。

 

なぜなら、彼らは『自分の主観や好み』を発信しているだけです。

それだけを見て『今の日本のアマチュア無線界』を知ったつもりになってはいませんか?。

動画サイトは『ほどほど』に『娯楽』として割り切って観るのがいいでしょう。

 

PC操作ができる人は、日本人の上位10%に入るのを意識してはいかがでしょう。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

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