AWARDなんて、所詮は『商店街の点数券集め』みたいな『遊び』です。とはいえ、自分自身の『活動』を『認定してもらう』という『インセンティブ』が得られます。有料ですが『単にカネで買うモノ』ではありません。日頃の地道な『運用の成果』を『一定のルールに沿って仕上げていく遊び』です。アマチュア無線は『電波伝搬の不思議』を検証していく『ひとつの研究課題』でもあり、その視点で取り組めば『生涯楽しめる研究』と言えるのではないでしょうか。その励みにもAWARDも並行して取り組むと、いい結果が残せるものです。
【写真:WARC-BANDを使って1,000局ずつスコアを伸ばす遊び】
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◆無線スキル×PCスキルは必須。
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交信数が『100局程度』のうちから、
各バンドの交信局リストを『エクセルで作ること』を強くオススメします。
AWARDのルールでは『異なる1,000局と交信(SWLは受信)』とあります。
・交信順にランダムにエクセルのリストに入力をしていく
・重複チェックのためにも『コールサイン順』にソートで並べ替え
一般的には『エクセル』が最も使いやすいです。
JARLへ申請時に提出するQSLリストに使うのを前提で作成します。
JARLのAWARD担当者も『エクセルのデータ申請がありがたい』と言っています。
エクセルで作成されたリストであれば、
JARL側もQSLリストの審査もラクですし、
審査時の重複チェックも『ソートしなおすこともある』。
日本人の10%しかPCを用いた基本業務ができない、というデータがあります。
アマチュア無線家も『ほぼ同様』です。
・FT8(wsjt-xやJTDX)のインストールや設定
・ハムログとの連動
・hQSLの発行
・ADIFを生成し、LoTWやeQSLにアップロードする
多くの局が『アマチュア業務でのPC操作はこの程度』です。
JARLの正員と准員の会員数合計は約60,000人です。
ハムログからエクセルへの書き出しや、
エクセルを『サクッ』と使える人は、
やっぱり、全体の10%程度でしょう。
となれば、JARL会員で難易度が高いAWARD申請のできる人は、
10%の6,000人くらいではないかと推察しています。
運用も『地味な活動』ですし、エクセル作成も『地味な作業』です。
どうやら、ハムログで『あっぷあっぷしている人』は、
エクセル作業の時点で『さじを投げてしまう』ように感じます。
送信機の出力増強も結構ですが『エクセル』もちょっとくらいやりましょう。
QSLリストの難儀なところは『対象数が多いだけ』の話です。
また、ハムログからエクセルに書き出せる情報も、
対象局のコールサインだけというお粗末な状態です。
申請書に使えるように仕上げるには『個人のスキルアップ』が必須です。
e-ラーニングで『シンニアマ』を取得するのも結構ですが、
そこまでして、スキルアップを狙うのであれば、
CBTの試験を受ける勢いで『パソコン教室』に通うのもひとつです。
今や、シンニアマの200Wなんて希少性もクソもありません。
むしろ『基礎的なPC業務がサクッとできる10%に入る』方がいいと思います。
PC操作がサクッとできるだけで『日本人の上位10%に入る』のです。
エクセルの操作は、無線に限らず『いろんな応用が利く』のも事実です。
個人の方が発信されている『動画サイト』を鵜呑みにするのはいけません。
なぜなら、彼らは『自分の主観や好み』を発信しているだけです。
それだけを見て『今の日本のアマチュア無線界』を知ったつもりになってはいませんか?。
動画サイトは『ほどほど』に『娯楽』として割り切って観るのがいいでしょう。
PC操作ができる人は、日本人の上位10%に入るのを意識してはいかがでしょう。
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
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