こないだ(2024年12月6日)横浜で宴会があったのである。その日は関内のBH(ビジネスホテル)に泊まり、翌日の夜の飛行機で福岡に帰るのだが、昼間は時間がとれるので関内からMM21(横浜みなとみらい21地区)へ向かい散策することにした。氷川丸が係留されている山下公園から北上します。
海岸沿いを歩いていたら、JICA横浜海外資料館を見つけた。
2Fが資料館とライブラリーとなってますが、ライブラリーは閉まっていました。3Fにはレストランがあります。
資料館は、入館無料です。入り口に受付みたいなところがあったので「入っていいですか?」と聞いたら「どうぞ」と言われました。特に、記帳するというようなことはありません。
写真は「カメラマーク」のある展示物のみOKです。南北アメリカやハワイに移住した日本人の歴史についての展示が多くあります。
昔の日本は貧しかったので、海外に新天地を求めて多くの国民が船で海を渡りました。そういう苦労の歴史が語られています。
おや、持って行ったものの中にナショナルの真空管ラジオ(当時はトランジスターの発明前)があります。いわゆるST管という古い型の真空管を使ったスーパーヘテロダインラジオですが、なんとなく違う型の真空管(GT管)がささっているような。(展示物なんで、それらしく再現したのだろう)
米国で成功した日本人も多くいます。米国オレゴン州フッドリバーで萬屋(よろずや)を経営した安井兄弟の店。
写真撮影不可でしたが、初代スタートレック(宇宙艦隊NCC1701エンタープライズ)で有名な「ミスター加藤」(言語ではMr.Sulu)役の日系2世、ジョージ・タケイのインタビュー映像は興味深く拝見いたしました。また、南米に移住した日本人はコーヒー農園で就労し、それに関した展示物もありましたが、撮影不可となっていました。パソコンを使用した海外移住な関するクイズもあるので、子供さんも楽しめるのではないでしょうか。展示物を良くみていると分かる問題が多く、一定以上正解すると何か貰えるようです。(まあ、お子様用のコンテンツと思うので、正解したからといっても申告しませんでした)かなり充実した展示内容なので、興味のある方は行ってみるといいと思います。
3Fはレストランになっていますが、JICAのビルらしく世界の料理を楽しめるメニューが並んでいます。注文するときは、料理写真の前にある札を持って行き注文する方式です。この札の数が提供可能な料理の数なので、なくなったら売り切れということです。今回は、ホテルで無料の朝食をいただいた後だったので食べませんでしたが、面白そうなレストランなので機会があれば行ってみたいと思います。
神奈川県横浜市中区新港2-3-1 資料館は入館無料
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