企業を騙る詐欺メールや公官庁を騙るもの、クレジットカード会社を騙る詐欺メールなど、多種多様のメールが毎日のように到着しますが、クーポンを配るというのも少なからず来ます。(指定のアドレスにアクセスしても、個人情報を抜かれるだけで貰えません)
また来てるわと思ったら「重いコンダラ 試練の美智雄」と書いてあって吹きました。(吹いてはいないが)アニメ巨人の星を見ていた世代なら分かると思うのですが、そのオープニング音楽のことです。なので、若者狙いというよりは高齢者狙いなのか?(知らんけど)当時は、このようなスポーツ根性ものが流行っていた時代でした。
本文はいたってシンプルで「飛馬(ほんとは飛雄馬のはず)行きまーす!父ちゃんにぶたれてばかりなのに」というフレーズと、アクセスさせるためのurlです。どこで使えるクーポンかも書かれていません。
一応知らない人の為にですが、巨人の星のオープニング音楽に「おもいこんだーら♬試練のみ~ちをー♬」というのがあって、星飛雄馬が大きなローラーを曳いて、グランドを整備するシーンが歌と重なっていました。
ラジオかネットか覚えていないのですが「あの星飛雄馬が曳いているのは、重たいコンダーラというものなのか?コンダーラってなんやねん」というのが話題になったことがあります。
「思い込んだーら♬」⇒「重いコンダーラ♬」(説明せんでもいいやろう)という落ちです。(知らん人は面白くもないと思うのですが)ネットのどこかにあれば、見て頂けると分かると思います。
ちなに「試練の美智雄」というのは知りませんでした。
日本野球は、米国の大リーグの足元にも及ばない時代で「大リーグ養成ギブス」とか「大リーグボール〇号」というような魔球が登場します。(以下、うる覚えの部分があるかもですが、だいたいこんな内容だったと思います)
大リーグボール1号:打者の構えたバットに意図的に当てて、凡打で打ち取る。バットの動きを予測するために、ボクシングの練習をして、相手の動きを察知する能力を向上したりした。バッターは当てられるのをいやがって、めちゃくちゃに振ったりするが必ず当たるという魔球である。また、バットのグリップ部分を狙ってに当てるということもできるようになった。
大リーグボール2号:消える魔球で、父星一徹が編み出した「魔送球」を縦に変化させたもの。魔送球は走者に当たるように送球するが、直前にボールのコースが変化して1塁でアウトにする変化球。走者はボールを当てられると思いつい止まってしまう。しかし、これはビーンボールであるということで、伝統ある巨人軍に相応しくないと川上監督から引退するように迫られる。
消える魔球は大人気で、ゲームの野球盤にも取り入れられた。バッターの直前で、操作すると穴が開いて球がその中に吸い込まれる仕組みだった。当然バットを振っても当たらないが、見送るとボールというルールだった。(実は持っていた)
大リーグボール3号:星飛雄馬は体格に恵まれなかったが、大リーグボール養成ギブスにより人並み以上の筋肉を手に入れ、豪速球を投げられるようになった。しかし体重の軽さゆえ、球質が軽くバットに当てると簡単にホームランを打たれるという弱点を持っていた。その球質が軽いという事を逆に利用して、ふわっと投げるとバットの風圧に負けて球の軌道がそれ空振りするという魔球である。
いずれの魔球もライバル(花形など)に一度打たれると攻略法が広まって「もうだめだー」という状態になる。カーブやシュートなどのクラシック変化球は、打たれたりしてもそれなりに効果があるのに、大リーグボールだけは結構すごい魔球なのに、一度打たれると使い物にならないのは不思議だと子供心に思っていたのである。
という、どうでもいいことが思い出された詐欺メールを受信しました。最後に、ヘッダーを見てみましょう。適当な長いドメインになっているので、偽装されているようです。
繰り返しますが、クーポン貰えないのでアクセスはやめましょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます