三菱ジープ互助会

全国の三菱ジーパーとの連携の輪を拡大しよう。
≪設立の趣旨≫
①修理情報の共有
②J3等車両研究
③部品調達他

忘れていましたが今月2020年4月26日はOld Timer VOL172の発売予定日です。

2020-04-03 16:12:21 | 日記
4月号への投稿は、仙台のWANG社長のお話になります。概要はこのような感じになると思います。

   三菱ジープの部品について
《パート2 ラジエターホース》
 前回は部品番号のお話を致しました。多々ある部品の中から今回はラジエターホースについてご説明をしたいと思います。
1986年製のJ57-01799、これはガソリン車でG54Bという2600㏄エンジンが搭載された車両になります。別名、『最強のガソリン三菱ジープ』とも言われております。しかしながら、既に34年の年月が経過しております。
この車両のラジエターホースMB007897アッパーとMB007898ロアは、残念ながら今から4~5年前に三菱自動車工業からの新品部品供給が完全になくなってしまいました。ラジエターホース或いはラジエター本体から冷却水の滲みが発生すると継続車検は取得することができません。自分自身の車両にこのような事態が発生したため、なんとか部品メーカーに新作頂けないものかと数社と交渉を繰り返しました。しかしながら、どこの会社からも材質・製造時の温度等具体的な要求仕様書の提出を求められました。彼らとしては、このような事は自動車メーカーにしかできないことは百も承知の上です。つまり、もう古い車には乗らないで下さいというスタンスなのです。
残念ながら、非常にまじめな三菱自動車工業も同じでした。途方に暮れながらもラジエターホース現品から型を起こせないかと諦めずに悶々としておりましたら、問い合わせ先の1社であったTOYO KING商事株式会社のWANG社長から直々にお電話を頂き『私も三菱ジープJ10オーナーですから人肌脱いで協力しましょう』とのお言葉を頂戴しました。
正直自分の耳を疑いました。2018年2月頃のお話です。(つづく)

 

★三菱ジープ互助会★
 代表発起人J57改@日野市
 当方へのアクセスは、jeep-gojyokai@crux.ocn.ne.jp
塩井まで。

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