強制わいせつ容疑で逮捕されたＮＨＫアナウンサー・森本健成容疑者、処分保留で釈放

警視庁玉川署に強制わいせつ容疑で逮捕されたＮＨＫアナウンサー・森本健成容疑者（４７）（千葉県浦安市）について、東京地検が１６日に処分保留で釈放したことがわかった。

森本容疑者は、１４日午後７時４５分ごろから約１０分間、渋谷－二子玉川駅間を走行中の電車内で、女子大生（２３）の上半身の下着の中に手を入れた。

さらに、抵抗を受けながらも胸を触り続けた疑いが持たれている。

森本容疑者は、乗車後間もなく胸を触り始め、当初は我慢していた女子大生も耐えきれなくなり、電車内で「痴漢です」と森本容疑者の右腕をつかんで叫び、助けを求めたという。

森本容疑者は近くの男性乗客に羽交い締めにされ、他の乗客も協力する形で取り押さえられた。

逮捕当初は「触った覚えはない」と容疑を否認する一方で、「大変なことをした。これからどうなるんだろう」と今後の不安を口にしていたという。

森本容疑者は同日送検された後の調べに容疑を認め、逃亡の恐れもないことから釈放されたとみられる。
今後も任意での捜査が続けられる。

なお、ＮＨＫは、森本容疑者の供述が「覚えていない」から「容疑を否認」となった時点でこの件について一切報じなくなった。

また、同社が１５日に報じたＷＥＢニュースも削除した。

今回、容疑を認めたことによりＮＨＫはどう対応するのか注目される。