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ジャッピー!編集部日記

映画の雑誌「ジャッピー!」編集部の活動記録です。

しみじみ

2007-10-16 03:03:31 | 映画生活
学習院で開催されている山田宏一さんの公開授業に行ってきた。お題は「アレクサンドロ・プトゥシコ」について。

って、誰やねん? という話ですが。ロシアの異端派の映像作家で、非常に素晴らしい映像を堪能してきました。

世の中にはまだまだ知らないことがたくさんある。(みぶ)

ブレランファイカ

2007-10-14 01:26:43 | 映画ニュース

ベネチア映画祭でも話題になった「ブレード・ランナー ファイナルカット」が、いよいよDVD発売されるそうな。

悲しいことにこの映画、ビデオで観てしまって、暗くてよく分からねぇなあ、、なんてわけで、劇場公開を強く望んでいた次第。

が、このたび、新宿のバルト9で公開が決定。11/17よりでDLP上映ってことらしいんで、この機会を逃すといつ観れるか分からないみたい。

こりゃ見逃せないね! (みぶ)

ええモン観させてもらった

2007-10-13 01:48:04 | 映画を観た
ここ5年で最高のサスペンスアクションは? と聞かれたら、オイラは躊躇なく「ボーン」シリーズを挙げるね!

この傑作をものにしたポール・グリーングラスっつう監督の名前は覚えておくべし! (みぶ)


『ボーン・アルティメイタム』(11/10より日劇1他にてロードショー)

公式サイト

アクエリオン行ってきた

2007-10-12 03:19:27 | 映画を観た
トランスフォーマーみたいな変形ロボが出てきてたが、こちらが先なんだろうね。

お客さんはオタクみたいな人が多いのかと思ったら、意外に女子が多かった。

ギリシャ神話みたいな、どことなく耽美的な世界観のあるアニメだからなのかね。それともパチンコ屋の影響かね。(みぶ)

昨日の記事に補足

2007-10-11 04:37:50 | 映画生活
昨日の映画の公開題はすでに決まっていたようです。

タイトルはズバリ! 「半熟売春 糸ひく愛汁」

池島監督100本記念として来年の2月ごろ公開らしいので、皆さんもお楽しみ! (みぶ)

池島組現場密着!

2007-10-10 02:13:23 | 映画人
先日に池島ゆたか監督を取材したご縁で、通産100本目となる映画の撮影現場に取材をしてきた。

残念ながら(?)、オイラがお邪魔したときは普通のお芝居の場面だったのだが、女優の日高ゆりあさんの芝居がなかなか思うように決まらなくて、苦戦しているところだった。しかし、監督やスタッフの指示を素直に聞き入れている彼女の芝居は、リハーサルを加えるごとに良くなってきているのが手に取るように分かる。ホント、みるみる変わっていくんだから面白いよね。

しかもフィルムで撮影しているわけだから! 本番の最中のカラカラと回るモーターの音が緊張感を高めるんですよね。

現場には1時間ほどしかいられなかったんだけど、撮影現場って本当に楽しいな、と思った。後ろ髪ひかれながら現場を後にしたオイラだ。

ちなみにピンク映画の慣例で、タイトルは未定(おそらくすごいタイトルになるはず)だが、この作品は来年の2月ごろ公開予定らしいですよ。(みぶ)


シメるとか殴るとか言わんと

2007-10-08 03:44:58 | 映画人
特にコアな映画ファンでなければ、釜山で映画祭がやっていようが、山形で映画祭がやっていようが、別に関係ないモンでありまして。比較的静かな東京の連休。

釜山といえば今、あっちに行ってる行定勲監督。といえば「クローズド・ノート」。沢尻エリカさんの一件で連日騒がれても、ヒットしてるらしいですね。

この間、行定監督に話を聞きに行ったとき、沢尻さんについて「俳優に対して決して諦めちゃいけないんですよ。そういうのって画面に出ますから。僕はどんな俳優でもリスペクトしてますよ」と言ってたことを思い出す。沢尻さんみたいな女優はなかなかいないけど、彼女主演でいくつか進めたい企画があるんだ、と言ってたくらいに相当惚れ込んでいたみたいです。

珍しいくらいの好演を見せている伊勢谷さんや、平成版大石先生といった竹内さんの魅力を引き出していたのは、行定さんならでは。当然、沢尻さんだってそうだった。さすがやな、と思った。

そこらへんのことが騒動の影に隠れがちなので、映画の内容にも注目してあげて欲しいなぁと思う今日この頃。(みぶ)

いちまんねんとぉ、

2007-10-07 02:46:42 | 映画生活
悔しい話だが、ふと気付くと最近、便所に行くたびに鼻歌を口ずさんでいる自分に気付く。

どうやらアクエリオンってパチンコのCM曲らしいんだけど、妙に気になったので検索したら、何やら萌え系みたいなロボットアニメの動画が出てきた。

その動画

べ、別にアニメソングが好きなわけじゃないんだからねっ! などと言い訳しながらも、10回ぐらいリピート視聴してしまった。だんだんクセになってきたのでその足でiTunes Storeにアクセスして曲を買っちまった。

さらに検索すると、どうやら劇場版が公開中らしい。

公式サイトには大きく「合体」という文字。続いて「もういちど、あなたと合体したい」とのキャッチコピー。「釣りバカ日誌」みたいなんじゃないことは重々承知でありますが、結局どんな映画なのかさっぱり分からず。それでも曲の力だけで、完全に映画に興味を持たせられちまった。

でも単なる映画ファンがこういうアニメを観に行っても大丈夫なのやろうか。という不安がありつつ、たぶん近々劇場に行くと思う。(みぶ)

公式サイト

あおい書店

2007-10-06 01:57:00 | JAPPY!
山形ドキュメンタリー映画祭に行きたかったのだが、山のように積み上げられた仕事を見ると、断念せざるを得ず。

山形行きたかった…。


その代わりといっちゃあれだが、横浜に行ってきた。仕事でだけど。
横浜には宮崎あおいさんが好きだという「あおい書店」があった。

オイラがジャッピー!に出会ったのは六本木のあおい書店だった。16号だった。

ま、ただそんだけの話なのだが。(みぶ)

ジャンゴ!

2007-10-01 02:42:57 | 西部劇
ようやく観てきました『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』。
いやあ、サイコーでした。
僕は撮影中から何度も「ロケ現場に取材に来ませんか」なんて普通、映画の雑誌に関わる人間なら飛びつくはずのお話も、ことごとく断念。ボロッボロ泣きながら仕事をしてたものです。
ジャッピー!編集部のビートニク・壬生君のおかげでクランクアップ記者会見には入れてもらえて、会場で予告編的に観た映像に期待が膨らみ、ようやく本編を観ることが出来ました。

映画は傑作です。傑作ですよ。でもね、ちょっと拡大公開し過ぎじゃないっすかね。そんなに大ヒットするタイプの映画じゃないです。僕が観た時も平日のレイトショーだったとはいえ、客はまばら。帰りの「エレベーター・トーク」で、高校生くらいの男子4、5人のグループに大受けだったので、嬉しくなりましたが。
映画会社も力いれてるのは分かりますが、物販コーナーに、パンフレット700円のほか、公式ガイドブックみたいなのが2冊、サントラ、ノベライズ、漫画など、ズラリと並んでて、どう考えても作り過ぎ。ジャッピー!本誌で僕もなんかしら書こうと思ってますが、これだけ本が出てると、このうえ僕が何を書けばいいのやらと、かなり萎えてしまいました。
僕も西部劇に関する本はなるべく買いたいのですが、こんなの全部買ったら7、8千円するじゃないですか。ムリっす。領収書もらって編集部の経費で落としていいですか?あ、ダメ、経費がない?あそうですか、はい。・・・結局パンフすら買わなかった僕。

もう観た人なら分かると思いますが、桃井かおりさんがとにかくカッコイイ。桃井さん主演のスピンオフ作品をぜひ観たい!低予算で俳優も20人くらいしか出なくて90分くらいの映画でいいから作って欲しい。なんならグラインド・ハウスのシリーズに加えてもらいたい。
そして特別出演の「伝説のガンマン」役に、タランティーノもいいんだけど、ここはフランコ・ネロとかジュリアーノ・ジェンマに出て欲しい。二人ともまだ現役で俳優やってますから!こーれはチビるぞ。
と、妄想が膨らむ秋の夜。(池田)

外人さんは洒落とるのう

2007-09-29 01:36:56 | 映画ニュース
ジョージ・ハリスンのドキュメンタリーを監督することになったマーティン・スコセッシ。記事のタイトルは

"Martin Scorsese Works 8 Days a Week on George Harrison Film"



その記事

川越スカラ座と井筒監督、佐々部監督

2007-09-28 01:42:12 | 映画館
今年の5月に一度閉館した川越スカラ座は、明治38年から続く川越唯一の映画館。
有志の手によりNPO法人が立ち上げられ、8月にリニューアルオープンしたというニュースは聞いていましたが、順調にイベントを重ねて、運営されている様子。何だか嬉しい。

近くにお住まいの方は是非とも足を運んでくださいまし。映画館を守るのは結局、観客しかいないんだから。





二大監督トークショー決定!!
「パッチギ!LOVE&PEACE」の井筒監督と「夕凪の街 桜の国」の佐々部監督が川越スカラ座に来てくださることになりました!!

是非、お越しください!!

スケジュールは以下のとおりです。

9月29日(土)
10時30分~12時50分 「パッチギ!LOVE&PEACE」の上映
13時00分~14時00分 井筒監督のトークショー

10月6日(土)
10時30分~12時40分 「夕凪の街 桜の国」の上映
13時00分~14時00分 佐々部監督のトークショー

【料金】
一般・映画会員:1,500円
シニア・大・高校生:1,000円
中・小学生:800円
※前売りは行っておりません。当日受付のみとなります。
※無料招待券及び映画会員証はご使用できません。
※トークショーのみのご利用は基本的にお断りしております。

川越スカラ座サイト

ええモン観させてもらった

2007-09-27 01:08:08 | 映画を観た
映画ファンが映画に抱く幻想なんてここにはない。
強烈な勢いでタックルを受けたような気分。

日本映画を愛するものとして、
この映画を見逃すことは、後々後悔することになる!! …かもよ。(みぶ)



『ジャーマン+雨』 12月上旬より渋谷ユーロスペースほかにてレイトショー

ジャーマン+雨 公式サイト

映画批評家って…

2007-09-25 00:42:59 | 映画祭
 映画検定にターゲットを絞った「チャレンジ映画検定! シネマモード名画講座」という特集上映が広島県福山市のミニシアター「シネマモード」にて始まったそうな。過去の名作に対しては絶対的にリスペクトすべきだと思うし、そういう作品に触れる機会を作ってくれるんなら、映画検定っつうのも悪くねぇかなと思った。

 一方、今度の10月に開催される東京国際映画祭で、「映画批評家プロジェクト」なるものが開催されるとか。映画をしっかり観る目を持った批評家のプロを育成する場を作り、審査の結果、優れた批評文に対して“優秀賞”、“佳作”の各賞が授与されます。但し該当するものがない場合は、該当作品なしとさせていただきます、とのこと。

応募資格として「映画に関する媒体に対し、原稿料を伴う執筆経験者は応募不可」とのこと。応募したくてもオイラは応募出来ないので、ちょっとホッとしたりして。

 でも、将来的には映画批評家を養成するための検定が開催され、その資格を持たないと雑誌に記事を書くことが出来ないよ、なんて噂話が、業界ではまことしやかに囁かれていたりして。そんな時代になったら、オイラはジャッピー!から干されてしまうのだろうか、なんて今から思ってしまう心配性のオイラである。(みぶ)



映画検定のニュース
東京国際映画祭/映画批評家プロジェクト

まんざらでも

2007-09-24 02:17:34 | 映画の番組
最近映画観てねぇなぁ、なんて愚痴を言ってもあれなので、ここではやめときますか。




今日たまたまテレビをつけたら、ザ・ノンフィクションという番組がやっていた。今日は『君の笑顔が、僕の元気~74歳の映画監督とダウン症の子供たち~』という内容。

『筆子・その愛-天使のピアノ-』という映画の撮影を通じて、ダウン症の子供たちとその家族にスポットを当てていたわけですが、思わずのめりこんでしまい、仕事の手を止めてテレビに見入っちまった。そして何とも言えずジーンときちまった。

詳しくはこちらのサイトに、あらすじなどが載っているので、そちらを参照していただくとして。

映画なんて、のめりこみ過ぎると人の人生を狂わすし、えらいモンに関わっちまったな、なんて思う時もなくはないですが、こういうドキュメンタリーを見ると、まだまだ映画も捨てたモンじゃないな、なんて、まんざらでもない顔をしてみたりする。(みぶ)


筆子・その愛-天使のピアノ- サイト