ジャッピー!編集部日記

映画の雑誌「ジャッピー!」編集部の活動記録です。

古ジャッピー!、頑張る。

2006-11-23 01:51:06 | Weblog
最近、ブログの文章が荒れている池田です。
この数ヶ月、極貧生活を送っていて、映画断ち・CD断ちの日々なのですが、なんか100円くらいで面白い本を探そうと、編集部の近くの古本屋で物色中、みなれた背表紙を発見しました。
あら、「ジャッピー!」が売ってる。
ビニールで梱包された「ジャッピー!」を手にとって値段を見る。ほぼ定価だった。よく見ると、バックナンバーがかなり揃っている。
・・・売った人がいるってことだよな。しかも、編集部からそう遠くない地域に・・・。
でもね、意外に悪い気はしなかったです。僕自身、古本屋が好きで、貴重な映画本の数々を古本屋で買ってきたこともあり、「古ジャッピー!」も、映画コーナーで商品として流通しているというのは、逆にちょっと嬉しいくらいでした。
いや、まあ嬉しいってほどでもないか。ほー、とか、へー、とか、そんな感じですか。
結局、前に買って、まだ読んでない本があったのを思い出して、何も買わずに出てきました。(池田)

007/カジノ・ロワイヤル

2006-11-15 13:44:10 | Weblog
僕も買いました。本の雑誌。とオイラまで続けるのはさすがにあれなので、観てきました、「007/カジノ・ロワイヤル」 

あのニヤけた感じがハマり役だったピアース・ブロスナンからボンド役を引き継いだダニエル・クレイグが世界的なバッシングを受けていたので、どこか恐る恐る観たわけですが、意外や意外。これが素晴らしいボンドでした。

もうオープニングの5分でノックアウトされましたね。これまでのボンドよりも荒削りで凶暴で危険な男といった感じ。そこで今までにない一面を見せて観客を驚かせつつ、次第にこれまでの洗練されたボンドらしさが現われてくるといった感じの構成もまたよしで。アクション映画で2時間半近くあるのはちょいと長いかなとも思いつつ、今までのボンド映画はたいがい2時間を超える映画ばかりだったから、こんなモンかとも思いつつ。

鍛え上げられた肉体で、しかもセクシーさも歴代のボンドたちとまったく見劣りなくて。またCGをほとんど使わないアクションのキレも最高に良く。近年の映画には珍しい躍動感溢れる映画になってました。

どことなく70年代、80年代っぽい雰囲気も漂わせつつ、新機軸も打ち出している感じでした。って、新しいボンド映画が出るたびに言われるフレーズですが、本作ではそれを特に感じましたね。イアン・フレミングの原作に基づき、原点に帰ったところもクラシックな雰囲気を感じさせる要因だったかもしれんですが。最近、イーストウッドと組んで素晴らしい仕事を連発しているポール・ハギスが脚色に参加しているのも見逃せないポイントで。

いやあ、楽しい映画だったなぁ。なんて思いながら、バッシングサイトの人はこの映画を観たのかな、と、ついついバッシングサイトを覗いてみたりして。少しは褒めてるかな、なんて思ったわけですが。

http://www.danielcraigisnotbond.com/

ジャガイモみたいだの、ゴラムの若い頃みたいだの、ひでえ事書いてるなぁ、、、ゴラムはちょっと笑ってしまったが。ま、それもええだろ。

ま、でもオイラは新しいボンドは気にいったよ。次作もダニエル・クレイグでいいと思う、とオイラが思う前に、既に次作もダニエル・クレイグでいくことが決定したらしいですね。バッシングに負けないで頑張ってね。

12月1日よりサロンパスルーブル丸の内ほか全国松竹東急系にて公開予定です。(壬生)


公式サイト

僕も買いました、本の雑誌

2006-11-10 15:39:38 | Weblog
僕も本屋さんに走りました。
そして買いました。
「本の雑誌」は我々の憧れの雑誌です。
映画が好きで、そして雑誌が好きな僕らは、
もう15年以上も「ジャッピー!」を作り続けています。
それもこれも「本の雑誌」があったからです。

そんな「本の雑誌」に取り上げられる日が来るなんて。
あの椎名さん、目黒さん、沢野さんと同じ雑誌に載るなんて。
生きてて良かったと思います。ほんとに。

24号は難産ですが、もう少しです。
あの伝説の映画雑誌「BANZAIマガジン」が24号まで続いたのですが、
今度の号でようやく追いつきます。本望です。
関係各社(各者)の方々には大変ご迷惑をおかけしています。
もう少しお待ちください。すみません。

待ちきれない方はぜひ
スター☆のど自慢」をお買い求めください、
って池田君と同じオチでした(笑)。(中島)


「本の雑誌」で「ジャッピー!」が!!

2006-11-10 00:39:09 | Weblog
さっき、編集長が「本の雑誌」が出てたね。と言って、帰っていったのですが、待ちきれずに本屋に駆け込み、買ってまいりました。
今出てる「本の雑誌」12月号、96ページ、柴口育子さんの連載コラムにて、「ジャッピー!」が1ページまるまるで紹介されています!!

いやあ、感激です。そもそも何を隠そう「ジャッピー!」とは、「本の雑誌のような映画の雑誌を作りたい」ということで、ワレワレが集まって、今日に至るのです。
その後、紆余曲折、喜怒哀楽ありながら頑張ってきましたが、いつまでたっても「本の雑誌」には追いつかない。
しかしどうだ。ついに「本の雑誌」で取り上げてもらえるまでになったじゃないの。レジに向かう前に立ち読みして、ジワワと涙が浮かんできました。「ジャッピー!」のコンセプトも、しっかり読みとっていただいてまして、ああ、作ってきて良かった、オレたち、間違ってなかった・・・と、もう涙も鼻水も流れるままに、レジに持っていきました。

そして、個人的なアレで恐縮ですが、表紙のイラストが褒められてる(号泣)。創刊以来、表紙のイラストを描いてきましたが、内輪以外では、初めて褒められた気がします。
イラスト描いてるのだーれだ? そう、僕です。僕だよ。僕ダノビッチ!!

ぜひぜひ「本の雑誌」96ページ、読んでみてください。

本屋を出て、「本の雑誌」を抱きしめて月に向かって吠えてしまいました。
さあ、24号だ。わかってる。皆まで言うな。やりますから。もうすぐですから。
だから、「つなぎ」として単行本を読んでて下さいね。しつこいか、僕。(池田)

あのう、ここはひとつ単行本でも・・・

2006-11-07 19:32:06 | Weblog
ジャッピー!24号は出来たの? なんてあちこちで言われるもんだから、最近は人目を避けて生きている池田です。
原稿はもうね、全部揃ってます。じゃあ次はなーんだ? そう、レイアウトです。
レイアウトするのだーれだ? そう、僕です。僕だよ。僕だっつーの!
僕だってね、うつ病にしちゃよく頑張ってる方だし、出来ることなら「ジャッピー!」だけやっていたいと思ってる。でも、そうはいかんのよ、人生ってやつは。

そこで、「ジャッピー!」24号が出来るまでの間、ちょっとした「つなぎ」として、単行本を買ってみてはいかがでしょう?
「ジャッピー!」21号でやった企画を拡大・発展させて「スター★のど自慢! 歌う映画スター大集合」という1冊の本を作ったんです。そんなもん作ってるから、本誌が遅れるんじゃないかと思うだろうけど、コレはまた密かに地下活動で2年間かけて作ってきたものですから、許してやって下さい。
ワイズ出版より、定価1000円です。どうかひとつ。(池田)