日本製CS02とポーランド製Nocomのツーショット。
Nocomなんぞ手元にもない状況で図面を起こし、ゼロから制作したLowracerがCS02である。
余談だが、Lowの定義は知らん。自分的には両手の平が地面に着く車両だと捉えている。
そうでもしないとHIGHどころかMidが定義付けられなくなる。
片手の指先がなんとか地面に触れてMid、どう踠いても地面に手がつかないのがHighじゃなかろうか。
ロッドリンク操舵システムと前後にディスクブレーキを採用し制動距離を抑えたがNocomとの重量差は1キロもない。(後にこのNocomを輸入した実測値)
「綾織3Kを使った炭素繊維加工製品」
樹脂や加工技術を駆使することにより柔軟性・剛性・軽量化に貢献する素晴らしい素材。
もちろん、適切に材料を扱えば、、。
以前、都内の某有名ビルダーと電話で話をした事がるが、そのビルダー曰く「カーボンは人に優しくない」と語った事が衝撃的だった。多分、当時は安全担保に分厚く作った作品で勘違いしたのであろう。。。
しかも、この繊維を使う業界及び個人ユーザーが『ドライだのウエットカーボンだの』といまだ言っている訳だが、そんな認識で大丈夫かい?と思ってしまう。
こんな調子だから何時迄たっても諸外国のCFRPビルダーに遅れをとるのだ。
この国でCFRPビルダーの需要が少なきゃ当然材料も高いまま。
専用エポキシ樹脂も20リットル7万円を超える訳だが。こんな値段じゃ素人がイタズラするにも使えやしない。
もっと頑張って消費してほしいものだ。
このNocomオーナーは(フロントホイールを換えたいがハブがnocom専用なのでアルミを旋盤で削ってハブを作らなくちゃなんちゃら)と言っていたので、(カーボンでフロントフォークを作った方が楽なんじゃない?)と言ったら『えっ!?カーボンでフロントフォークを作るんですか?」と驚かれてしまった。なにせ、CS02を作ったのは私です
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