保税倉庫にてバンニング。
左右前後共にサイズはギリギリ、特に左はコブシ一つ程度しか入らない。
エスカレード等をコンテナ輸送すると車高の高さが災いとなる事も有る。
台風の時期は海のシケで横揺れが増幅されてしまうからだ。ミラーの損傷やら、サイドウインドウの破損、、、コンテナ開梱までは全く安心が出来ない。 故に、リスクを見越して保険は絶対に必要。
保税倉庫にてバンニング。
左右前後共にサイズはギリギリ、特に左はコブシ一つ程度しか入らない。
エスカレード等をコンテナ輸送すると車高の高さが災いとなる事も有る。
台風の時期は海のシケで横揺れが増幅されてしまうからだ。ミラーの損傷やら、サイドウインドウの破損、、、コンテナ開梱までは全く安心が出来ない。 故に、リスクを見越して保険は絶対に必要。
外観・機関・試乗チェックを終えた後、契約書にサインを書き無事終了。やっと鍵を頂く。
以下、港の保税地区内の画像。
少々大きいが一般貨物と同じ扱い。 さて、ここでしばしお別れ「2週間後の再会」を待つこととなる。
契約する前に必ず外観及び機関のチェックを怠ってはならない。
良いと期待しても悪いのが中古車、悪いと気落ちしていても意外と良かったりもする。
今回は、当初案内されていた車両情報でMY12と紹介されていたが、実はMY12.5だと判明。
これは現地に行って解った事でラッキーだった!
malooの2012年モデルは二種類存在する。前期モデルMY12の317Kwだった出力が、後期モデルMY12.5で325Kwにパワーアップされている。
MY12.5は日本で今のところこの一台だけであろう。
2016/11/05、事前に船積み会社と詳細な打ち合わせのもと、オーストラリア入りをする。
何と言ってもこの国の自動車事情が輸入に頼らざるおえない状況のため、輸入する船は頻繁に出入りしている。 しかし、輸出のノウハウは別問題、、
車の輸送にはローロー船があるじゃないって?輸入に頼る国だから確かに有る。
だがしかし、 そう簡単にはいかない。
これが散々頭を痛めた。
現地の港(画像の船は無関係)の保税地区の場所などを下見をした後、輸入予定のmalooとご対面。この日は初夏の暖かさ、日本とは全く違う空気感が心地よい。
オーストラリア唯一の自動車メーカー[GM HOLDEN]が2017年で新車の製造を終了してしまった事が非常に残念である。
既にパースのHOLDENディーラーに行っても新車のパンフレットが無く、ショールーム展示が縮小傾向にある事が見てわかる位に寂しい。
17年前に観光でケアンズを訪れた時、UTEの存在を初めて知り、
毎年のようにケアンズに出向いては、その進化ぶりを観察する事が楽しみの一つでもあった。
そして7年前に、ケアンズ郊外の交差点で、ディライトを点けた新型VE MALOO(真っ青なPerfect Blue)と遭遇した時の衝撃は、未だ忘れる事が出来ない瞬間である。
平行輸入車や改造登録申請の仕事をして早25年が過ぎ、「そろそろやろうか、、 MALOOの輸入」と思いたったのが去年の事。
日本の安全基準とは異なる安全基準、ADR(AUSTRALIAN DESIGN RULES)で作られているからこそ腰が重かった訳で、GM HOLDENが解散してしまえば更にその難易度が増す。
時間が経つにつれ、日本で登録できる可能性が極めて低くなるのだ。
もう時間がない、、過去の衝撃的出会いからか、ようやくVEの輸入を決意した。
現地買い付けから船積み、通関、排ガス及び加速騒音試験、並行輸入車登録申請、ナンバー取得までを一貫して独自で進行する為に「ハードルの高さ」をある程度見越していたが、案の定私の手がけた申請で最高難易度の申請となった。 全行程で4ヶ月間。
このブログを眺め、HOLDENの車を個人輸入で検討している方に一言。
「アメ車の輸入などとは比較にならない難易度」です。ハッキリ申し上げて難しい!
車が日本上陸を果たしてもナンバー取得出来ずに、最悪の場合は送り返しも覚悟しなくてはなりません!
それでも欲しいと言う方に朗報?。
MALOOの排ガスと加速騒音試験成績表有りますよ〜!
平成29年3月吉日
2012 HSV Maloo R8 325kw version
25th Anniversary MY12.5
登録完了〜!