調べた結果スロットルボディーからの漏れを確認した。
こんなガスケットが使われているが、組み付け方が乱暴な為に、ひしゃげて入っておりました。
当然ガソリンが漏れてしまいます。
部品を探すも関連部品パッケージに含まれていて、そのお値段は2万円オーバー
仕方なく作る事にしました。
目の保養に彼方此方見ながら運転していると、右ハンドルの日本車を左ハンドルに変更して輸出する会社が見えた。なぜか好奇心をくすぐられてしまうものである。
輸出先への「うたい文句」は安心の日本車だそうだ。
軽ワゴンからフィット、 デミオ、Vitzその他様々な車が所狭しと並べられている。
正面から見るとYARISに見えるが、ワイパーの向きを見るとVitz。これが何と1日で左ハンドルに化けてしまう。
コスト削減が不可欠なのか、現場で働いている人間は皆「○×△共和国」から来た現地人。
寒いのに実に活気ある現場だ。
ガス溶断の操作ミスで「パンパン」鳴らしているにぎやかな現場を見てみると、、、
長さが短いからと手棒の溶接でモコモコ盛り上げて延長したタイロッド、長いからと言って切ったロッドに基準値を大幅に下回る低いネジ山をハンドダイスで立てるなど、その道の達人達だ。
強引な作業で無惨に割れたダイスホルダーの横には、ダイスにボールジョイント付きタイロッドが直接溶接された特殊工具まである。
「SKS鋼によくくっ付いたな~」と関心してしまったが、それ以前に「焼き鈍し」なんていう心配も皆無、自由奔放な場所でもある。
胸を時めかせて車内を見ると確かに左ハンドルになっている。
どれどれ、と運転席に座ってみるとステアリングホイールの円中心が少々右にズレていたり、アクセルペダルとブレーキペダルの高さが異様に違ったりと茶目っ気豊富、ダッシュボードの切り貼りがデコボコだったりもするが気にしては行けない、
それでも「日本を出航すれば現地では安心の日本車」と、本来の日本車を知らない国では、そんなものなのである。
ジックリと仕事をするタイプの私にとって、とても刺激的な空間に見えたが、道路を走る車両は「安全第一」でなくてはならない事を再認識した瞬間でもあった。今後も作業クオリティーを下げずに、今まで通りの「確実な仕事」をこなして行こうと思う機会でも有った。
最後に一言。「その車、本来の日本車じゃ有りません!!~」
音楽発表会に使われるフラワースタンド製作
今回、新しい仕事が入った。音楽発表会に使う生花を用意するという仕事だ。
この手の発表会の演出に無くてはならない小道具として生花を飾る花台がある。
出来合いの物を用意しても構わないと依頼者から言われたが、地元の花屋にレンタルの花台を頼むと今回の材料費以上の請求書が来てしまう。
そして出番が終われば生花以外は何も残らずに全て回収されてしまうのだ。
モノ作りを仕事にしている立場上、それでは芸が無いので今回も作る事にした。それも前例のないデザインで。
因に「ピッタリこれと同じ物を作れ」と言われても無理、、感だけで作りましたから!
「世界に1つだけのフラワースタンドです」
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