翡翠色 オパール色 風の声

おひとりさまの人生 感じて 考えて 味わって(?)
草花とメダカに癒され生きています

シネマ・パラディッソ2010-後期 勝手に金虎賞!!

2011-02-03 | 本と映画と音楽とTV
2010年に見た映画評の前期の続きです。



 セックス・アンド・ザ・シティ2

とにかくこれを観ている間は、楽しめるのは間違いないので、
早速、4人のごとく、闊歩して映画館へ。
内容は、ほとんどドゥバイ観光PRになっちゃっているのですが、
それでも、うなずける胸きゅんエピソードの数々や、うっとりするファッションの洪水。
ただ、この作品はNYに生きる人々を描く所に魅力があると思うので、
わざわざゴージャス感を出す為に、ドゥバイに行かないで欲しかったです。
TVシリーズが始まってから、随分時が経ち、女優さん達も貫禄が付いちゃいましたね。
もっと観たいですが、そろそろ打ち止めかも知れませんね。ちと寂しい。。。


 告白

これは凄い!! 中島哲也監督、素晴らしいです!!
「下妻物語」「嫌われ松子の一生」など、元々、独特の映像世界を作り上げられる、
日本には希少な監督なのですが、この凄いらしい原作(読んでないけど)を、
映画にする事によって、更にストーリー上手く畳み込み、昇華させていると思えます。
今年の日本アカデミー賞、これが穫らなかったら、何かの陰謀だと思っちゃいますね。
教え子の中学生の誰かに、自分の子供をプールで殺された復讐を、
淡々とした表情で進めて行く教師に松たか子さん。
上手い女優さんですが、松さんには母性を感じないので、このキャスティングが
よかったのかは、少々疑問を感じます。
現代日本の心の問題を縮図にしたようなこの作品、これこそ海外で公開して欲しいものです。


 借りぐらしのアリエッティ

家のどこかにひっそりとくらす小さな家族、ひょっとしたらうちにも・・と思うと、
楽しい気持ちになりますね。
映像の美しさと、キャラクター達の細やかで伸びやかな動きは、
さすがにジブリ作品という感じでした。
ただ、この作品が素晴らしく良くできているか、と言われると、
あれ、これで終わっちゃうの??と思う程、あっさりした結末です。
大抵のジブリ作品は、尻つぼみのような終わり方をする傾向にあると思うのは、私だけでしょうか。
前作のポニョが、飛び抜けて良かったせいもありますが・・・不完全燃焼気味。
ただ、樹木希林さん、竹下景子さんを、声優に起用した事で、
この作品がかなりグレードアップした事は、間違いないです。


 インセプション

ハリウッド大作にふさわしく、ディカプリオや渡辺謙さんなど、出演者も豪華ですが、
セットやCGも変化に富んで、お金をかけただけの効果がきちんと出ていた感じです。
映像もクールで、とてもセンスがいいです。
何より、これ、脚本がよく出来ているのに感心しました。
人間の深層心理の中に入って行って、他人の情報を盗み出したり、書き換えたりするという
村上春樹氏の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」をパクったような
内容なのですが、その深層心理も階層があって、戻れなくなりそうになったり、
時間の経過の仕方が違っていたりと、仕掛けがいっぱいで、ホント、面白かったです。


 ソルト

とにかく、全編、ノンストップ・アクション・ムービーでした。
CIAの分析官のソルトが、ロシアのスパイ容疑をかけられるのですが、
これが実は、アメリカ側なのか、ロシア側なのか、度々のどんでん返しで、
気持ちいい緊張感でしたね。
しかし、前回観た「チェンジリング」とは一転、歯を剥き出してアクションしまくる
アンジェリーナ・ジョリーには、いささか面くらいました。
このアンジーは、ハンパないです。


 瞳の奥の秘密

アルゼンチン映画で、昨年の米国アカデミー賞の外国語作品賞です。
25年という時間の経過に対して、様々な「思い」のにじみ出し方が、
とてもよく描かれていて、厚みのある作品に仕上がっていました。
ミステリーでありながら、恋愛映画でもある・・・
こういう大人の鑑賞に堪えうる作品は、ありがたかったです。
ラストのオチには、うなりましたよ。


 悪人

予告編で「この役者さん、なんか見た事があるけど、誰だろう」と思わせる程、
妻夫木君は「いい人」モードをひっこめて、役にのめり込んでいるようでした。
モントリオール映画祭で主演女優賞を受賞した深津さんが注目されていますが、
これまでの軌跡を考えたら、大きな拍手は妻夫木君に贈りたいと思います。
今年の日本アカデミーの最優秀男優賞、あげたいなー。
脇を固める樹木希林さん、柄本明さん、岡田将生さん、これがまた素晴らしい!
刹那の愛に、自らの心の拠り所をみつける2人。
倫理的にはよくはないけど、理解は出来るその心情に、最後迄入り込んで観てしまいました。。


 ミックマック

この作品は「アメリ」を撮った監督さん。その映像のオシャレな事!
そうは見えないと思いますが、これは反戦映画なんです。
シリアスかつブラックなテーマを、個性的な面々がいたずらで反撃していく・・・
そりゃないだろうという事だらけなのですが、映画だからみんなアリ!
痛快で、楽しく、なかなか奥深い作品でありました。
やっぱり、フランス人って、センスがいいんだなぁ・・・


 彼女が消えた浜辺

私の人生初のイラン映画。ベルリン映画祭の銀熊賞です。
避暑にやって来た浜辺で、子供が行方不明になるのですが、
同時にたまたま誘われて参加した1人の女性も姿を消して・・・
その裏側に、イラン人の結婚制度や宗教観、家族同士の絆など、
とても綺麗に浮き彫りになっていて描かれており、
非常に興味深い内容でした。
イラン人の美しい笑顔、ビーチで楽しむ様は、
日本人とさして変わらない感じで、なんだか親しみを感じました。


 アイルトン・セナ ~音速の彼方へ

バブル期に、夢中になって観たF1のレース。
たぶんセナがいなかったら、あんなにのめり込まなかったと思います。
天才で、純粋で、美し過ぎるセナが命を落とすなんて、わかっていても、辛過ぎる結末。
最初から最後まで、胸をしめつけられっぱなしで、うるうる。。。
映画は主に、アラン・プロストとの確執を軸に描いているのですが、
プライベート映像もたっぷりと使われていて、
レースを離れた無防備なセナ、ブラジルを背負ったヒーローとしてのセナ、
恥ずかしながら、この映画を見て知った事が沢山ありました。
セナの見た、音速の世界がしっかり体感できますが、
よくぞこのプレッシャーの中で度々優勝したかと思うと、感無量です。


 ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1

出演者の面々が、どきっとする程大人になっていて、見ている方が
ちょっと照れてしまう感じでした。(特にロンがマッチョに!)
ホグワーズ魔法学校から、舞台は外に出ているので、軽く違和感がありましたが、
CGを駆使しての、ダイナミックな映像は、やはりハリーポッターの醍醐味ですね。
いよいよシリーズ最終章ですが、これ迄の様々な謎がまとまってきて、
比較的見やすい作品になっていたのではないでしょうか。part2が楽しみです。


 白いリボン

これね、カンヌ映画祭のパルムドールを獲得して、映画マニアには評価が高いのですが、
はっきり言って、見続けるのがしんどかったです。
モノクロの映像は、確かに芸術的で美しいのですが、字幕は白字なので読みづらいし、
翻訳も今ひとつ“こなれ”が悪く、ドイツ人の顔は区別がつきにくいし・・・
閉鎖的なドイツの村で起こった事件の「裏」というか根底に流れる規律や悪意、
わからないでもないですが、宗教観や時代背景をわかっていない私には高いハードルでした。
解説を読まなきゃ理解できない映画って、どうよ!?と、
根本的に「映画とはなんぞや!?」と考えさせられた作品でした。


 ノルウェイの森

これは先日のブログに、色々と書かせて頂いたのですが、
少し時間が経って思う事は、私には無理ですが、原作を読んでいない世界の大多数に向けたら、
案外悪くないのかもしれないと言う事です。
返す返すになりますが、あくまでもこれはトランアンユン監督のノルウェイの森ですね。



さて、あまり気の利いた感想文ではなかったですが、2010年を総括してみると、
度々思ったのは、「母性の強さ」を感じさせる作品が多かった事。

「母なる証明」「フローズン・リバー」「しあわせの隠れ場所」「プレシャス」「告白」
「彼女が消えた浜辺」と、母性なしには成立しない作品の数々。
「NINE」ですら主人公のグイドが、ソフィアローレン演じるお母さんを求めていましたしね。
今の時代で問われているものなのでしょうか・・・

そういえば、テレビドラマも「Mother」や「八月の蝉」など、母性がテーマでしたね。


もう一つの特徴は、上質なサスペンスやミステリーが多くて、とても楽しませてもらいました。
「母なる証明」「ミレニアム ドラゴンタトゥーの女」「フローズン・リバー」「告白」
「瞳の奥の秘密」「彼女が消えた浜辺」。ちょいズレますが「インセプション」「悪人」。
どれをとっても、当たり感がありますね。

まっ、「白いリボン」もミステリーですが。。。


さて、翠 映画祭の【勝手に金虎賞】ですが、


まず【映画館で観ま賞】です。
映像と音響が素晴らしく、今更ですが、家庭のTVでなく映画館で楽しんで欲しかった作品ですね。

これは「NINE」「インセプション」「告白」の3本に贈りたいと思います。


【優秀俳優&女優賞】は、
「悪人」の妻夫木聡君 、「母なる証明」のウォンビン君 
「第9地区」のシャルト・コプリーさん 、「NINE」の7人の女優陣 ・・かなー。
あと、「フローズン・リバー」のメリッサ・レオさんもよかった~!!



【最優秀作品賞=金虎賞】は、ノミネート作をまず5本。


「フローズンリバー」「NINE」「インセプション」「告白」「第9地区」が、特に面白かった印象が強いです。

あと、「母なる証明」「ミレニアム ドラゴンタトゥーの女」「インビクタス」
「瞳の奥の秘密」「アイルトンセナ」も捨てがたいものがありますけどねー。


1年を振り返ってみると、ああ、それも観てたんだ・・と思う事も結構あって、
印象に残っている作品、すっかりストーリーがあやふやになっている作品と両極で、
まぁ、そこで真価が問われる、という感じがしないでもありません。

えー、では、栄えある(?) 金虎賞は!!













   ドラムロール中~!!
















   発表いたします!!



2010年、翠映画祭、【勝手に金虎賞】は「フローズン・リバー」 に贈らせて頂きます!!

練りに練られた、完成度の高い作品だと思います。
この作品、実は世界中の映画祭の賞を総ナメにしているのですが、
サスペンスの組み立て方が、非常によくできていて、
意外性もあり、社会背景もきっちり描かれ、映像もダイナミック、役者さんもハマりで、
それらが集約されて大感動へ。各国で評価されたのも納得です。
前年に観た沢山の映画を合わせても、これが私のNo1!!
お気に入り映画として、殿堂入りです!!





で、【勝手に銀虎賞】は「NINE」に贈りたいと思います!

1カットたりとも、手を抜いていない、この凄さ!!
職人芸的に、素晴らしいカットの連続で、あっぱれ!!でした。

そして、この作品を観てらずっと、不思議な事に、外を歩いていると、
何度も何度もケイト・ハドソンが歌い踊る「シネマ・イタリアーノ」のシーンが、
頭に浮かぶんです。
この映画の中では、ケイト・ハドソンは、割と軽めな役なのですが、
この曲と彼女の姿のインパクトは大で、思い出すと、すっと背筋が伸びて、元気になるんです。
この作品で、「女性の美しさは、痩せている事じゃない」と、思い知らされました。
保存版にして何度も観たい、アンチエイジングのサプリメントのような作品です。





【翠映画祭 勝手に金虎賞】におつきあい下さり、ありがとうございました。
映画の楽しみ方は、人それぞれですし、違った感想もおありかと思います。

宗教観や人種問題がベースになっている作品は、日本人の私と異国の方々では、
感じ方も違うかと思いますので、色々と海外で賞を獲っているからと言って、
それを自分が楽しめるかは、まったく別問題だと、
「ハートロッカー」や「白いリボン」を観て、あらためて思い知った1年でもありました。


今年もすでに1ヶ月が過ぎ、3度、映画館に足を運びました。
「シチリア・シチリア」「バーレスク」「ソーシャル・ネットワーク」ですが、
すでにこの3本で、今年の金虎賞のノミネートを占めても良いくらいの、大当たりの作品でした。

また、来年の年始に。。。って、映画が公開されているうちに教えろ!!って!?
まっ、それはそうですよね。
実は、もっと沢山の人が読むと思われる、gooの映画サイトに感想文を書いてます。
なので、今回の半分位は、そこから引っ張りだして、改筆いたしました。
最初っから、これ全部なんて書けないですよ、さすがに。。。

では、今年もシネマ・パラディソ、存分に堪能したいと思います!!  











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7 コメント

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Unknown (peko)
2011-02-04 06:21:13
フローズンリバーもNINEも観てません~!
両方ともDVD出ているようなので絶対みます!!!
でも翠さん紹介の映画の中で一番観たいのは、のだめ~♪
千秋先輩ラブなので
告白は原作読みました。 映画もよく出来てるんですね。
松たか子、はまり役って感じがします。
SALTのアンジーはかっこよすぎて笑っちゃいますよね。
彼女、あの役作りのためにすっごいダイエットしたらしいです。元々細いのに
続編出るかなぁ~?
あと、同じくかっこよすぎて笑える系で
トムクルーズとキャメロンディアス主演の映画(タイトル忘れた)
ブルースウィルス主演のRED もいいですよ。
翠さんのおかげで観たい映画リストが増えました。
DVDレンタルサービスに入ってるので、どんどん注文しようっと♪
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豪華絢爛 (るちぃる)
2011-02-04 17:06:23
1年に1度のブログ!
こんなに豪華なブログ。。無料で拝見していいんですか?
翠さんの研ぎ澄まされた文章にも惚れ惚れ

それにしても、去年も多種多彩なジャンルの映画を観られたんですね。
疎い私は、中には知らなかった作品も。。

勝手に金銀虎賞の「フローズンリバー」、「NINE」は是非、観てみたくなりました。

翠女史による、2010年の作品の総括は、
「母性の強さ」との言葉が印象に残りました。
古今東西、文明が発達しようとも人間の営みには、
「母性」が根底に。

母性が枯渇している私は、
生活スタイルも見直さなくては。。と、思ってみたり。

今回も、色々と勉強させて頂きました。
今年は、私ももう少し、ロードショーを観に行く機会を
増やしたいです。
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ああ、燃えてきた! (やく)
2011-02-04 18:44:50
フローズンリバー、観てない!
だけど、あでやかな写真と翠さんのコメントを読んでるとすごくわくわくします。
やっぱり映画っていいなあ。

それにしても、最近は映画館が遠くなりつつあります。
地方ももっとあちこちで単館上映を挑戦してほしいなあ。
こんなに映画評を見せつけられると、渋谷あたりに引っ越したくなりますよ、ホント
返信する
Unknown (くーちゃん)
2011-02-04 22:37:28
翠さんの映画コメントを読んでたら見たいものがどんどん増えてます。
まずフローズンリバーは絶対見ようと思います。
レンタル屋さんに行ったらどれを借りたら良いか迷ったら翠さんのお勧め作品を選べばいいのでこれからはまず翠さんブログチェックしてから借りに行こうと思います。
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コメント、ありがとうございます! ()
2011-02-05 15:33:43
pekoさん、こんにちは!

千秋先輩中毒患者がここにも!
そのうちTVでやると判っていても、前編がイマイチでも、
観に行かずにはいられない、その引力・・・

アンジーって、そういう雰囲気じゃないのに、
なぜかアクションものを結構やっていますよね。
SALTでの身体は、本当に鍛えたんだろうなーという気がしました。

トムクルーズ&キャメロンディアスのNight & Day、PRで2人揃って来日しましたよ。
REDは、今丁度公開中で、観ようかと思ったているところです。

実は、pekoさん、アクション映画好きだったのですね!


 るちぃるさん、こんにちは!

稚拙な感想文におつきあい下さり、恐縮です。
2009年は、時間を埋める為に、かたっぱしから観ていましたが、
2010年は、それなりにチョイスしたつもりですが、イマイチもありました。
でも、有名でなくてもいい作品はいっぱいある訳で、それがアメリカ映画にばかり集中しかなった結果です。
でも、最後に賞を決めたら、アメリカ映画だったっていう事に、
我ながら愕然としないでもなく。。。

ホント、なんてこんな母性だらけなんだろう・・・って、不思議な程でしたね。
究極の純粋な愛でもあるので、心に響きやすいのかもしれませんが。

金虎・銀虎、おそらくどちらも、るちぃるさんには気に入っていただけるような気がします。
レンタル屋で迷ったら、思い出して下さいマセ。


 やくさん、こんにちは!

実は、やくさんの映画評を頼りに、いくつもの作品を観に行ってるんですよ。
第9地区もそうでした!

最近の映画館って、座席予約が出来るので、観に行く頻度が増えました。
逆に、そこがネックになって、座席の心配で、観たくても行けなかったのが「ミレニアム」の2と3です。
「フローズン・リバー」も渋谷のミニシアターだったので、面倒だなとも思ったのですが、
帰り道は、つくづく観に行ってよかったー!とほくほくしたので、
座席確保の葛藤には、打ち勝たなければならないと思った次第です。

ミニシアターの作品、1日に1回とか、時間限定でいいから、もっと全国的に展開して欲しいですね。


 くーちゃん、こんにちは!

フローズンな地に住むくーちゃんが、フローズンリバーを観たら、
どんな感想を持つのかなー・・・
もうDVDで出ているので、レンタル屋さんにも並んでいると思います。
地味ではありますが、心の何かをしっかりつかまれる作品でした。

たんたんさんと、映画の趣味は合うのかなー・・・これ、私はとても重要ポイントです。
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評論家も真っ青です。 (原村)
2011-02-06 14:17:51
こんにちは、翠さん。

素晴らしい記事でジックリと読み込んでしまいました。
昨日も、今日もです。

映画大好き人間だった自分なのに昨年は一度も映画館に足を運んでいませんでした。
TVやDVDで見る映画と映画館で見る映画は迫力も臨場感も大きく違うのに、遠のいておりました。

推薦の映画の中から自分が行きたいと思った映画を二つ、「プレシャス」&「オーケストラ!」です。意識的に時間を作らねば見ることがかないませんが。
意識した行動をとるべく努めねばと。

今気になる映画は「サラエボ、希望の街角」です。
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コメント、ありがとうございます! (翠のお返事)
2011-02-08 13:04:59
 原村さん、こんにちは!

稚拙な言いたい放題に、拍手を頂きまして、恐れ入ります。

映画館の大画面、音響、そしてあの空間の集中力が、あますところなく映画を楽しめると思うので、足しげく通っております。
逆に、良い作品だろうと思っても、レンタルでTVサイズで観てもいいだろうと思える作品もあります。

原村さんのお好みは、いまひとつ掌握できておりませんが、「プレシャス」はけっこう癖がありますので、好みが分かれる作品かと思います。
「オーケストラ」は、これは理屈抜きで楽しめました。
まだ新宿の映画館で辛うじてやっておりますので、ぜひ、素晴らしい音響を楽しんで頂きたいです。

あと「インビクタス」も原村さんのツボにはまるのではないかと、推測しております。

「サラエボ 希望の街角」興味深い作品です。
旧ユーゴスラビアの崩壊(と、言っても、元々1つの国であるには、民族も宗教も多様過ぎたと思いますが)の時の紛争では、数限りない悲劇が生まれてしまったかと思います。
映画は、異国の内情に触れるには、「この先の何か」に繋がるいい機会だと思っています。
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