スクレのホテルにいたマリアさま
アンデスはスペイン軍に征服されキリスト教が席巻 なんだかね・・・
先日の、ウユニ塩湖に続き、ボリビアの旅のお話です。
ボリビアの首都ラパスの空港は、そもそも標高4000mにありまして、
24時間の長旅を経て、そこで「あぁ着いた」と手足を伸ばして寝こけると、
低地に暮らす日本人は、あっと言う間に高山病にかかります。
頭痛と吐き気。理由は簡単、空気が薄い。。。
そんな訳で、話は前後しますが、ウユニは旅の行程では最後の方で、
ラパスから最初に向かったのは、スクレという標高2700mの街でした。
経験的に言って、標高2500m位迄は、大抵の人は具合が悪くならないと思っていたからです。
スクレのお化けが出そうなホテルで1泊して、私は軽い頭痛と共に目覚め、
同行者はいきなり高山病で起き上がれず、1時間遅れで出発しました。
先が思いやられます。
山奥へ、ガッタン、ゴットン。。。
午前11時。車を降りたところで最初に見た光景が、こんな風景です。

誰もいない~!
どこの田舎に行っても共通しているのは、まず出てくるのは、必ずニワトリだと言う事。
うまいものでも、くれると思っているのか、はたまた生命の危機を感じているのか。
なんだか張り切って、こちらへ走ってくるのです。

お~い! 誰かいませんかぁ~! (・・・と、いう気分)
・・・
して、やっと・・・
村人を発見!

ロバもうろつき、昼日中から、のどかなこと・・・
こちらの建物は、日干しレンガを積んでつくられています。
普通は、家族でハンドメイド。

そこに出て来た1匹のワンコが、とあるお宅へ導いてくれました。(嘘ですけど)
おぉ~!

女性達が織物をしておりました。
インディオの女性達の織り物の柄は、とても緻密で美しいものです。
糸を紡ぐところから始め、それぞれの色に染め、糸を左右に入れたり出したりして、
1ヶ月かかって、やっと1枚完成させるのだそうです。
自分たちで着る以外に、これを売って現金を得たり、物々交換で食料や家畜を手に入れたり。

柄は、自然や動物を模したものがほとんどで、この柄の違いが村の違いも表し、
近親結婚を避ける役割を果たしているのです。
数千年もの歴史をもつアンデスの様々な文化。
その叡智は、文字もなかった時代から、語られ、歌われ、またこのような柄によって、
21世紀の現代でも、脈々と受け継がれているのでした。
生きる為の智慧を持っている人、それが一番すごい人だと、私はあらためて思ったのでした。
ボリビア酸欠の旅話はつづく・・・・いつかは未定だけど
生きる為には、智慧がなくては!

こちらもひとつ、お願いします!

アンデスはスペイン軍に征服されキリスト教が席巻 なんだかね・・・
先日の、ウユニ塩湖に続き、ボリビアの旅のお話です。
ボリビアの首都ラパスの空港は、そもそも標高4000mにありまして、
24時間の長旅を経て、そこで「あぁ着いた」と手足を伸ばして寝こけると、
低地に暮らす日本人は、あっと言う間に高山病にかかります。
頭痛と吐き気。理由は簡単、空気が薄い。。。
そんな訳で、話は前後しますが、ウユニは旅の行程では最後の方で、
ラパスから最初に向かったのは、スクレという標高2700mの街でした。
経験的に言って、標高2500m位迄は、大抵の人は具合が悪くならないと思っていたからです。
スクレのお化けが出そうなホテルで1泊して、私は軽い頭痛と共に目覚め、
同行者はいきなり高山病で起き上がれず、1時間遅れで出発しました。
先が思いやられます。


午前11時。車を降りたところで最初に見た光景が、こんな風景です。


どこの田舎に行っても共通しているのは、まず出てくるのは、必ずニワトリだと言う事。
うまいものでも、くれると思っているのか、はたまた生命の危機を感じているのか。
なんだか張り切って、こちらへ走ってくるのです。

お~い! 誰かいませんかぁ~! (・・・と、いう気分)

して、やっと・・・
村人を発見!


ロバもうろつき、昼日中から、のどかなこと・・・
こちらの建物は、日干しレンガを積んでつくられています。
普通は、家族でハンドメイド。

そこに出て来た1匹のワンコが、とあるお宅へ導いてくれました。(嘘ですけど)


女性達が織物をしておりました。
インディオの女性達の織り物の柄は、とても緻密で美しいものです。
糸を紡ぐところから始め、それぞれの色に染め、糸を左右に入れたり出したりして、
1ヶ月かかって、やっと1枚完成させるのだそうです。
自分たちで着る以外に、これを売って現金を得たり、物々交換で食料や家畜を手に入れたり。

柄は、自然や動物を模したものがほとんどで、この柄の違いが村の違いも表し、
近親結婚を避ける役割を果たしているのです。
数千年もの歴史をもつアンデスの様々な文化。
その叡智は、文字もなかった時代から、語られ、歌われ、またこのような柄によって、
21世紀の現代でも、脈々と受け継がれているのでした。
生きる為の智慧を持っている人、それが一番すごい人だと、私はあらためて思ったのでした。
ボリビア酸欠の旅話はつづく・・・・いつかは未定だけど
生きる為には、智慧がなくては!


こちらもひとつ、お願いします!


