この歳にして、初めて独りで映画を鑑賞してきました
『終の信託』
http://www.tsuino-shintaku.jp/
来ているお客さんは お母さんより年配のご夫婦だったり、 そのまたお母さんだったりという方が観に来られていました
命を預かった時から『死』に向かって歩んでいる私たち…
私は生まれてくることも 死んでいくことも 自分の思いだけでは成り立たないと思っている。
神様にお祈りしても 仏様に手を合わせても お医者さんに懇願しても 治らない命があること…
お金で解決しない命もたくさんあること
でも、その選べれない命が自分自身にとって、必要な命であること
それを取り巻く環境は今の自分に課せられた大切な使命…
だいちゃんの誕生によって その多くを学んでいる
だから、私は自分が死んでいくことに何ら、抵抗はない
そして、今を後悔なく生きている (反省することはあるけどね…)
『尊厳死』
『安楽死』
http://100.yahoo.co.jp/detail/%E5%B0%8A%E5%8E%B3%E6%AD%BB/
それぞれ理解できるし、選べるなら自分の最後は 自分で選びたい と思っている。
しかし、考えるところは残された家族のこと
例え、私が肉の塊(いや…今も肉の塊ジャンはおいといて…)になったとしても 笑うことさえ出来なくなったとしても、それでも 『居て欲しい』と願うならば、 生かしておいてくれたらいいと思うし、 負担になるなら 延命治療は望まない
今回のこの映画では 死に行く『江木泰三』が奥様を思いやり、そしてプラトニックな恋に陥り選んだ彼の『死に様』
このことが裁判に発展したのは 奥様の嫉妬だろうか…
となると、奥様を思いやったはずの江木はとても大きな悲しみを奥様に残してしまったということだ
奥様目線で見てしまった私だが、この問題はやはりこれから『死に向かう』私たちが元気な間に 考えておかなければならない大きな問題で、なんかの形で 『形として残るもの』 に残しておかないといけないのかな
とも。
その時の環境や 自分自身の歳で考え方は変わってくると思うけど、 やっぱその都度残しておいた方がいいのかなぁ~
とも。
かといって、
命の選択 …
生まれていい命 と 悪い命がある
尊厳死 = 自殺
ではないことは確か
生きるんも難しいし、死ぬんも難しいってことだな
だから、人生楽しいんかな
うん…今を頑張って生きようか