みつい台周辺の花と蝶

みつい台周辺は未だ自然が一杯。
散策で出会った樹木や野草の花、蝶の姿を楽しんで。
(Ponちゃん)

シラカシ(白樫) と 蝶 アカボシゴマダラ

2019年08月12日 | みつい台周辺の昆虫
2019/08/12 (月曜日) 久しぶりに曇り、しかし雲の合間から陽射しが、暑くなりそうです。
自治会の管理者宅の傍に子供用の小公園があります。今まで全く気にしてなかったのですが、ここに高木の白樫が植栽ですが1本あることを、ひょんなことから
つい最近同好者の同定で知りました。

最近、野草の花が端境期のせいもあり少なく素材集めに苦労してます。おまけに猛暑、怪我の後遺症等で遠くまで足が延ばせず近隣中心の撮影になってます。
一昨日は管理者の近くの公園に今鳴き声が最高のミンミンゼミの抜け殻を見つけようと公園の樹を見回りに行った時の事、今年は全く目に入らなかった
蝶のアカボシゴマダラが幹の高さ5m位の位置に止まっているのを偶然発見する。
しかもその木の剪定した断面にコガネムシ科のシロテンハナムグリ、アオカナブン、クロカナブン、他にはチャバネアオカメムシ迄樹液に誘われてきている。

この樹は何だろうと同好者の掲示板でお尋ねしたところ「白樫」と同定して戴いた。成程、昆虫達が寄ってきた理由が分かる、吸蜜に来たんだ。

もう一つの長年の疑問、蝶のムラサキシジミを毎年自宅の庭で見かけたことがあったが食樹の白樫がどこにあるのか不思議だった。これが目の前の
公園にあることが分かりこの疑念も解決、すっきりしました。

このストーリーに関する画像を以下紹介します。

公園にはミンミンゼミの抜け殻を探しに行ったが親蝉しか見つからなかった。


撮影で来た蝉 左 ニイニイゼミ  右 アブラゼミ


左 ヒグラシ  右 ミンミンゼミ ほかにクマゼミの鳴き声を聞いたが高木の樹上で姿は見つけられなかった。


【ブナ科】シラカシ。常緑の高木で高さ20m 幹は直径80Cmに成長する。

初めて気づいた公園内のシラカシです。中央の剪定した10m位の高木です。
全景


同好者の同定に送った画像です。







この樹の幹に吸蜜中のアカボシゴマダラ(多分小型なので雄と推測する)を見つける。この蝶今年初めて出合う。撮影(8/10)







剪定した枝の切断面に寄ってきた シロテンハナムグリです。撮影(8/10)




樹液に寄ってきたクロカナブン、チャバネアオカメムシです。




みんな仲良く。アカボシゴマダラ・サトキマダラヒカゲ・シロテンハナムグリ他 撮影(8/11)





長年発生源の食樹の位置が分からなかった 蜆蝶の仲間 ムラサキシジミです。公園内で撮影(8/5)。
食樹のシラカシがこんな近辺にあることが分かり、管理者宅の庭でこの蝶が見られた長年の疑念が解けた。

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