2013/8/17 晴天、酷暑が続いてます。
今日はお盆の帰省客で各地の高速道路の上り線の渋滞が予報されてます。
気温も高く熱中症防止の水分補給と安全運転に特にご注意下さい。
北海道旅行の目的の一つ、タテハ蝶の仲間「
オオイチモンジ」の撮影を思い立ちました。
この蝶は本州では天然記念物に指定され、生息も山岳地帯の極限られた地域のみで出会うのも難しい。
子供の頃から対面したかった憧れの蝶、過去なん回も夢の中で遭遇した蝶です。
現在は北海道の道北地方に局所的に発生することが知られており、事前調査のうえ撮影旅行に出掛けました。
撮影期間は4日間確保しましたが天候に恵まれず、しかも今冬の雪害で多くの生息地の林道が封鎖され立ち
入れず撮影ポイントの確保に難儀しました。それでもなんとか遭遇し撮影も出来満足してます。
撮影で一番難儀したのは、蝶の採集者との遭遇、この相手は見つけ次第目の色変えて大型の捕虫網を振り回し
追いかける。
一緒になると撮影どころではありません。撮影の最大の天敵、しかも相手は4-50代の男性、採集のプロのよう
です。撮影と採集、同一場所では永遠に両立しませんね。
撮影した画像、ほんの一部ですがご紹介します。
林道で「
オオイチモンジとミヤマカラスアゲハ」が吸水中のところに出会う。

そっと近づき横から撮影。以外に人を恐れない。

もっと接近し翅を広げたところを狙う。

人懐っこく、私のズックに止まる。

止めた車のアンテナが珍しいのか遊んでいる。
先頭の画像の奥に止まっている「
ミヤマカラスアゲハ」美麗なアゲハ蝶の仲間です。
北海道特産種で年に1回だけ発生する「
エゾシロチョウ」です。
近年北海道で定着し始めた「
カラフトセセリ」です。北アメリカから牧草と共に入ってきたと言われてます。

腹部の黒いのは雌です。