数ヶ月前、ちょっと驚いた整理術をテレビで観ました。
年末が近づくと、毎年色んな掃除術・整理術が紹介されるのですが、この時に私が観た整理術は今までとはちょっと違っていて、とても斬新・・・といいますか、納得の整理術だったのです。
まず、その整理術を指導してくれるのは、ハキハキしたベテラン主婦ではなく、可愛らしい笑顔のお嬢さん。
番組の内容としては、そのお嬢さんがモノで溢れた芸人さんの部屋を片付けると言う、これまた毎年良く見る設定でしたが、そのモノを処分するかどうかの判断基準が
“トキメク”か“トキメカナイ”か。
きっとすでにご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、この方法を知ったとき『なるほどね』と思ったわけです。
今までの「必要」か「不必要」かでしかなかった基準では、どうしても分ける事ができなかったモノが、これだったら救われそう。
丁度このとき、我が家で預かっていた母の服が大量にあり、その処分をしたかったところだったのです。
まずは、母の服と自分の服からスタート!
いざ始めると、あれもこれも処分。そして着物や帯やハギレなども。
あとカバンやチープなアクセサリーも。
状態が良くてリサイクル可能な服以外に、合計でゴミ袋に5袋。
この時点で、かなりテンションが上がり、物置と化していた鏡台も整理。
いつ買ったのか、いつ開封したのかを忘れている化粧品や、もうガラクタにしか見えない雑貨も処分。
その後、いろんな引き出しの中を整理していき、聖域である本棚も。
これでかなりスッキリしましたが、我が家にはなかなか物が捨てられない男が一人居ます・・・。
んま、あくまで持ち主が“トキメク”か“トキメカナイ”かで判断する整理術ですので、他人が口を出してはいけません。
ただこの整理術のおかげで、洋服やカバン、着物や帯のスペースが空きましたので、素敵な出会いがあったと思います。
それは、先日の『るびーぶる昔着物展』で購入した羽織。
ぢつは本日12月2日に、吹上の『骨董祭』へ行きご披露したかったのですが、朝からの雨で断念。
ただ、どうしても欲しいものがあったので、昨日名駅へ行ってきまして、タカシマヤの着物売り場で、(こうゆう足袋が欲しいな)と思っていた足袋を購入。序に半襟も。
これまたぢつは、もう履くことは無いだろうと思っていた派手な柄足袋を、仕事で着物を着ていて足袋を欲しがっていた友達のお嬢さんに差し上げたところだったのです。
これからは、
『自分で管理できないほど多くのモノは持たない』
『何かをひとつ買ったら、その分何かを処分する』
つまり、あまりモノは増やさないように生活しようと、
今は思っています。