柳は緑、花は紅

ありのままのすうざん

男たちの“甲子園”

2009-08-13 09:03:10 | Weblog

夏休みの楽しみ と言えば、

海水浴 プール遊び キャンプ 花火大会 旅行 など等、アウトドアな世界。



花火大会以外は、紫外線で真っ黒 になりそうな予感・・・

そんな夏休みの楽しみで、日焼けせず、汗もかかず、でも爽快感 を感じることが出来ること。

それは、



夏の甲子園野球観戦っ!

なのではないでしようか。

特に、世のお父さん達が会社の夏休みに入る頃と、時を同じくして始まる

高校球児が熱い闘いを繰り広げる高校野球!! は、春の選抜高校野球 とは一味違うようです。

何故か、夏の高校野球にはドラマが生まれやすい。

それも、お父さん達が大好きな“雑草魂的ドラマ”

学校によっては数々の地方予選を一人の投手で勝ち抜き、夢の甲子園の舞台に立つころには気合で投げる生徒の姿を見ながら、自分も高校球児になり、同じ甲子園の土を踏んでいる気持ちになるのでしょうか。

特に近年の大会では、全国の高校野球ファンのみならず、国内に住む外国人の心にも感動を与えた、

マー君こと、田中マサヒロ投手(現・プロ野球楽天投手)率いる駒大苫小牧高校と、

ハンカチ王子こと、斉藤投手(現早大野球部投手)率いる早稲田高校との決勝戦は、


歴史に残る熱い闘い だったのでは。

因みにヒゲ君が応援していたのは、おば様たちが熱心に応援していたハンカチ王子ではなく、勿論マー君でした。

先日放送されたコノ闘いの裏話を、主役の二人の話を交えて振り返りましたが、やはり何度見ても感動します。
あの日・二日続いた決勝戦の日、マー君はウィルス性の胃腸炎に罹り、立っているのも無理なくらいだったと知って、あの頃応援していたお父様たちの心に新たな感動を。

私が高校生の頃は、同級生のPL学園のKKコンビ・キヨハラ&クワタの黄金時代で、彼らのドラフトの悲劇は、その後の二人の人生を大きく変えたことでしょう。

時に、高校球児はアイドルにもなります。
当時の女の子の雑誌には、全国の高校球児たちの写真付きプロフィールが特集されていました。

あまり高校野球に興味が無かった私でさえ、荒木大輔 という選手がかっこよかったという記憶がありますし、そのダイスケという名前を名づけられた、平成の怪物・松坂大輔投手の存在は、記憶に新しいところです。

我が家のヒゲ君も、かなりの高校野球好きで、出身地である三重県の高校の応援以外にも、北海道・東北地方の高校を熱く応援しています。

スポーツ新聞には、日本地図にその県の出場校名が書かれた勝ち残りマップ というものがあり、それはさながら、戦国時代における各大名の勢力図のようです。
優勝したチームはよく、「全国制覇を成し遂げた」という言葉で表現されますが、男達のDNAには、やはりその頃の記憶が残っているのでしょう。(あくまですうざんの意見です)


真夏の炎天下、日焼けした肌に流れる汗ときらりと光る白い歯、球児達の頬を伝う涙、一緒に戦ったチームメイトとの友情話、そのすべてが、テレビを見ているお父さん達が通り過ぎてしまった青春そのもの。

毎年のように繰り広げられる青春ドラマ が、いつまでもお父さん達の心のオアシスとして受け継がれるように、これからも頑張れ



高校球児たちよっ!

ウォーターガールの私も、結構すきみたいですね、高校野球